声優を目指すとき、レッスン・オーディション・収録現場で必要な持ち物はそれぞれ少しずつ違います。
この記事では3つのシーン別に必需品を全部整理しています。今日から使えるチェックリストとして活用してください。
持ち物って全部一度に揃えないとダメですか?
大丈夫ですよ。
シーンごとに必要なものが
違うだけなんです。
結論:声優の持ち物、まず何がいる?
レッスン・オーディション・収録で共通する必須



結論から言うと、レッスン・オーディション・収録の3シーンすべてで共通して必要になるものは次の7点です。
台本と筆記用具、アクセント辞典、ボイスレコーダー、喉ケアグッズ、飲み物、身分証明書類、そして清潔感のある服装です。
- 台本・筆記用具:指示の書き込みに使う。3色ボールペンが定番
- アクセント辞典:標準語アクセントの確認用。学校指定は紙が多い
- ボイスレコーダー:自分の読みを客観的に振り返るため
- 喉ケアグッズ:のど飴・喉スプレーなど、緊張で乾く喉のケア用
- 飲み物:常温の水が基本。リップノイズ対策にもなる
- 身分証明書類:オーディション・入所手続きで必要になる場面がある
- 清潔感のある服装:養成所・現場どちらでも第一印象に関わる
身分証明書類は入所手続きやオーディションの受付で提示を求められることがあるため、財布とは別に取り出しやすい場所に入れておくと安心です。
服装については、養成所ごとに私服・ジャージ等の指定がある場合があるので、入所前に必ず案内を確認しておきましょう。
全シーン共通の必須リスト(先に揃えるべきもの)



どのシーンでも使うものから先に揃えておくと、後から慌てなくて済みます。
台本・筆記用具・アクセント辞典・飲み物の4つは、レッスン・オーディション・収録のどの場面でも必要になります。
日ナレ(日本ナレーション演技研究所)のように入所審査が実技・簡単な筆記のみの養成所もあれば、入所後に持ち物を指定されるケースもあります。
いずれにしても、上の4つを先に持っておけばどこに進んでも困らないと考えていいでしょう。
逆に「先取りしすぎ」な持ち物(買いすぎ注意)
一方で、入所前に全部揃えなくていいものもあります。
例えば本格的なボイスレコーダーや高価な衣装は、レッスンを数回受けて自分の方向性が見えてからでも遅くありません。
学校指定のアイテムは入所後に確認してから買っても間に合いますので、最初の投資は上記の共通4アイテムに絞るのが安全です。
レッスンの持ち物リスト



声優養成所・声優専門学校のレッスンに通うときの持ち物です。
初回から全部揃えておく必要はありませんが、以下の3つは早めに慣れておくと安心です。
台本・筆記用具(4色フリクションが便利な理由)
声優の仕事はリハ後にディレクターからの指示を台本に書き込む場面が多く、黒・赤・青の3色ボールペンが定番です。
指示は一度しか伝えられないことが多いので、持ち替えなく書き込める多色ペンは1本あると作業が早くなります。
さらにフリクションタイプを選べば、指示が変わっても消して書き直せるのでおすすめです。100均でもOKですが、壊れやすいので選ぶ際は耐久性もチェックしましょう。
スタジオを使える時間は限られているため、共演者との簡単な打ち合わせにもあまり長い時間はかけられません。
黒だけだと台本の文字と同じ色になり見分けにくいため、赤・青を使い分けられる状態にしておくのがコツです。
何本も持ち替えるより、多色ペン1本で完結させる方が、本番中に落として音を立ててしまうリスクも減らせます。
アクセント辞典は紙・電子どちらを選ぶか
日本語には標準語のアクセントがあり、声優を含む放送業界では基本的に標準語を話すことになります。
学校指定は紙の辞典であることが多く、NHK日本語発音アクセント辞典が定番です。
レッスン中は電子辞典だと操作音が気になることもあるので、紙の辞典を手元に置いておく方が安心です。
動きやすい服装・上履きの目安
発声練習やボイストレーニングのレッスンでは体を動かす場面もあるので、動きやすい服装が基本です。
学校によっては上履き指定があるので、入所案内やオリエンテーションで事前に確認しておきましょう。
初回レッスンの前日は、上記3つに加えて集合場所・持ち物の指定がないかを入所案内でもう一度見返しておくと、当日慌てずに済みます。
オーディションって忘れ物したら即アウトですか?
後で対処法も紹介するので
一緒に確認しましょう。
オーディションの持ち物リスト



オーディション当日は、書類不備で受験できなくなるリスクがあるため、持ち物は前日までに全て揃えておきます。
レッスンの持ち物と違い、オーディションは一発勝負である点が最大の違いです。
書類系は受付の可否に直結し、グッズ系は本番中の安心感に関わります。優先度が違う2種類を混ぜて考えると抜け漏れが起きやすいので、分けて確認するのがコツです。
| 分類 | 持ち物 | 忘れやすさ |
|---|---|---|
| 📄 書類系 | 応募書類一式・入場証・案内状 | 高(前日のカバン入れ忘れが多発) |
| 🖼️ 書類系 | 指定サイズの証明写真 | 高(サイズ違いで受付不可のケースあり) |
| ✏️ グッズ系 | 筆記用具・アクセント辞典 | 中(会場での貸し出しは基本なし) |
| 💊 グッズ系 | 喉ケアグッズ(のど飴・喉スプレー) | 低(忘れても影響は小さい) |
応募書類一式・証明写真の忘れ物チェック
入選通知・受験票・案内状・指定サイズの写真は、持ち物の中で最優先度が高いものです。
前日の夜にもう一度、一式をクリアファイルにまとめて確認するのが確実です。
受験票・番号票の保管方法
受験票・番号票は当日の呼ばれ順や受付で必要になることがあります。
バッグの決まった位置に入れておくと、当日慌てて探すことになりません。
喉ケアグッズ(のど飴・喉スプレー)
緊張すると待ち時間中に喉が乾きやすくなります。
のど飴や喉スプレーを一つ入れておくだけで、本番直前の不安がかなり軽くなります。より詳しい喉ケアの選び方はこちらの記事で紹介しています。
ボイスレコーダーとアクセント辞典



必須ではありませんが、自分の読みを後から振り返れるように持っておく人も多いです。
事前に台本が渡されている場合は、自宅でアクセントを調べておき、当日に慌てて調べないで済む状態にしておきましょう。
診断ってどうやってやるんですか?
3つ質問にタップするだけで
今のあなたに必要なリストに
一瞬でジャンプできますよ!
収録・現場の持ち物リスト



収録・現場は、レッスン・オーディションとは少し違うルールがあります。
音を立てるものは極力持ち込まないのが現場のルールです。レッスンの感覚でボイスレコーダーを持ち込むとプロに見えないので注意しましょう。
片耳イヤホンが必要になるケース
吹き替えなど原音がある作品では、片耳イヤホンで原音を聴きながら収録することがあります。
現場では貸し出されないことも多いので、事前に現場から指定があった場合は自前で用意しておきましょう。
電池式のものを使う場合は、収録中に電池切れにならないよう予備を持っておくと安心です。
軽食・飲み物の選び方(リップノイズ対策)
マイクは口の音も拾うため、飲み物は常温の水が基本です。
甘い飲料やミルク系はリップノイズ(口を開け閉めする際の音)の原因になることがあるので避けましょう。
軽食は音の鳴らない形状のものなど、口の中で音を立てにくいものを選ぶのがマナーです。
厚底靴を持っていくべきか
背が低めでマイクの高さが合わないと感じる人は、つま先部分から高さのある靴を一足持っていくと安心です。
現場では足音も音拾いの対象になるので、靴音が鳴らないタイプを選ぶのが確実です。
待ち時間に羽織れる上着を1枚持っておくのもおすすめです。スタジオは空調で冷えやすく、喉を冷やすと本番の声に影響することがあります。
【30秒診断】今のあなたに必要な持ち物をチェック
ここまでの3シーンを読んで「結局自分にはどれが必要?」と迷ったら、下の3つの質問にタップして進んでください。
あなたの状況に合わせて、該当するシーンのリストへすぐジャンプできます。
Q1/3
あなたに今必要な持ち物は?
3つの質問に答えると、レッスン・オーディション・収録のうち先に見るべきリストへ案内します。
Q1. 今いちばん不安なのは?
Q2. 直近で予定があるのは?
Q3. 先に確認したいのは?
3シーン共通「絶対に外せない」持ち物ランキング



レッスン・オーディション・収録の3シーンのリストを横断して集計すると、複数のシーンで繰り返し登場する持ち物が見えてきます。
この記事内での登場回数をもとに、優先度をランキング化しました。
| 順位 | 持ち物 | 登場シーン |
|---|---|---|
| 1位 | アクセント辞典 | レッスン・オーディション・収録の3シーン全て |
| 2位 | 台本・筆記用具 | レッスン・オーディション・収録の3シーン全て |
| 3位 | 飲み物(常温の水) | レッスン・オーディション・収録の3シーン全て |
| 4位 | 喉ケアグッズ | オーディション・収録の2シーン |
| 5位 | ボイスレコーダー | レッスン・オーディションの2シーン |
迷ったらまずこの5つから揃えれば、どのシーンに進んでも困りません。
アクセント辞典と台本・筆記用具が同率で上位に来るのには理由があります。
標準語のアクセントを確認しながら台本に書き込むという作業が、レッスンでもオーディションでも収録でも共通して発生するためです。
忘れがちだけど差がつく持ち物



ここまでのリストに入れ忘れやすい、細かいけれど差が出るアイテムをまとめました。
リップクリーム・ハンドクリーム
レッスン室や収録スタジオは空調で乾燥しやすい環境です。
唇が乾いていると滑舌にも影響するので、リップクリームは小さめのものを一つ持っておくと安心です。
ハンカチ・ティッシュ・マスク
待ち時間の多いオーディションでは、季節を問わずハンカチ・ティッシュを持っておくと便利です。
冬場はインフルエンザ等の対策として、マスクも必需品と考えておきましょう。
小さめのポーチ・収納の工夫
筆記用具・喉ケアグッズ・リップクリームなど細かいものが増えてくるので、専用のポーチにまとめておくと出し入れがスムーズです。
カバンの中で迷子にならないよう、ポーチの中でも位置を決めておくのがおすすめです。
忘れちゃったらもうダメだ…
落ち着いてください。
多くは現地で調達できますよ。
持ち物が足りない・忘れた時の対処法



どれだけ準備しても、忘れ物はゼロにできないこともあります。
大切なのは忘れたときにどう動くかです。落ち着いて次の対処法を試してみましょう。
コンビニ・駅ナカで調達できるもの
筆記用具・のど飴・飲み物・ハンカチなどは、コンビニや駅ナカの売店でほぼ調達できます。
会場の最寄り駅を事前に調べておき、コンビニの有無を確認しておくと当日焦らずに済みます。
主催者・先生に相談していいこと悪いこと
アクセント辞典や台本などその場でしか用意できないものは、受付や講師に早めに相談しましょう。
多くの場合、貸し出しや代替案を案内してもらえます。ただし証明写真・受験票などの本人確認書類は代わりが効かないため、忘れた場合は正直に早めに申告するのが一番です。
正直に申告することで、次の案内(郵送での再提出など)をもらえるケースもあります。黙って諦める前に、まずは一声かけてみましょう。
声優の持ち物Q&A
よくある疑問を、録音・アクセント辞典・忘れ物・チェック方法の順に整理しました。
Q1スマホの録音機能でも代用できる?
レッスンでの練習用途なら十分代用できます。ただし現場ではスマホの電源を切るのが基本なので、専用のボイスレコーダーを別に持っておくと安心です。
学校によっては、レッスン中のスマホ使用自体を禁止しているところもあるので、事前にルールを確認しておくと安心です。
Q2アクセント辞典は本当に必要?
学校指定がある場合は必須です。指定がなくても、標準語のアクセントを確認する場面は多いので、早めに1冊持っておくことをおすすめします。
紙の辞典は重さがネックになりがちですが、レッスン・オーディション両方で使えるので長い目で見ると1冊で足ります。
Q3忘れ物をしたらオーディションで不利になる?
書類関連の忘れ物は受験できないリスクに直結しますが、筆記用具などの小物は現地調達や貸し出しで対応できることがほとんどです。
過度に心配しすぎず、この記事の比較表を目安に優先度の高いものから確認しておけば十分です。
Q4持ち物リストを毎回チェックする方法は?
前日の夜に、この記事の該当シーンのリストを見返しながら一つずつカバンに入れる習慣をつけると、忘れ物がぐっと減ります。
スマホのメモアプリにこの記事のリストを書き写しておき、チェックボックス代わりに使うのもおすすめです。
まとめ
声優の持ち物は、レッスン・オーディション・収録の3シーンで少しずつ違います。
迷ったら、まずアクセント辞典・台本と筆記用具・飲み物の3つから揃えるのが一番の近道です。
高価なものを一度に揃える必要はありません。今の自分に必要なシーンから、この記事のリストを一つずつ確認していきましょう。
この記事のチェックリストと診断ツールを使って、今の自分に必要なものから一つずつ準備していきましょう。









