先生、お恥ずかしいんだけど、リップロールってどうやるの?
昔、遊びでやったことないかな?実はコツさえつかめば、誰でもできる簡単な練習だよ。
リップロールってできる人はいとも簡単にできますが、コツがいまいちつかめていない人にとってはなかなかできないようです。
今回はリップロールのやり方から、どれくらいの時間持続すれば効果があるものなのか、そしてリップロールができない原因について詳しくご説明します。
これを読めばきっとあなたもリップロールができるようになるはずです。
「リップロール」はボーカルトレーニングでのポピュラーな練習方法



リップロールはよくボーカルトレーニングで用いられている方法です。
どちらかといえば歌のレッスンで広く取り入れられていますが、声優養成所でも取り入れられることがあります。
何人かリップロールをやってみるといいですよとおっしゃっていた講師の方がいらっしゃいました。
そのときは一斉にみんなでリップロールをやってみましたが、できない方が必ず何人かはいました。
おそらくこれは、小さいころにリップロールという名前を知らずに遊びでやっていた人は難なくできていたのだと思います。
口笛が得意な人や、子どものころに「ブー」と唇を鳴らして遊んだ経験がある人は、唇の使い方の感覚が近いぶん、コツをつかむのも早い傾向があるようです。
リップロールは誰でもできる簡単なトレーニングです。
決めつけずに、コツを取り入れて挑戦してみてください。
力を抜くのがリップロールの本来の目的!



リップロールは口の周りの筋肉や、のどの周りの余計な力みをとるのに効果的です。よく歌を歌う前などにリップロールをされている方がいます。
リップロールをすることで、裏声と地声の行ったり来たりがスムーズにできるようになるのです。
リップロールをすることで高音が力まずにきれいに出る!
リップロールのもう一つの魅力は、このリップロールをすることでのどの力みがとれて、自然とスッと高音が力まずに出るということです。
つまり、のどをしめたような高音にならないということです。
これは、唇を震わせる際に息の通り道が自然と一定に保たれるためで、のどの奥に余計な力を入れなくても声が前に出るようになるからだと言われています。
また、普段のその人の音域よりも高い音が出るようにもなります。
なんで力を抜くだけで、そんなに変わるものなの?
のどの力を抜くと声の通り道が広がって、高音がすっと出やすくなるんだよ。
「リップロールが下手=歌が下手」ではない
リップロールがなかなかできないと、「歌唱力も低いのでは」と不安になる人がいますが、これは別の話です。
リップロールはあくまでウォームアップの一種であり、うまくできなくても発声練習を積み重ねていけば歌唱力は伸ばせます。
できないことを気にしすぎず、まずは唇の乾燥・力み・クセのどれが原因かを見極めることの方が近道です。
あなたがリップロールできない原因タイプを確認できます
3つの質問に答えるだけで、あなたに合う対策パートへ進めます。
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あなたのリップロールできない原因タイプは?
3つの質問に答えると、あなたに合う対策パートへ記事内リンクで案内します。
Q1. 実際にやってみると、どうなりますか?
Q2. 口まわりで近いのは?
Q3. 今いちばん知りたいのは?
選択すると次の質問へ進みます。結果ボタンはこの記事内の該当パートへ移動します。
「リップロール」のやり方



よし、リップロールのやり方を伝授しよう!
お願いします、しっかり覚えます!
1.口を開けて息を吸います。
2.唇を少し突き出して軽くとじます。
3.息を出しながら唇をブルブル振動させます。
コツとしては、リップロールは軽くするのが力が抜けていて良いとされているので、口横の両ほっぺたを両人差し指で軽く持ち上げながらやってみてください。
こうすることで、息が一気に出すぎてめちゃくちゃ速いリップロールになってすぐに終わったり、「ブーブーブブー」といったなりそこないになったりしません。
「リップロール」はどれくらいの時間やるべき?
リップロールの効果的な持続時間は最低10秒で、可能なら30秒くらいやりましょう。
10秒ならわりと勢いでできる人も、30秒となると息が続かないという方も出てくるかと思います。
リップロールは長い時間続けるほうが効果があります。10秒は最低ラインなので、ぜひ少しでも長く続くように吐く息の量を調整してみてください。
次の項の「リップロールができない原因」も参考にしてみましょう。
タイミングとしては、歌う前のウォームアップの一環として、他の発声練習の前に1〜2セット行うのがおすすめです。
いきなり全力で長く続けようとせず、短いリップロールを数回繰り返してから、徐々に秒数をのばしていくと体が慣れやすくなります。
「リップロール」ができない原因は?



ぶえー、全然できないよぉ……
大丈夫、原因は主に3つに分けられるから、先に整理しておこうか。
リップロールはできる人にとっては「なぜできないのかがわからない」というくらい簡単なのに、できない人はけっこういます。
原因は人によって違うので、上の診断で当てはまるタイプを確認してから、該当する見出しを読むと近道です。
原因①唇の乾燥
具体的なできない原因として一番多いのは、唇の乾燥です。
水をつける、またはリップクリームを塗るなど、唇を湿らせることによって、驚くほどリップロールが簡単にできるようになります。
リップロールはできるけれど長い時間続かないという人も、これをぜひ試してみてください。唇が乾燥している時よりもかなり長くできるようになるはずです。
女性だと恥ずかしくてできないということもあるようなので、家でこっそり思いきってやってみましょう。
わりとリップロールは、女性の場合この思い切りが大切なように感じます。
普段からリップクリームや水分補給で唇の乾燥を防いでおくと、練習するとき以外にも唇が荒れにくくなるので、あわせて習慣にしておくと安心です。
原因②唇や頬の力み
もう一つは、唇や頬に力が入っているとリップロールができないので、意識して力を抜くようにしましょう。
前述のとおり、口横の両ほっぺたを両人差し指で軽く持ち上げながらやると、力みが抜けて震わせやすくなります。
肩や首まわりの力みも唇の力みにつながりやすいので、リップロールの前に軽く肩を回しておくのもおすすめです。
原因③出っ歯・歯並びが気になる人/手を使わないとできない人へ
前歯が出ている、歯並びが気になるという方は、唇同士がぴったり閉じにくく、息が横から漏れてリップロールが安定しないことがあります。
この場合は、唇を強く閉じようとするのではなく、下唇をほんの少し内側に巻き込むようなイメージで息の通り道を狭くすると、歯の形に関係なく震わせやすくなります。
また、頬を手で押さえないとできないという人は、頬の筋肉そのものがまだリップロール用の使い方に慣れていないだけのケースがほとんどです。
最初は手で軽く支えながら感覚をつかみ、できるようになってきたら少しずつ手を離す時間を増やしていくと、自然と手を使わなくてもできるようになっていきます。
焦って一気に手を離そうとせず、段階を踏んで練習するのがポイントです。
「リップロール」がどうしてもできなければ「タングトリル」でもOK!



リップロールがどうしてもできない人はタングトリルというトレーニング方法でもOKです。
効果はリップロールと全く同じなのでできない人はぜひ挑戦してみてください。
個人的にはリップロールのほうが簡単ですが、どちらも相性があるので、ご自分がやれるほうをやってみましょう。
タングトリルのやり方は「ら」または「る」を、息をはきつつ舌を震わせます。
これだけでは少し難しいと思いますので、以下に参考動画を紹介していますのでご覧になってみてくださいね。
「リップロール」のコツ参考動画
リップロールのコツを紹介している動画があったのでご紹介します。
とてもわかりやすくリップロールのコツが紹介されています。
「タングトリル」のコツ参考動画
こちらはタングトリルのやり方の紹介動画です。
リップロールができない方はこちらを参考にしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
リップロールはのどの周りの筋肉をゆるめ、余計な力みをとることにより、自然な高音が出るようになります。
歌う前にリップロールをすることで、いつもよりも高い音が出るようになるのもポイントです。
また、裏声と地声の行ったり来たりがスムーズに滑らかに行えるようにもなる、非常に有効かつ簡単でお手軽なトレーニング方法です。
できない原因は人それぞれで、唇の乾燥・力み・出っ歯や手を使うクセなど様々です。
診断で自分のタイプを確認し、できる限り長い時間続けることを意識しながらやってみましょう。
最初から完璧を目指さなくて大丈夫。少しずつ自分に合うコツを見つけよう。
うん、まずは唇を湿らせるところからやってみる!









