声優って、みんな芸名を使ってるんですか?
本名のままの人もかなり多いんですよ。
まずはそこから見ていきましょう。
テレビに出ている俳優や歌手など芸能人は、芸名を使って活動している人が多い印象ですよね。
実はプロ・アマチュア問わず、声優さんでも芸名を使って活動している人がかなりいます。逆に、本名のまま第一線で活躍している声優さんも珍しくありません。
声優になりたい人はどんな芸名にするか悩むことも多いはず。芸名をどのタイミングで名乗り始めるのかも、意外と知られていません。
今回は、声優が使う芸名の決め方5選と、有名声優さんの改名エピソード、そして芸名を使い始めるタイミングや注意点まで、まとめて大公開します。
記事の途中には、あなたに向いている芸名タイプが分かる簡単な診断も用意しました。これであなたも、自分にぴったりの芸名の方向性が見つかるはず。ではいってみましょう。
まずは自分に合う見方を確認できます
声優は芸名と本名
どっちが多い?結論から解説



結論からいうと、明確な統計データは公表されていませんが、有名声優を見ても芸名派・本名派はほぼ半々といえます。
実際、声優の芸名についてまとめられた大手Q&Aサイトの人気質問でも、男性声優7名・女性声優6名ほどの実例が挙げられています。
その内訳を見ても、芸名派と本名派がきれいに分かれているわけではなく、混在しているのが実情です。
芸名というのは、声優の仕事で使う名前のことです。絶対に芸名を使わなければいけない、というルールはありません。
とはいえ、声優としてのアイデンティティでもある芸名は、やっぱりいいものにしたいですよね。極論を言えば、名前は「猫」でも「ポチ」でもOKです。
冗談はさておき、声優として活動するときにはずっとついて回る名前なので、決まりがないからこそ悩む人が多いんです。
「名は体を表す」ということわざのとおり、芸名の見た目や聞いた印象で、その人のイメージがある程度決まってくる感覚もあります。
声優としてやっていくうえで、芸名を使うかどうかに正解はありません。この記事で紹介する決め方や実例を見ながら、自分に合うスタイルを見つけていきましょう。
そもそもこのテーマがあまり深く語られていないのは、養成所や専門学校の授業でも「演技の基礎」や「発声」が優先され、芸名の決め方まで手が回らないことが多いためです。
だからこそ、実例を知っているかどうかで差がつきやすいポイントでもあります。
芸名を使う理由・
本名のまま活動する理由



芸名を使う人と本名のままの人、理由って全然違うんですか?
はい、実はメリット・デメリットが
はっきり分かれるんです。
芸名を使うか、本名のまま活動するか。この2つには、それぞれ違ったメリット・デメリットがあります。まずは芸名を使う理由から見ていきましょう。
芸名を使う理由
| 🎭 芸名を使う理由 | 内容 |
|---|---|
| ①覚えてもらいやすい | 字面や読みやすさを工夫できるので、視聴者の印象に残りやすい |
| ②本名を明かさなくていい | プライベートと仕事を分けて活動できる |
| ③事務所内での重複を避けられる | 同じ苗字・名前の人がいても、芸名で区別できる |
| ④役柄のイメージに寄せられる | ジャンルや役柄に合わせて名前の印象を調整できる |
上の4つの中でも、特に大きいのが③の「事務所内での重複を避けられる」という理由です。
声優事務所には多くの所属声優さんがいるため、同姓同名や似た名前の人と混同されないように、芸名で個性を出す人も少なくありません。
また、SNSアカウント名や配信活動用の名義を統一しやすいのも、芸名を使う人にとっての実務的なメリットです。本名だと個人情報の観点から使いにくい場面でも、芸名なら気にせず表に出せます。
本名のまま活動する理由
一方で、本名のまま活動する声優さんも少なくありません。わざわざ芸名を考える手間がかからず、家族や地元の友人にも「あの子だ」とすぐ分かってもらえるのが一番のメリットです。
本名のままだと家族や友人に応援してもらいやすいのが最大のメリットです。芸名を新しく浸透させる必要がないぶん、デビュー直後から周囲の応援を得やすいという声もあります。
声優養成所に入るときは本名で、その後声優事務所に所属してからも結局本名のまま、というパターンも結構あるんですよ。
芸名か本名か、どちらか一方を最初から決めきる必要はなく、活動しながら見直していく人も多いのが実情です。
どちらを選んでも、あとから変更すること自体は可能です。
ただし、変更のタイミングによっては印象がリセットされてしまうこともあるので、その点は後半の「芸名を使い始めるタイミングと注意点」で詳しく解説します。
【診断】あなたに向いている
芸名タイプ診断
芸名タイプを30秒で確認
今の状況に近いものを選ぶと、この記事でどこから読むべきか整理できます。
芸名の決め方
5つの方法



診断でタイプが分かったら、ここからは具体的な決め方を見ていきましょう。声優事務所や他の声優さんを見て、実際によく使われている芸名の決め方を5つピックアップしてご紹介します。
インパクト重視型の人は【4】、本名派の人は【5】、イメージ戦略型の人は【3】を重点的にチェックしてみてください。もちろん、複数の方法を組み合わせて考えるのもOKです。
芸名の決め方にルールはなく自由です。迷ったら、まず姓名判断と本名アレンジの2つから試すのがおすすめです。この2つは特別な準備がいらず、今日からでも始められる方法だからです。
姓名判断で決める。苗字と名前の組み合わせを、漢字の画数で占う方法です。声優としての芸名でもよく使われています。
本名を少し変えてみる。漢字をひらがな・カタカナに変えるだけでも印象は変わります。ゼロから考えるより取り組みやすい方法です。
生まれた子供に名づけをするときに姓名判断を基準にすることがあるように、声優としての芸名を考えるときにも姓名判断を使う人がけっこう多いんです。
インターネットでも姓名判断ができるサイトがありますが、迷惑メールが増えやすくなることもあるので、入力する情報には注意しましょう。
本名を少しだけ変えるだけでも、かなりイメージが変わります。同じ事務所に苗字や名前が同じ人がいる場合は、苗字だけ別のものに変えるという方法もOKです。
【3】どんな声優になるかで決める



アニメ声優になるなら、やわらかいイメージのひらがな表記にするのもアリです。こおろぎさとみさんや、かないみかさんは、文字にすると優しいイメージですよね。
吹き替え声優さんの場合は、漢字表記の声優さんが多い傾向があります。
演じたいジャンルのイメージから逆算して決めるのも、立派な方法のひとつです。
自分がなりたい声優像を先にイメージしてから、それに合う字面を探すという順番で考えると決めやすくなります。
【4】個性ある名前にする
業界は違いますが、ダイアモンド☆ユカイさんやつのだ☆ひろさんのように、記号を入れて個性的にすることもできます。エンドロールで流れてきたら、視線が集まること間違いなしです。
個性がありすぎて読めないという場合もあるので、くれぐれもほどほどに。読みやすさとインパクトのバランスを意識すると、覚えてもらいやすい名前になります。
【5】本名をそのまま使う
意外なことに、声優さんは本名をそのまま芸名として使っている人も多いです。声優養成所に入るときには本名で、その後声優事務所に入って、結局本名のままというパターンも結構あるんですよ。
生まれてこの方本名しか使っていない人も多いので「本名のままがいい」という人が多いんですね。無理に凝った芸名を考える必要はなく、本名という選択肢も十分に有力です。
有名声優の芸名・
改名エピソード実例



実際に有名な声優さんは
どうやって決めたんですか?
中原麻衣さんや堀江由衣さんなど、
実例を見ると理解が深まりますよ。
有名な声優さんたちはどんな芸名を使っているのか、決めた方法を見てみましょう。
プロの有名な声優さんでも、実は自分の本名をそのまま芸名にしている人がかなりいます。
意外に思われるかもしれませんが、それだけ「無理に凝った名前を作らなくてもいい」という証拠でもあります。
声優事務所の社長さんやお師匠さんから「この名前にしたら?」と提案されて、芸名を決めた人もいます。
もちろん最終決定はご本人がしているはずですが、お世話になった人がつけた名前ですから、尊敬や感謝を込めているのでしょうね。
中原麻衣さん
アイムエンタープライズ所属の中原麻衣さんは、日ナレ出身の声優さんです。
出身地としている福岡県北九州市の「中原」(なかばる)という土地の名前をとって、声優事務所の社長さんがつけたものを芸名として使っているそうです。
地名を由来にする決め方は、土地への愛着や出身地とのつながりを大切にしたい人にとって、参考になる方法のひとつです。
堀江由衣さん
堀江由衣さんは、ヴィムス所属の声優さんです。アーツビジョンの声優特待生のオーディションを受け、3000人の志願者の中から5人の合格者の1人となりました。
最初は本名で活動していた堀江由衣さんですが、1996年ごろに現在の堀江由衣として改名しています。デビュー後に改名するケースがあることも、覚えておきたいポイントです。
山口勝平さん
高校卒業後、福岡から上京した山口勝平さんは、師匠でもある故・肝付兼太さんが芸名の名づけ親です。
福岡の方言がなかなか抜けなかった山口さんに「訛りの抜けないいなかっぺ」という理由でつけた芸名なのだそうですよ。ユーモアを込めたエピソードから名前が生まれることもあるんですね。
このように、名づけの由来はさまざまです。真剣な意味を込めたものもあれば、少しくすっと笑えるようなエピソードから生まれた芸名もあります。
由来そのものが、その声優さんらしさを物語っていることも多いんです。
花江夏樹さん(本名そのまま芸名にした代表例)
ここまでは改名した実例でしたが、花江夏樹さんは本名をそのまま芸名として活動している代表例としてよく知られています。
芸名を変えるなら、事務所やお世話になった人に相談してから決めるのが安心です。無理に凝った名前にしなくても、本名のまま第一線で活躍している声優さんはたくさんいます。
芸名を使い始める
タイミングと注意点



芸名って、途中で変えたら
大変なことになりませんか?
印象が変わるリスクはあります。
注意点を一緒に確認しましょう。
芸名を名乗り始めるタイミング
さて、芸名は考えたものの、いつから使うのか悩むところです。声優の芸名は、声優事務所に「声優」として登録された段階で芸名を名乗ることが多い印象です。
人によっては、声優養成所や声優専門学校の段階ですでに芸名を名乗る人もいます。
芸名を名乗り始めるタイミングにも、特にルールはありません。
デビュー前に決めておくか、事務所所属のタイミングで決めるか、自分のペースで考えて大丈夫です。
途中で芸名を変えるときの注意点
芸名を名乗ることで、周りからの印象が変わります。途中で芸名を変えたくなる人もいるでしょう。もちろん途中で変えることもアリです。
ただ、芸名のイメージが濃くついていて、声優として波に乗り始めたときに芸名を変えてしまうと逆効果になることがあります。
それまでにせっかくいい印象を持たれていても、リセットされてしまうことも。変えるときは慎重に判断しましょう。
途中で芸名を変える場合は、今の芸名のイメージを壊さない範囲にとどめるのが無難です。読み方は同じで表記だけ変える、といった小さな調整から始めるのもひとつの方法です。
R指定作品での芸名の使い分け
また、R指定の作品に出るときには、本名や主に使う芸名を使うと、世間的に悪い印象を持たれてしまう可能性もあります。
そんなときにはR指定用の芸名を考えて、別の芸名を使っている人が多いんですよ。ジャンルによって名前を使い分けるのも、声優ならではの工夫のひとつです。
メインの活動と切り離すことで、それぞれの仕事に安心して取り組めるというメリットもあります。
使い分ける名前が増えるほど管理は大変になりますが、事務所と相談しながら決めれば問題ありません。
無理に1つの名前だけで全ジャンルをカバーしようとしなくても大丈夫です。
まとめ
私は声優としては吹き替えジャンルに進んだのですが、声優事務所に所属する際に、本名を全部ひらがなにしてデビューしました。
声優事務所の人や収録現場のスタッフさん、そして何よりも視聴者から見てイメージが湧きやすく、印象に残る芸名がおすすめです。
声優の勉強もいいけれど、たまにはちょっと声優になったときの芸名を考えるのも息抜きになりますよ。診断結果や実例を参考に、自分らしい芸名の方向性を探してみてくださいね。
改めて振り返ると、芸名選びで大事なのは「正解」を探すことではなく、自分がその名前で長く活動していけるかどうかです。
姓名判断や本名アレンジのような手軽な方法から始めて、必要になったタイミングで見直していけば十分です。
有名声優さんたちの実例からも分かるとおり、事務所やお世話になった人に相談しながら決めるのも心強い進め方のひとつ。焦らず、自分のペースで考えてみてください。









