声優養成所に入るにはどうすればいいのか、何から動けばいいのか分からず足が止まっている人は多いはずです。
「オーディションを受ける」ことは知っていても、その前に何をすべきかは、意外と誰も教えてくれません。
結論から言うと、声優養成所に入るまでの道のりは説明会→学校見学→体験レッスン→入所オーディション→入所手続きという5つのステップに分解できます。
この記事では、各ステップで実際に何をすればいいか、説明会で何を聞くべきか、体験レッスンに何を着ていけばいいかまで、入所前に知っておきたいことをまとめて解説します。
読み終える頃には、今日から動き出せる最初の一歩が見えてくるはずです。
声優養成所に入るにはどうすればいいのか、正直何から始めたらいいか全然わからないです…。
大丈夫、順番に5つのステップで説明するね。まずは入るための条件から一緒に確認しよう。
声優養成所に入るために
必要な条件は3つだけ



結論から言うと、声優養成所に入るために必要な条件は、学歴・年齢・費用の3つだけです。
学歴は「中学卒業程度」を条件にしている養成所が大半で、高校中退でも通えます。
年齢は15歳前後から30代前半までを対象にしている養成所が多く、社会人からの入所も珍しくありません。
費用は入所金・月謝が数万円〜十数万円程度の養成所から、業界最大手の日本ナレーション演技研究所(日ナレ)のように費用無料の養成所まで幅があります。
演技経験の有無は、この条件に含まれていません。未経験からのスタートを前提にしている養成所が大半だからです。
3つの条件を満たしているか確認できたら、次は実際に動き出すステップに進みます。
声優養成所に入るまでの5ステップ
説明会から入所手続きまでの全体像



声優養成所に入るまでの流れは、養成所によって多少の違いはあるものの、大きく5つのステップに分けられます。
先に全体像をつかんでおくと、今どの段階にいるのか、次に何をすればいいのかで迷わなくなります。
説明会に参加する
学校の雰囲気・カリキュラム・費用を直接確認します。多くの養成所が無料で開催しています。
学校見学に行く
実際のレッスン風景・設備・在校生の様子を自分の目で見ます。
体験レッスンを受ける
実技を体験し、講師や校風が自分に合うかを確かめます。
入所オーディションを受ける
書類選考・面接・実技審査を受けます。
合格後の入所手続きをする
必要書類の提出・入学金の支払いを行います。
5ステップすべてを踏む必要はなく、養成所によっては見学と体験が同日にまとまっていることもあります。次の章から、各ステップの中身を順番に見ていきます。
STEP1:説明会に参加する
聞いておきたい確認リスト



説明会は、入所を決める前に学校の実情を直接確認できる、数少ない機会です。
多くの養成所が無料で開催しており、パンフレットだけでは分からないカリキュラムの詳細や、講師の雰囲気を知ることができます。
説明会で聞いておきたい質問は、主にデビュー・所属実績、レッスンの頻度と内容、費用の内訳と支払いタイミング、入所オーディションの倍率の4点です。
この4点を確認しておくと、他の養成所と比較しやすくなります。
その場で答えをはぐらかされた項目があれば、入所後にトラブルになりやすいサインです。
説明会って行ったら、その場で入所を決めないといけない雰囲気になったりしませんか…?
そんなことないよ。説明会はあくまで情報収集の場だから、その日に決めなくて大丈夫。
STEP2:学校見学に行く
チェックすべき5つのポイント



説明会だけでは分からない部分を確認できるのが、学校見学です。
実際にレッスンが行われている校舎に足を運び、通うことになる環境を自分の目で見ておくと、入所後のミスマッチを防げます。
見学時にチェックしておきたいのは、通学のしやすさ、設備の充実度、在校生の表情や雰囲気、クラスの人数、講師と生徒の距離感の5点です。
在校生が楽しそうにレッスンを受けているか、講師が生徒一人ひとりに目を配っているかは、パンフレットの写真だけでは分かりません。
可能であれば1校だけでなく、2〜3校を見学して比較することをおすすめします。比べて初めて気づく違いは少なくありません。
STEP3:体験レッスンを受ける
服装・持ち物・当日の流れ



体験レッスンは、実際の授業を受けてみて、講師の指導スタイルや校風が自分に合うかを確かめる場です。
服装は動きやすい私服で問題ありません。声を出す・体を動かす場面があるため、スカートやヒールよりパンツスタイルの方が安心して臨めます。
持ち物は筆記用具とメモ帳があれば十分です。台本が配布される場合は当日会場で渡されることがほとんどなので、事前に用意する必要はありません。
当日の流れは、講師からの自己紹介・発声練習・簡単な演技レッスンという構成が一般的で、所要時間は1〜2時間程度です。
体験レッスンで「楽しい」と感じられるかどうかは、入所後に続けられるかの大事な判断材料になります。
体験レッスンって、周りは経験者ばかりで浮いちゃったりしませんか…?
体験レッスンに来る人のほとんどが未経験だよ。恥ずかしがらずに声を出してみることの方が大事。
見学・体験レッスンそれぞれの申し込み方法や当日の詳しい流れ、聞いておきたい質問リストまでさらに詳しく知りたい人は、声優養成所の見学・体験レッスンの違いと申し込み方法|当日の流れとチェックリストもあわせて確認してみてください。
STEP4:入所オーディションを受ける
試験内容の要点だけ先に知る



説明会・見学・体験を経て気持ちが固まったら、いよいよ入所オーディションに進みます。
多くの養成所で、審査は書類選考・面接・実技審査の3段階で構成されており、倍率はおおむね1倍〜5倍程度です。
審査で見られているのは、今どれだけ上手いかではなく、これからどれだけ伸びるかです。未経験を理由に、受ける前から諦める必要はありません。
試験内容の詳しい対策や、服装・写真・自己PRの準備方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
未経験からの合格率を上げたい場合は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。
STEP5:合格後の入所手続き
必要書類と入学金の支払い時期



オーディションに合格したら、入所手続きに進みます。
一般的に必要になるのは、入学願書、住民票または保険証などの本人確認書類、証明写真、そして未成年の場合は保護者の同意書です。
入学金・初回月謝の支払いは、合格通知から1〜2週間以内が目安になっている養成所が多く、支払い方法や分割の可否は事前に確認しておくと安心です。
入所日・初回レッスン日も手続きの案内に記載されているため、見落とさずスケジュールに入れておきましょう。
手続き書類に不備があると入所自体が遅れることもあるため、案内が届いたらできるだけ早めに準備を始めてください。
説明会・体験に行く前に
よくある3つの不安



ここまでの5ステップを読んでも、実際に動き出す前には、いくつかの不安が残るはずです。
よくある不安を3つ取り上げ、それぞれの答えをまとめました。
頭では分かったんですけど、それでも一歩を踏み出すのが怖いです…。
その気持ち、すごくよく分かるよ。よくある不安を3つ、正直に答えていくね。
【1つめ】未経験でも浮かない?の不安



説明会や体験レッスンの参加者は、実は未経験者の方が多数派です。
演技経験者は全体の一部にすぎず、多くの養成所で同期の半数以上が未経験からのスタートだったというデータもあります。
浮くかどうかを心配するより、まず一度足を運んでみることの方が得られるものが大きいはずです。
【2つめ】お金はいつ・いくら必要?の不安



費用が発生するタイミングは、基本的に入所オーディション合格後です。
説明会・学校見学・体験レッスンの段階では、費用がかからない養成所がほとんどです。
お金の心配だけを理由に、説明会への参加自体を諦める必要はありません。
【3つめ】何歳まで応募できる?の不安



養成所ごとに応募条件は異なりますが、15歳前後から30代前半までを対象にしているところが多く、社会人からの入所も珍しくありません。
年齢を理由に諦める前に、募集要項で実際の上限を確認することをおすすめします。
声優養成所への入所で
よくある質問
まとめ
声優養成所に入るにはまず動いてみることから
声優養成所に入るまでの道のりは、説明会・学校見学・体験レッスン・入所オーディション・入所手続きという5つのステップに整理できます。
まずは無料の説明会に1つ申し込んでみることが、一番小さくて確実な最初の一歩です。
どの養成所を選べばいいか迷っている場合は、下記の記事で全国158校を比較して紹介しています。






