養成所ってたくさんありすぎて、どこを選べばいいか分からないよ…。
大丈夫、見るべきポイントさえ押さえれば、養成所選びで後悔することはないよ。
最近はたくさんの声優養成所ができてきたので、いったいどこの養成所を選ぶべきかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
養成所といってもピンからキリまであるので、自分で取捨選択する目が必要です。
この記事では、養成所を選ぶ際に「ここを注意するといいよ!」というポイントを、後悔する人の共通パターンから条件面のチェック項目、タイプ別診断まで順番にご紹介します。
まずは3問診断で、あなたに合う養成所選びの優先順位を確認しましょう。
声優養成所選びで後悔する人に
共通する3つの原因



声優養成所を選んで「こんなはずじゃなかった」と後悔する人には、共通するパターンがあります。
先に原因を知っておくだけで、同じ失敗を避けやすくなります。
1つ目:養成所の知名度・雰囲気だけで決めてしまう
「有名声優の出身養成所だから」「雰囲気が良さそうだから」という理由だけで決めてしまうと、後で後悔しやすくなります。
有名なOB・OGがいたとしても、その人が在籍していた当時と今とではカリキュラムや講師が変わっている場合も少なくありません。今のレッスン内容・今の講師陣を確認することが大切です。
2つ目:受け皿になるプロダクションの実態を確認していない
養成所の裏にどんな声優プロダクションがあるのかを確認しないまま入所すると、卒業してもオーディションを受けられる場が少ない、という後悔につながります。
この点については、次の章で詳しく解説します。
3つ目:学費・通いやすさなど自分の生活条件を後回しにする
憧れだけで養成所を選び、学費やレッスン頻度が自分の生活と合わず、途中で通えなくなってしまうケースもよくあります。
条件面のチェックポイントは、この記事の後半(学費・年齢・レッスン頻度…見落としがちな条件面のチェックポイント7つ)でまとめて確認できます。
雰囲気だけで決めちゃいそうだった…気を付けなきゃ。
うん、次の章で紹介する「プロダクション基準」の考え方を知っておくと、迷いにくくなるよ。
最重要!声優養成所は
「プロダクションに仕事があるか」で選ぶ



声優養成所を選ぶうえで、最初に見るべきなのは「この養成所を卒業すれば声優プロダクションのオーディションを受けられ、合格すればプロダクションに所属できるのか」という点です。
これで最初のフィルターにかけましょう。
1つ目:まずは受け皿になるプロダクションの有無を確認
受け皿になるプロダクションが存在しなければ、その養成所は習い事やワークショップ的な鍛錬の場というだけで、いつまで経っても声優にはなれません。
もちろん、養成所に通う前に少しどこかで習っておきたい、というだけであれば問題ありません。
まずはホームページや資料を取り寄せるなどして、声優プロダクション付属の養成所であるかをしっかりチェックしておきましょう。
2つ目:プロダクションに実際の仕事量があるかを見極める



先ほど、声優プロダクションが受け皿にあるかどうかが最低条件だとご説明しましたが、養成所にピンからキリまであるように、プロダクションにもピンからキリがあります。
というより、プロダクションにピンからキリがあるからこそ、養成所にもピンからキリがあるのです。
たいていの場合、プロダクションがしっかりしているところなら養成所もしっかりしています。
実のところ、プロダクションに所属できても片手で数えるほどしか仕事が来なかった、という話はよくあります。声優になったけれども1回くらいしか仕事をしていない、という人も少なくありません。
これはプロダクション自体に仕事がないからです。
もちろん運に恵まれなかったり実力が足りなかったりする理由で、仕事がそれなりにあるプロダクションでもそのような状況になる場合もたまにあります。
すべてが「所属したのに仕事がない=プロダクションに仕事がない」というわけではありません。
「プロダクションに仕事があるかないか」は、プロダクションのホームページなどに載っている所属声優のプロフィール・出演履歴が参考になります。
昔からある有名声優プロダクションなら基本的に問題ありません。聞いたことがないような、または小さなプロダクションの場合は、出演履歴を調べてみましょう。
3つ目:自分がやりたいジャンルの仕事を持っているか



受け皿のプロダクションに仕事があることが分かったら、次は「自分はいったいどんなジャンルの仕事がしたいのか」を考えてみましょう。
声優と一口に言っても、仕事の種類はさまざまです。
例えば、外画・アニメ・ゲーム・テレビCM・ラジオCM・企業のプロモーションビデオなど、種類はさまざまです。
オーディオドラマ・番組のナレーション・ボイスオーバー・イベント・歌・DJ・館内アナウンスなど、実に多種多様です。
やりたいことが決まったら、目星をつけた養成所の受け皿になっているプロダクションに、そのジャンルの仕事があるかどうかをチェックしてみましょう。
プロダクションによって得意ジャンルと不得意ジャンルがあるので、それを見極めましょう。
これも先ほどと同じように、そこのプロダクションの所属声優がどんな仕事をしているのかを見てみましょう。
もしそのプロダクションが幅広く仕事を持ちオールラウンドな感じなら、それはあなたの可能性を広げます。最初の段階では自分にどんなことが向いているのか分からないことが多いからです。
プロダクションのホームページ、ちゃんと見たことなかったかも…!
所属声優の出演履歴を見るだけでも、そのプロダクションの実力がかなり分かるよ。
学費・年齢・レッスン頻度…
見落としがちな条件面のチェックポイント7つ



プロダクション基準での選び方に加えて、実際に通ううえで見落としがちな条件面のチェックポイントを7つにまとめました。
気になる養成所が見つかったら、資料請求や見学のときにこの7つを確認してみてください。
1つ目:学費と追加費用の総額
声優養成所の学費は、入所金・月謝・教材費など養成所ごとに内訳が異なります。
パンフレットの月謝の金額だけを見て決めてしまうと、衣装代やイベント参加費などの追加費用で想定より総額が膨らむことがあるので注意しましょう。
入所金・月謝・その他の費用を合計した「1年間でいくらかかるか」で比較するのがおすすめです。
2つ目:募集年齢と入所条件
養成所によって募集している年齢層は異なります。10代・20代を中心とする養成所もあれば、年齢の上限をあまり設けていない養成所もあります。
例えば日本ナレーション演技研究所(日ナレ)は、全国に校舎を展開する業界最大手でありながら、応募資格は中学卒業程度の学力のみと、間口が広いことで知られています。
まずは自分の年齢で応募できるかどうかを、各養成所の募集要項で確認しておきましょう。
3つ目:レッスン頻度・通学のしやすさ



人によって通える曜日や日数、金額の条件は異なるので、選択肢がいろいろあるほうが助かります。
例えば日本ナレーション演技研究所なら、ダンスや歌のレッスンを入れるか入れないかで、1週間に受けるレッスンの日数を週1日〜3日で選べるので、とても通いやすいです。
仕事内容も幅広く、受け皿になっているグループプロダクションも複数あるので、自分の特徴に合ったプロダクションに出会える可能性が高くなります。全国主要都市に養成所があるのも魅力的です。
4つ目:地元通学か上京かの選択
地方の人は大変ですが、声優になるにはいつかは東京に出なければならないことが多いのが実情です。
地方にも仕事はあるにはあるのですが、例えばアニメーションの仕事だとほとんどが東京圏に集中しています。地方局のナレーションなど、その地方の人が担当する仕事も一部にはあります。
地方の人がまず悩むのは、東京の養成所に行くか、地元に近い養成所に通うかです。
実家から通うのには大きなメリットがあります。生活費が少なくて済みアルバイトに時間を取られずレッスンに集中できることです。
そして仮にプロダクションに所属できなかったとしても、元の生活に戻りやすいことです。
5つ目:クラス規模と指導の丁寧さ



1クラスの人数が多い養成所は、実践的な競争環境の中で刺激を受けられるのが魅力です。
一方で少人数制の養成所は、講師が一人ひとりを丁寧に見てくれるため、基礎から着実に積み上げたい人には向いています。
見学や体験レッスンの際に、実際のクラス人数と、講師がどのくらい個別にアドバイスをくれるかを確認しておくと安心です。
6つ目:卒業生のデビュー実績の開示があるか
「多数の声優を輩出」というアピールだけでなく、具体的な人数や作品名を開示している養成所は信頼度が高いといえます。
「所属実績」と「デビュー実績(実際に仕事を得ている実績)」は意味が異なるので、混同せずに確認しましょう。
7つ目:所属審査・進級審査の仕組み
多くの養成所では、入所して終わりではなく、進級審査やプロダクションへの所属審査があります。
審査の回数・タイミング・不合格だった場合にどうなるかを、入所前に確認しておくと、入所後のギャップを防げます。
チェックすること多いね…全部覚えられるかな。
大丈夫、次の診断で今のあなたに合った優先順位が分かるよ。まずは3つの質問に答えてみて。
【3分診断】
あなたに合う声優養成所タイプ診断
ここまで紹介したチェックポイントは、全部を同じ優先度で確認する必要はありません。
今のあなたの状況によって、優先して見るべきポイントは変わります。
3つの質問に答えると、あなたが優先してチェックすべきポイントが分かります。
Q1/3
あなたに合う声優養成所タイプは?
3つの質問に答えると、あなたが優先して確認すべきチェックポイントへ記事内リンクで案内します。
Q1. 今のあなたの状況は?
Q2. 一番譲れない条件は?
Q3. 一番不安なことは?
選択すると次の質問へ進みます。結果ボタンはこの記事内の該当パートへ移動します。
声優養成所と声優専門学校、
結局どちらを選ぶべき?



声優を目指すルートには、声優養成所のほかに声優専門学校という選択肢もあります。
どちらが良い・悪いということではなく、自分の状況に合っているかどうかで選ぶことが大切です。
| 🏫 比較項目 | 🎤 声優養成所 | 📖 声優専門学校 |
|---|---|---|
| プロダクションとの関係 | プロダクション系列・提携が多い | 基本的になし |
| 入学審査 | オーディションあり | 基本的になし |
| レッスン頻度 | 週1〜数日 | 全日制(週5日)が中心 |
| カリキュラム | 実践中心(中〜上級者向け) | 基礎から実践まで段階的 |
| デビューまでの期間 | 比較的早い場合がある | 2年間かけてじっくり |
声優養成所が向いている人の特徴
すでにある程度の演技経験があり、なるべく早くプロダクションとつながりたい人に向いています。
仕事や学校と両立しながら、週数日のペースで通いたい人にも合っています。
声優専門学校が向いている人の特徴
未経験から基礎をじっくり2年間かけて学びたい人に向いています。
アミューズメントメディア総合学院(AMG)や代々木アニメーション学院のような専門学校では、発声・演技・ダンスなど幅広いカリキュラムを段階的に学べます。
あたしは基礎からじっくりのタイプかも。
それなら専門学校も選択肢に入れて、両方の説明会に行ってみるといいよ。
声優養成所選びで
よくある質問
Q1:未経験でも声優養成所に入れますか?
多くの養成所は未経験者を受け入れています。日ナレのように、審査が実技と簡単な筆記のみで、費用無料というところもあります。
まずは資料請求や体験レッスンで、実際の雰囲気を確認してみましょう。
Q2:社会人や高校生でも通えますか?
社会人や高校生を想定した曜日・時間帯のコースを用意している養成所も多くあります。
前述の「レッスン頻度・通学のしやすさ」のチェックポイントを参考に、自分の生活と両立できるコースがあるか確認しましょう。
Q3:養成所に入れば必ずデビューできますか?
養成所に入ることと、声優としてデビューすることはイコールではありません。
進級審査やプロダクションへの所属審査を経て、評価された人だけが次のステップに進める仕組みが一般的です。
Q4:学費はどれくらいかかりますか?
養成所によって幅がありますが、入所金・月謝に加えて教材費などの追加費用がかかる場合があります。
前述の「学費と追加費用の総額」のチェックポイントを参考に、1年間の総額で比較することをおすすめします。
まとめ|「選び方」を知っていれば、
養成所選びは怖くない
養成所ってちゃんと選ばないと大変なんだね。
うん、でも今日紹介したポイントを順番に確認していけば、そんなに難しくないよ。
今回ご紹介したことがすべてに当てはまるわけではありませんが、特にプロダクションに仕事があるかどうかを確認するだけでも、残念な養成所を選ばずに済みます。
後悔しない声優養成所選びの流れをまとめると、次のようになります。
入りたいプロダクションがある→付属養成所は?→条件的に通えそうか→第二候補のプロダクションは?→付属養成所は?→条件的に通えそうか…といった感じで、逆からたどっていっても良いですよ。











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