声優養成所は趣味でも通える?プロ前提ではない教室・スクール9選を徹底比較

ミウ

声優養成所ってオーディション必須なんですよね?趣味なだけなんですけど…

声優カナ

趣味だけなら、審査がほぼない『声優教室』タイプを選べば大丈夫だよ。

「声優養成所」と聞くと、オーディションに合格した人だけが通える場所というイメージが強いかもしれません。

ですが結論から言うと、プロを目指さない趣味・カルチャースクール感覚でも通えるスクールは実在します。

この記事では、声優養成所そのものと、審査なしで通える声優教室を分けたうえで、実際に趣味利用がしやすい9校を比較していきます。

目次

声優養成所は「趣味」でも通える?
プロ前提の養成所と教室の違い

声優養成所=プロダクション運営・オーディション審査が基本

「声優養成所」という名称が付く施設の多くは、声優事務所(プロダクション)が直接運営しています。

入所には実技・面接を中心としたオーディションを通過する必要があり、入所後も定期的な進級審査があるのが一般的です。

審査に落ちればその養成所には通えませんし、入所後も進級審査に通らなければ上のクラスに進めない仕組みになっています。

つまり「養成所」という言葉自体に、すでに「プロを目指す人向け」という前提が含まれています。

趣味なら「声優教室・スクール」も選択肢に入る

一方で「声優教室」「声優スクール」と呼ばれる施設は、カルチャースクールに近い運営形態のところが多く、入会時のオーディションが無いか、あっても形式的な面談のみというケースがほとんどです。

月謝制・単発チケット制で通えるところも多く、デビューを前提にしない受講者を最初から想定しています。

料金体系も養成所とは異なり、年間契約ではなく毎月の月謝や、レッスンごとの単発チケットで支払う形が中心です。

この記事で紹介する9校には、審査が厳しめの養成所枠と、審査がほぼない教室枠の両方を含めています。どちらが自分に合うかは、後述の「選ぶときにチェックすべき5つのポイント」で整理します。

【比較表】趣味・カルチャースクール感覚で
通える声優養成所・教室9校

まずは9校を種別・通いやすさ・費用感で一覧比較します。気になる学校名があれば、下の「9選」でそのまま詳細を確認できます。

表の「種別」欄で「教室」となっているところほど、オーディションのハードルが低く趣味利用に向いています。

逆に「養成所」はプロ育成が前提のため、審査や進級試験がある点をふまえたうえで比較してください。

🏫 学校名 種別 週1〜/単発 費用目安 オーディション
日本ナレーション演技研究所(日ナレ) 養成所 週1〜2回 年間20万円+入所金10万円 実技+簡単な筆記
シアーミュージック 声優コース 教室 月4回・単発体験可 月16,000円+入会金2,000円 なし(体験のみ)
アバロン声優スクール 教室 月謝制・振替自由 要問い合わせ なし〜簡易面談
WOOD(声優学校ウッド) 養成所寄り 平日夜間クラスあり 要問い合わせ 面談中心
キャストパワーネクスト 教室 種目を選べるオーディション 要問い合わせ 選択式・未経験者向け
アミューズメントメディア総合学院(AMG)声優オンライン専科 専門学校の通信講座 夜間・日曜(全20回) 要問い合わせ なし(通信)
ヒューマンアカデミー 声優通信講座 通信講座 通学不要・自分のペース 要問い合わせ なし
ストアカの単発声優体験レッスン 単発ワークショップ 1回だけ 1回数千円台が中心 なし
声優のいろはボイスアカデミー 教室 要問い合わせ 要問い合わせ 面談中心・趣味利用歓迎を明言

趣味で通える声優養成所・教室9選

ここからは9校それぞれの特徴を、通し番号付きで紹介します。全て実際に運営されているスクールの情報です。

1つ目:日本ナレーション演技研究所(日ナレ)

日ナレは全国12校舎を展開する業界最大手の養成所で、週1回2時間から通えるコースが基本です。

入所条件は中学卒業程度の学力のみで、審査も実技と簡単な筆記が中心と、大手の中では間口が広いのが特徴です。

通いやすい曜日・時間帯を相談したうえでクラスが決まる仕組みのため、平日夜や土日だけの通学にも対応しやすくなっています。

年間学費は20万円、入所金10万円が目安で、土曜・日曜クラスも用意されているため、社会人が趣味として通うにも現実的な選択肢になります。

大手ならではの校舎数の多さから、自宅や職場から通いやすい校舎を選べる点も、続けやすさにつながっています。

2つ目:シアーミュージック 声優コース

音楽教室・ボイトレスクールとして全国展開しているシアーミュージックには、声優コースがあります。

月4回16,000円、入会金2,000円という料金体系で、担当講師とのマンツーマンレッスンが受けられます。

アニメ映像を使ったアフレコ練習など、実践的なレッスン内容が用意されているのも特徴です。

単発の体験レッスン制度もあるため、まずは1回試してから継続を決めることもできます。

音楽教室が母体のため、発声やボイストレーニングの基礎から丁寧に学びたい人にも向いています。

3つ目:アバロン声優スクール

アバロン声優スクールは声優・ナレーターのボイストレーニングを専門に扱うスクールです。

月謝制で振替が自由なため、仕事の都合でレッスン日をずらしやすい社会人に向いています。

レッスンの繰越制度もあり、忙しい月があっても消化しきれなかった分が無駄になりにくい仕組みです。

デビューを急がず、自分のペースで発声や演技の基礎を積み上げたい人と相性が良いスクールです。

スケジュールの融通が利きやすい分、繁忙期がある仕事をしている人でも通学を諦めずに済みます。

4つ目:WOOD(声優学校ウッド)

WOODは社会人・フリーターから趣味で通いたい人まで幅広く受け入れる声優学校で、平日夜間クラスが用意されているため日中は仕事という人でも通学のハードルが下がります。

プロを目指す本格コースと並行して、趣味レベルでの受講にも柔軟に対応している点が特徴です。

同じ校舎に目指すレベルの異なる受講生が混在しているため、周囲のペースに合わせすぎず自分の目的に集中しやすい環境です。

5つ目:キャストパワーネクスト

キャストパワーネクストは対象年齢6〜60歳と非常に幅広く、未経験者向けにオーディション種目を選べる仕組みを持っています。

『やってみたい種目』を自分で選んで挑戦できるため、いきなり厳しい審査に晒される不安が少なめです。

年齢を理由に選択肢から外していたスクールの中にも、実は対象になっているケースがあるという一例です。

対象年齢の幅広さから、10代の学生からシニア世代まで、幅広い年代が同じ入口から挑戦できる点も特徴的です。

ミウ

9校もあると、もうどれが自分に合うのか分からなくなってきました…

声優カナ

気になった学校だけ覚えておけばOK。この後で絞り込み方を整理するね。

6つ目:アミューズメントメディア総合学院(AMG)声優オンライン専科

専門学校のアミューズメントメディア総合学院(通称:AMG)は、声優オンライン専科という通信コースを持っています。

夜間・日曜に自宅から受講でき、全20回のカリキュラムで通学せずに学べます。

専門学校本科ほどの本格志向ではなく、まずはオンラインで雰囲気をつかみたい人に向いています。

校舎が近くにない地方在住者でも、通学の負担なく受講できる点が大きなメリットです。

専門学校が運営する講座という安心感がありながら、通学コースより気軽に始められる位置づけになっています。

7つ目:ヒューマンアカデミー 声優通信講座

ヒューマンアカデミーの声優通信講座は、通学不要で自分のペースで学べる講座です。

決まった曜日に通う必要がないため、仕事や家庭のスケジュールが不規則な人でも続けやすい形式です。

教材に沿って基礎から学び直せる構成のため、演技経験がまったくない人の入り口としても使いやすくなっています。

通学型のスクールと比べて自分から学習を進める意識が必要になる分、マイペースに趣味として楽しみたい人には合っています。

8つ目:ストアカの単発声優体験レッスン

スキルシェアサービス「ストアカ」には、東京開催を中心に単発の声優体験レッスンが多数掲載されています。

1回だけ試してみたい、継続はまだ決めていないという段階の人に向いた選択肢です。

講師や教室ごとに内容・料金が異なるため、複数を見比べて自分に合うスタイルを探すという使い方もできます。

契約や入会の手続きが不要なぶん、思い立ったときにすぐ申し込めるという気軽さも魅力です。

9つ目:声優のいろはボイスアカデミー

声優のいろはボイスアカデミーは、「プロの声優になるわけではない人」の受講も明言している数少ないスクールです。

体験レッスンの段階で趣味利用が可能かどうかを直接確認できるため、遠慮せず相談しやすい窓口になっています。

「オーディションを受けるつもりはないが演技は学びたい」という、他校では相談しづらい希望を伝えやすいのが強みです。

趣味利用を前提にした案内をしてくれるため、他校で断られるのではと不安な人ほど問い合わせてみる価値があります。

趣味で選ぶときに
チェックすべき5つのポイント

9校を見て気になるところが増えた人ほど、次の5つの基準で絞り込むと選びやすくなります。

1つ目:週1回・単発など通学頻度を選べるか

仕事や学校と両立するなら、まず通学頻度の柔軟さを確認しましょう。日ナレのような週1回コースもあれば、ストアカのような単発だけの選択肢もあります。

毎週通う自信がまだない場合は、単発から始めて生活リズムに合うか試すという順番でも問題ありません。

2つ目:月謝制か年間契約かで総額が大きく変わる

年間契約の養成所月謝制の教室では、初期費用の重さがまったく違います。

年間契約は入所金と学費をまとめて支払う形が多く、月謝制は毎月の負担は軽い一方で総額が見えにくいという違いもあります。

趣味として気軽に始めたいなら、まず月謝制から試すのも一案です。

3つ目:オーディション審査の有無・厳しさ

審査に不安がある人は、キャストパワーネクストや声優のいろはボイスアカデミーのように、審査が軽い・趣味利用を明言しているスクールから検討すると安心です。

審査の有無は公式サイトに明記されていないことも多いため、体験レッスンの申し込み時に直接確認しておくと二度手間になりません。

4つ目:年齢層・受け入れ年齢の上限

キャストパワーネクストは6〜60歳が対象と幅広く、年齢を理由に諦める前に対象範囲を確認する価値があります。

養成所によっては10〜20代を主な対象としているところもあるため、30代・40代から始めたい場合は特に事前確認が重要です。

5つ目:オンライン受講に対応しているか

近くに校舎がない、通学の時間が取りにくいという人は、AMGの声優オンライン専科やヒューマンアカデミーの通信講座のようなオンライン完結型を検討しましょう。

通学時間そのものがゼロになるため、地方在住者や小さな子どもがいる家庭でも続けやすい選択肢になります。

費用相場は?
養成所と声優教室の月謝・年間費用を比較

声優養成所(プロ養成コース)の年間相場は20万〜50万円

日ナレの例では年間学費20万円+入所金10万円が目安で、プロダクション直営の養成所はおおむねこの水準からスタートします。

プロ輩出実績を重視する専門学校系のコースになると、施設費や教材費が別途かかることもあり、年間の総額はさらに上がる傾向があります。

入所金は初年度のみで、2年目以降は年間の学費だけが継続してかかるという料金体系が一般的です。

声優教室・カルチャースクールなら月5,000円〜1万円台も

一方、シアーミュージックの声優コースは月4回16,000円、単発のストアカ体験レッスンなら1回数千円台からと、趣味利用を前提にした料金設計になっています。

入会金も2,000円前後と、養成所の入所金10万円と比べるとかなり抑えられているのが特徴です。

「まず月1万円前後で試してみて、続けられそうなら年間契約の養成所に切り替える」という段階的な始め方も現実的な選択肢です。

週1・土日だけでも続けられる?
社会人の両立スケジュール例

ミウ

仕事しながらでも本当に続けられますか?途中で挫折しそうで心配です…

声優カナ

無理に毎日通う必要はないよ。平日夜か土日だけに絞ったモデルケースを2つ紹介するね。

平日夜間クラス中心の1週間モデル

WOODのような平日夜間クラスを利用すれば、仕事終わりの1〜2時間だけをレッスンに充てる形が作れます。

週1回・2時間程度であれば、他の予定を大きく圧迫せずに継続しやすいペースです。

通う曜日を固定しておけば、毎週同じリズムで生活に組み込めるため、途中で通学が負担になりにくいというメリットもあります。

土日集中+オンライン受講を組み合わせるモデル

日ナレの土曜・日曜クラスや、AMGの声優オンライン専科(日曜受講)を組み合わせれば、平日はまったく時間を取られない通い方も可能です。

平日は仕事に集中し、休日にまとめてレッスンを受けるスタイルなら、平日の残業や急な予定変更にも振り回されにくくなります。

「週末だけ・オンラインだけ」でも継続できる選択肢があることを知っておくと、挫折への不安がかなり軽くなります。

もっと本格的に「週1,2回でプロを目指せる養成所」を比較したい場合は、社会人でも通える声優養成所ランキング13選もあわせてチェックしてみてください。

オーディション・年齢が不安な人へ
未経験でも入りやすい見分け方

ミウ

オーディションで落とされたら恥ずかしいので、そもそも受けたくないです…

声優カナ

『審査あり=落とされる』とは限らないよ。種目を選べる学校もあるんだよ。

キャストパワーネクストは対象年齢6〜60歳で、未経験者向けにオーディション種目そのものを選べる仕組みを持っています。

全員が同じ課題に挑む一発勝負の審査ではなく、自分の得意分野に近い種目を選んでから挑戦できる点が、他の一般的なオーディションとの違いです。

「審査=落とされるかもしれない場所」ではなく「自分に合う種目を選べる入口」だと捉え直すだけで、心理的なハードルはかなり下がります。

声優のいろはボイスアカデミーのように、趣味利用そのものを歓迎すると明言しているスクールから体験レッスンを受けてみるのも、不安を減らす近道です。

年齢についても、公式サイトに年齢層の目安が書かれていない場合は、体験レッスンの問い合わせ時点で率直に確認してしまうのが一番早い方法です。

体験レッスン・見学だけでも参加できる?
申し込みから受講開始までの流れ

体験レッスンの申し込み方法

ストアカやシアーミュージックのように、公式サイトやアプリから単発の体験レッスンをそのまま予約できるスクールが増えています。

日ナレのような養成所系でも、入所前の見学・説明会を随時受け付けているケースが多いため、いきなり入所を決めずにまず話を聞くという使い方ができます。

初回に必要な持ち物・服装

特別な道具は不要で、動きやすい服装と筆記用具があれば十分というスクールがほとんどです。

台本やテキストはレッスン当日に配布されることが多いため、事前に準備しておく必要があるかどうかは申し込み時に確認しておくと安心です。

1つめ

公式サイトやストアカから、興味のあるスクールの体験レッスン・見学枠を探して予約する。

2つめ

当日は動きやすい服装と筆記用具を持参し、指定の時間に会場(またはオンライン)へ集合する。

3つめ

体験後、その場で趣味利用が可能かどうかをスタッフに直接確認してから、継続するかどうかを決める。

「趣味のつもりが本気になった」
ときの切り替え方

ミウ

趣味で始めたつもりが、思ったより楽しくて『本気で目指してみたいかも』と思い始めました…

声優カナ

それはよくあることだよ。そのときは、プロ実績を重視した養成所選びに切り替えていけば大丈夫。

趣味として通ううちにレッスンが楽しくなり、デビューを意識し始める人は珍しくありません。

実際、声優教室からスタートして、そこでの経験を土台にプロダクション直営の養成所を受け直す人もいます。

本気で目指す段階に入ったら、オーディション実績・事務所所属実績を重視した養成所選びに切り替えるのがおすすめです。

プロ志向で比較したい場合は、週1,2回でも通える社会人向け声優養成所ランキング13選や、全国158校から選んだ声優養成所おすすめランキング10選もあわせて参考にしてください。

よくある質問
趣味で声優養成所に通うことについて

Q1. 学生ではなく社会人でも入所できますか?

はい。日ナレをはじめ、多くの養成所・教室が社会人の受講を想定した夜間・土日クラスを用意しています。

むしろ近年は業界全体で社会人受講生の割合が増えており、周りに同世代の受講生がいないという心配は不要です。

Q2. オンラインだけで完結する養成所・教室はありますか?

AMGの声優オンライン専科やヒューマンアカデミーの通信講座のように、通学不要で完結するコースがあります。

地方在住で近くに校舎がない人でも、これらのコースなら受講を検討できます。

Q3. 年齢制限はありますか?

スクールによって異なりますが、キャストパワーネクストのように6〜60歳を対象とする幅広い受け入れ先もあります。

年齢を理由に最初から候補から外す前に、各校の対象年齢を個別に確認することをおすすめします。

Q4. 途中でやめても違約金はかかりますか?

月謝制・単発制のスクールは基本的に違約金の心配が少ない一方、年間契約の養成所は契約内容の事前確認が必要です。

入所前に、途中解約時の返金規定や違約金の有無を必ず書面で確認しておきましょう。

まとめ:「趣味」でも
胸を張って声優養成所・教室を選んでいい

声優養成所という名前だけを見て、プロ志望者しか通えないと思い込む必要はありません。

審査の厳しさ・料金体系・通学頻度はスクールごとに大きく異なり、趣味利用を前提にした選択肢も確実に存在します。

週1回・単発・オンラインなど、趣味として無理なく続けられる選択肢は今回紹介した9校だけでも十分にあります。

本気で目指したくなったときは、いつでもプロ志向の養成所へ切り替えられるという事実も、最初の一歩を軽くしてくれるはずです。

まずは気になったスクールの体験レッスンから、気軽に一歩踏み出してみてください。

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