高校生でも通える養成所はありますかという質問がYahoo!知恵袋にたくさんありました。
最初に回答しておきますが、高校生でも通える養成所はあります。
今回は高校生でも通える声優養成所のご紹介と、通うメリット・デメリットをお伝えします。
さらに、学校生活との両立や親の説得方法まで、本音でお伝えしていきます。
高校生が声優養成所に通う
4つのルート

声優養成所のレッスンはさまざまで、コースをいくつか分けていることがあります。
週に5日レッスンをする全日制のコース(例:青二塾)だと日中にレッスンがあることも多く、高校に通いながら同時に通うのは難しいです。
一方、週1回・2回、1レッスン2〜3時間程度のコースであれば、高校に通いながらでも通うことは可能です。
ただし高校卒業資格が入所条件になっている養成所もあるので、必ず確認しましょう。
高校生が「養成所に通う」という目標をかなえるルートは、大きく分けると次の4つです。
①地元の週1〜2回コースに通う



- 近くに校舎がある
- 週1〜2回なら通えそう
- 学校・部活も続けたい
日本ナレーション演技研究所(日ナレ)だけでも全国12校、インターナショナル・メディア学院(IAM)は東京・大阪・名古屋・福岡・岡山・札幌の6校あります。
声優養成所ビーフリーは東京・大阪、アバロン声優スクールは新宿・渋谷・池袋・横浜・大宮・千葉・札幌・仙台・福岡など13校以上あります。
全国に週1〜2回で通えるコースを持つ養成所は、合計30校以上です。
どこにどんな養成所があるかは次の章で詳しく比較します。
費用感の目安
日ナレは入所金5万円(高校生のみ)+授業料20万円前後(週1コース)。
学校によって幅がありますが、総額20万〜150万円程度が目安です。
詳細は次章の地域別早見表を参照してください。
通学頻度・レッスン時間
週1〜2回、1レッスンあたり2〜4時間程度が主流です。
土日や学校帰りの時間帯に組み込みやすく、部活動との掛け持ちも現実的です。
②オンライン完結型の養成所を使う



- 近くに校舎がない
- 移動時間を減らしたい
- 自宅でレッスンを受けたい
近くに養成所がない、通学の時間が取れないという高校生には、オンライン完結型のレッスンも現実的な選択肢です。
IAMは全国・全世界どこからでもオンラインライブレッスンや録画講義を受講できます。
ビーフリーはZoomでの完全在宅受講に対応(海外在住でも受講可)、アバロン声優スクールもZoom・Skypeで全コースに対応しています。
「通学できないから諦める」必要はありません。
対応している主な養成所
IAM(全国・全世界対応)、ビーフリー(Zoom、海外含む)が対応しています。
アバロン声優スクール(Zoom・Skype)は中高生の月謝が10%OFFになります。
実際に確認できているのはこの3校です。
ライブレッスンか録画講義かで選ぶ
IAMはライブレッスンと録画講義の両方を選べます。
ビーフリー・アバロンはZoom・Skypeでのリアルタイムレッスンが基本です。
学校の時間割と相談しながら選びましょう。
③声優・芸能コースがある通信制高校を選ぶ



- 高校選びから考えたい
- 学業と声優レッスンをまとめたい
- 掛け持ちの負担を減らしたい
養成所と高校を掛け持ちするのではなく、高校そのものに声優コースが組み込まれているパターンもあります。
東京芸能学園高等部(新宿・通信制サポート校)、日本ウェルネス高等学校(名古屋・京都・大阪・滋賀に声優コース)が該当します。
ほかにも福岡芸術高等学校(声優コース)などがあります。
メリット:学業と養成がひとつになる
掛け持ちの負担がなく、高校卒業資格を取りながら専門レッスンを受けられるのが最大の利点です。
養成所への通学時間も別途かからずに済みます。
注意点:費用・カリキュラムは学校ごとに大きく違う
学業と養成が一体化する分、費用やカリキュラムの詳細は学校ごとに大きく違います。
気になる学校には直接資料請求・問い合わせをして確認することをおすすめします。
(本記事では各校の学費までは確認できていません)
④一般公募オーディションに直接挑戦する



- 最短で挑戦したい
- 演劇部・放送部などの経験がある
- 自主練を続けられる
養成所を経由せず、事務所やプロダクションの一般公募オーディションにいきなり挑戦する道もあります。
ただし養成所や専門学校で基礎を学んできたライバルが多く、競争率は非常に高いのが実情です。
メリット:最短で事務所に近づける
養成所での学習期間を経ずに、直接事務所とつながれる可能性がある点が最大の魅力です。
現実的なハードル
競争率が高いため、演技経験がゼロの状態で挑むのは厳しいのが実情です。
事前に学校の演劇部・放送部などで経験を積んでおくと、多少なりとも有利に働きます。
高校生がオーディションに挑戦する際のポイントは、高校生でデビューできる!?声優オーディションのためにできることで詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
【全国対応】高校生が通える
声優養成所比較表
①・②のルートをもう少し具体的に見ていきましょう。
これだけでも全国30校以上+オンライン対応が確認できます(2026年7月時点、各校公式サイトで確認)。
地域ごとに早見表で紹介するので、自分の住んでいるエリアから見てみてください。
関東/関西/中部・中国(名古屋・岡山)/九州/北海道・東北/オンラインの6つに分けています。
関東の声優養成所
高校生が迷いやすい「通いやすさ・オンライン・割引」を先に選ぶと、候補を絞りやすくなります。

















※表示される候補は条件別の目安です。最終的には通える曜日・費用・保護者の同意条件も確認してください。
関東は選択肢が多いですが、まず押さえておきたいのが業界最大手の日本ナレーション演技研究所(通称日ナレ)です。
全国12校を展開する老舗で、大手事務所ともつながりが深く、多くのアニメ声優を輩出しています。
高校に通いながら、基礎を学ぶにはおすすめの養成所です。
ただし分校も合わせると生徒数は多く、事務所所属までの倍率は高めです。
関西の声優養成所
大阪で通える校舎を中心に、通学とオンラインの両方から選べる候補を絞りやすくしました。







※表示される候補は条件別の目安です。最新の募集条件・曜日・費用・保護者同意の有無は、各公式サイトで確認してください。
日ナレ・IAM・ビーフリーが大阪に校舎を構えており、いずれも東京校と同じ内容のレッスンが受けられます。
中部・中国地方の声優養成所(名古屋・岡山)
名古屋で通える候補と、岡山・オンラインまで含めて無理なく続けやすい候補を整理しました。




※表示される候補は条件別の目安です。最新の募集条件・曜日・費用・保護者同意の有無は、各公式サイトで確認してください。
名古屋には日ナレ・IAMが校舎を構えています。
岡山はIAMのみですが、名古屋校と同じ体制でレッスンが受けられます。
九州の声優養成所
福岡で通える候補を中心に、オンラインや中高生割引の有無まで見やすく整理しました。






※表示される候補は条件別の目安です。最新の募集条件・曜日・費用・保護者同意の有無は、各公式サイトで確認してください。
福岡にはIAM・アバロンが校舎を構えています。
どちらも週1回スタイルで学業と両立しやすくなっています。
北海道・東北の声優養成所
札幌・仙台で通える候補と、通学が難しい場合のオンライン対応を一緒に比較できます。







※表示される候補は条件別の目安です。最新の募集条件・曜日・費用・保護者同意の有無は、各公式サイトで確認してください。
札幌・仙台エリアは日ナレ・IAM・アバロンが対応しています。
校舎数は他地域より少なめですが、次のオンライン完結型と組み合わせれば選択肢はさらに広がります。
オンライン完結型の声優養成所
地方在住・部活や通学で忙しい高校生向けに、在宅で受けやすい候補をまとめました。









※表示される候補は条件別の目安です。最新の募集条件・曜日・費用・保護者同意の有無は、各公式サイトで確認してください。
IAMは全国・全世界どこからでも、校舎と同じ内容のレッスンをオンラインで受講できます。
声優養成所ビーフリーもZoomでの完全在宅受講に対応しており、海外在住でも受講可能です。
アバロン声優スクールはZoom・Skypeでのオンラインレッスンが全コースで選べます。
さらに中高生であれば全コース毎月のレッスン料が10%OFFになる、高校生には嬉しい優遇もあります。
通学の負担がネックで諦めていた人は、まずオンライン対応の養成所から資料請求してみるのがおすすめです。
高校生で声優養成所に通うと
有利?不利?



高校生で声優養成所に行くメリット
(1)若いことが武器になる
声優の業界は、特にアニメの声優は若い人材であればあるほど、人気になることが多いのが現状です。
若いこと自体が、一つの武器となりますので、メリットと言えるでしょう。
(2)チャンスが多い
若い=時間が長いということなので、声優になるためのチャンスは多いと言えます。
養成所を卒業し、その後事務所に所属が決まらなくても、別の養成所に通いなおすこともできますね。
おおよそ半年~2年くらいの養成期間であることが多いので、再度他の養成所から声優になることもあるのです。
(3)吸収率が良い
若く、純粋であることで、スキルの習得が比較的速いこともメリットです。
成長スピードは個々でも違いますが、若い人は吸収率が良いことが多いです。



高校生で声優養成所に行くデメリット
(1)費用面で苦労する可能性がある
自分でバイトをして養成所に行く場合、高校生だとバイトの時給が低いです。
バイトも、高校生を雇うことができない場合もあるので、出来るバイトの幅が狭いですね。
また、高校の授業、養成所のレッスンと時間的にも余裕がないので、なかなかお金を貯めることができないでしょう。
(2)保護者の同意・協力が必要
未成年であるがゆえに、入所のときの保護者の同意が必要です。
連帯保証人を立てる必要がある養成所もあり、保護者の許可なしに入所できないことがあります。
また、声優になることに主に費用面で協力してもらうこともあるので、自分だけの意志で養成所に通うことはできません。
この点は後ほど「親に反対されずに通うには?」で詳しく解説します。
(3)人生の経験不足
声優は役者ですので、演技には今までの経験がそのまま反映してしまいます。
若いことは武器ですが、人生においての経験不足から表現の幅が狭いことがデメリットです。
声優の勉強をしながら、経験することもありますので、活かせるかどうかはその人次第ではあります。



若いからこそ有利にも不利にもなり得る理由
メリット・デメリットの両方の側面をご理解いただけましたでしょうか。
声優になるのに高校生であるから、有利というわけでもありません。
もちろん不利でもありません。
声優になれる一握りの人は、高校生であっても、社会人であってもその人次第です。
条件に当てはまり、可能なのであれば、高校と同時に声優養成所に通ってみてもいいでしょう。
ただし、無理矢理行って、バイトと養成所ばかりで高校の授業を疎かにしてしまうようであれば、同時に通うことはおすすめできません。
学校生活・受験勉強
との両立は可能?
定期テスト期間の調整法
週1〜2回コースの養成所であれば、テスト期間だけ振替や欠席を認めてくれるところが多くあります。
入所前の面談・体験レッスンの際に「テスト期間はレッスンを休んでも大丈夫か」を必ず確認しておきましょう。
事前に相談しておけば、当日ドタキャンするより印象も良くなります。
部活動・委員会との掛け持ち
週1回・土日クラスの養成所であれば、平日の部活動とはほぼ両立可能です。
ただし大会前・文化祭前など部活動が忙しくなる時期は重なるとどちらも中途半端になりがちなので、年間スケジュールを先に照らし合わせておくことをおすすめします。
委員会活動も同様に、繁忙期を事前に把握しておけば無理なく両立できます。
内申点・進路への影響
養成所に通うこと自体が内申点にプラスにもマイナスにもなることはありません。
ただし睡眠不足や勉強時間の圧迫で成績が下がってしまうと、進路の選択肢が狭まる可能性はあります。
声優を目指す場合でも、高校卒業資格や大学進学の道を残しておきたいなら、養成所のレッスンと勉強の時間配分を最初に決めておくことが大切です。
親に反対されずに通うには?
費用負担の話し方
親が心配するポイントとその答え方
保護者が心配するのは主に「学業への影響」「費用」「デビューできる保証がないこと」の3点です。
頭ごなしに「反対しないで」と言うのではなく、この3点それぞれに自分なりの答えを先に用意しておきましょう。
テスト期間はどうするか、費用はどう工面するか、うまくいかなかった場合どうするか。
この3つに答えられると、話し合いがスムーズに進みます。
より詳しい説得のコツは声優になりたいけど親に反対される時の説得法で解説しています。
学費の相場と支払い方法の選択肢
養成所によって入所金・授業料はさまざまですが、分納に対応しているところも多くあります。
学費全体の相場感は声優になるにはどれくらいの学費を準備すればいいの?で詳しくまとめています。
親に説明する前に目を通しておくと、具体的な話がしやすくなります。
体験レッスン・説明会に一緒に行くという提案
言葉だけで説得するより、体験レッスンや説明会に保護者と一緒に参加してもらうのが一番効果的です。
実際の教室の雰囲気や講師の話を聞いてもらえば、「なんとなく不安」という漠然とした反対が「具体的に何が心配か」に変わります。
多くの養成所では無料の体験レッスン・資料請求を用意しているので、まずは一緒に申し込んでみることをおすすめします。
高校生で声優養成所に
行きたい方への心構え



声優養成所に通い始めた方の中には、「アニメのファン」「声優のファン」がきっかけの人がたくさんいます。
それ自体は何も問題ありません。
ただし、ファンのままレッスンを受けても「何だかイメージと違う」とすぐに辞めてしまう人が多いのも事実です。
声優という職業は専門職であり、難関を潜り抜けてやっとつかめる仕事だという意識は持っておきましょう。
また、声優養成所は学校とは違い、所属する人材を育て、選ぶところです。
クラスメイトとはいっても、同じ声優を目指しているということなので、ライバルでもあるわけです。
仲の良いクラスメイトであっても、オーディションとなるとどちらかが勝ち、どちらかが負けるということもあります。
そして、高校生であれ社会人であれ、養成所に通って選ばれればデビューはできますが、早く通ったからといって、声優になれるということはありません。
大切なのは、声優になれなかったときにどうするかも視野に入れておくことです。



失敗したときにどうするのか、しっかり計画を立てておくようにしましょう。
まとめ
筆者が最初に通った養成所は1学年100名程度でした。
その中で声優としてデビューできたのは4、5名ほどです。
さらに、その中で今でも声優として活躍しているのは知っている限り1名だけです。
それでもまだ下積み段階の声優です。
声優養成所としては、プロの輩出はかなり多い学校でしたが、声優になれたのはほんの一握りです。
別の養成所では1学年400名いました。
1クラスは20名程度です。
そして事務所に所属できたのは3名だけです。
少し厳しい事をここでは書きましたが、本当に声優になりたいというのであれば
業界で人気と実績の高い日ナレがおすすめです。
まずはパンフレットをもらって本当に自分がこの道で進みたいのかしっかりと親とも相談しながら決めてみましょう!



本当に声優になる覚悟がある人はまずは、パンフレットに目を通して声優養成所の事をしっかりと調べておきましょう。
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