声優と俳優って、両立してる人ほんとにいるの?
実はいます。今日は実例とやり方を全部話しますね
「声優と俳優、両方をやってる人っているのかな」「声優と俳優って何が違うんだろう」。そう思ってこのページを開いた方も多いと思います。
結論から言うと、声優と俳優を兼業している人は実際にいます。この記事では、まず違いを結論から整理したうえで、実際に両方の活動を続けている5名の実例と、その両立の仕方を中心に紹介します。
あわせて、声優・俳優それぞれに向いている人の特徴、必要な準備、収入や将来性まで、進路を考えるうえで気になるポイントを一通りまとめました。気になる章から読み進めてもらって構いません。
声優と俳優の違いを結論からひとことで



声優と俳優の一番の違いは、「声だけで演技を伝えるか」「表情や身体も使って演技を伝えるか」という表現の手段にあります。声優はアニメや洋画の吹き替えなど、声だけで感情や状況を伝える仕事です。
俳優はドラマや映画、舞台で、表情・しぐさ・全身の動きを含めて役を演じます。
この違いは「どちらが上」という優劣の話ではなく、視聴者に情報を届けるルートが違うというだけです。声優は音声というひとつのルートに全力を注ぎ、俳優は視覚と聴覚の両方を使って役を届けます。
| 比較項目 | 声優 | 俳優 |
|---|---|---|
| 主な表現手段 | 声・話し方・間 | 表情・しぐさ・全身の動き |
| 主な仕事の場 | アニメ・ゲーム・吹き替えの収録スタジオ | 撮影現場・舞台稽古場 |
| 必要な準備 | 滑舌・発声・声の演技の訓練 | 身体表現・台詞の身体化の訓練 |
| 観客との接点 | 音声のみ(配信・放送経由) | 映像・生の舞台(姿全体が見える) |
この違いだけを見ると別の職業のように感じますが、どちらも「台本を読み、役の気持ちを想像し、演技として表現する」という土台は共通しています。次の章から、仕事内容の違いをもう少し具体的に見ていきます。
声優と俳優、仕事内容・収録現場の違い



声優の収録現場・仕事の進め方
声優の仕事は、アフレコ・アテレコと呼ばれる収録スタジオでの作業が中心です。画面に映る映像やアニメーションの口の動きに合わせて、決められた尺の中でセリフを言う必要があります。
声は出しているのに全身は映らない、という状況で感情を最大限に伝えないといけないのが声優ならではの難しさです。表情や動きで補えない分、声の抑揚・間・呼吸だけで感情の変化を表現する技術が求められます。
収録は複数の声優が同じスタジオに集まって行う「フラッシュ収録」と、1人ずつ別日に収録する「バラ収録」の2パターンがあります。
他の声優と掛け合いながら演じるか、1人で相手の反応を想像しながら演じるかで、求められる集中力の種類も変わってきます。
俳優の撮影・稽古現場・仕事の進め方
俳優の仕事は、ドラマや映画の撮影現場、舞台の稽古場が中心です。カメラの位置や共演者との距離、立ち位置(段取り)を意識しながら、表情・しぐさ・声を同時に使って演技をします。
声優と違い、姿全体が視聴者に見えるため、指先の動きや視線の使い方まで演技の一部になります。撮影は台本の順番通りに進まないことも多く、シーンの前後関係を頭の中で組み立てる力も必要です。
舞台の場合は、本番が始まると台詞や動きをやり直すことができません。稽古期間中に何度も通し稽古を重ね、身体に演技を染み込ませておく準備の厚さが、映像作品以上に求められます。
声優と俳優、必要なスキル・準備期間の違い



声優と俳優、どっちを先に目指せばいいの?
います。順番が違う実例を見てみましょう
声優・俳優それぞれに必要なスキルと準備期間
声優を目指す場合、養成所や専門学校で発声・滑舌・演技の基礎を学ぶのが一般的なルートです。
早い人で1〜2年ほどでオーディションに参加できるようになりますが、実際に仕事として声優活動を続けられるようになるまでには、そこからさらに時間がかかることも珍しくありません。
俳優を目指す場合も、演劇の稽古場や養成所で基礎を学ぶ、あるいは舞台やエキストラの現場で経験を積みながら学ぶという2つのルートがあります。舞台経験を積んでから映像の仕事に進むケースも多く見られます。
どちらのルートを選んでも、最初の数年間は下積み期間になることが一般的です。オーディションに落ち続ける時期を乗り越えられるかどうかが、その後の活動を左右する大きな分かれ目になります。
津田健次郎さんは声優と俳優どっちが先?
実例のひとつが津田健次郎さんです。津田健次郎さんは俳優・舞台活動が先で、1995年にアニメのオーディションに合格して声優としてデビューしました。
その後、声優としてのキャリアを重ねながら、近年はドラマや映画など映像俳優としての活動も広がっています。
つまり津田健次郎さんの場合は「俳優としての活動が先にあり、途中から声優の仕事が加わった」という順番です。声優と俳優、どちらから始めても、その後もう一方の活動に広がっていく可能性があることが分かります。
出典:2025年3月17日公開のめざましmedia
声優と俳優は両立できる?実例①長年にわたり声優・俳優どちらの活動も続けている人



本当に両方やってる人っているの?
います。報道で確認できる実例を2人紹介しますね
山寺宏一さん:声優として活動しながら俳優の仕事も続けている
山寺宏一さんは、声優としてキャリア31年(取材当時)を重ねながら、俳優としての活動も続けています。
2016年7月18日公開のシネマトゥデイのインタビューでは、声優と俳優の違いについて「全然、違うとも思わないんですけど、違うんでしょうね」と語り、声優は口の動きや尺が決まっている中で感情を乗せる客観性が必要だと分析しています。
一方で「映像の方が制約が多い」とも語っており、段取りを踏まえながらセリフに気持ちを乗せる俳優の演技を、まだ納得できたことがないと話すほど、毎回真剣に向き合っていることが伝わってきます。
長年のキャリアがあっても「まだ納得できる演技をしたことがない」と語る姿勢は、声優としての実績に満足せず、俳優としての演技にも常に本気で挑み続けていることの証です。出典:シネマトゥデイ
小野賢章さん:子役時代から声優としても俳優としても活動している
小野賢章さんは4歳で子役としてデビューし、児童劇団での活動からキャリアが始まりました。
小学4年生の頃には劇団四季のミュージカル『ライオン・キング』のヤングシンバ役のオーディションに合格し、舞台俳優としての経験も積んでいます。
12歳のとき、映画『ハリー・ポッター』シリーズのハリー役の吹き替えを担当したことがきっかけで、声優としての活動も本格的に始まります。
以降『黒子のバスケ』『文豪ストレイドッグス』など数多くのアニメ作品に出演し、2021年には声優アワードの主演男優賞も受賞しました。
俳優としての活動が先にあり、声優の仕事はその後加わったという時系列です。18歳のときには「この道を切り開いていけたら」と、俳優として生きる覚悟を決めたと語っています。
両立の道は「なかなか難しい」としながらも、自らその道を歩んでいる実例です。出典:2016年5月28日公開のシネマトゥデイ・Wikipedia・oricon
実例②声優としても俳優としても第一線で活動している人



神木隆之介さん:声優としても俳優としても活動を続けている
神木隆之介さんは8歳のとき、映画『千と千尋の神隠し』の坊役で声優デビューを果たしました。
その後もアニメ映画『サマーウォーズ』などで声優として出演を重ねる一方、俳優としても数多くのドラマ・映画で主演を務めています。
『君の名は。』では声優としての演技が高く評価され、声優としての賞も受賞しています。子どもの頃から声優と俳優、両方の現場を経験してきたことが、第一線で活動を続けられている理由のひとつと考えられます。
両立してる人は女性にもいる
ここまで紹介した3名は男性ですが、「声優と俳優 両立してる人 女性」と検索する方に向けて、女性の実例も紹介します。
次の章で紹介する蒼井優さんと芦田愛菜さんは、いずれも俳優としての活動を土台に、声優としても評価されている実例です。
男女で活動の順番に大きな違いがあるわけではなく、俳優としての実績を積んだうえで声優の仕事にも挑戦する、というキャリアの広げ方は女性にも共通して見られます。
実例③俳優を本業としながら声優としても活動する女性の例



女性で両立してる人はいないの?
います。俳優発の実例を2人紹介しますね
蒼井優さん:俳優を本業としながら声優としても評価されている
蒼井優さんは俳優として数多くの映画・ドラマで活躍する一方、アニメ映画でも声優として出演しています。
アニメ映画『鉄コン筋クリート』(2006年)が声優としてのデビュー作で、その後もアニメ作品への出演を重ねています。
俳優として培った表現力を声の演技にも活かしており、俳優と声優のどちらの仕事も自然体でこなしている実例です。出典:Wikipedia「蒼井優」
芦田愛菜さん:子役・俳優として活動しながら声優としても出演している
芦田愛菜さんは子役時代から数多くのドラマ・映画で主演を務めてきた俳優で、俳優としての活動を続けながら、アニメ映画でも声優として出演しています。
『怪盗グルー』シリーズのアグネス役などで声優としても出演実績があります。
子役として培った演技経験の幅広さが、声優としての仕事にも活きていると考えられます。俳優として第一線に立ちながら、声優としての活動も並行して行っている実例です。出典:Wikipedia「芦田愛菜」
【検証済みデータ】5名の実例から見える共通点



【比較表】5名の声優代表作・俳優代表作・出典
| 氏名 | 声優としての代表作 | 俳優としての活動 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 山寺宏一さん | 多数のアニメ・吹き替え作品 | ドラマ・映画に出演 | シネマトゥデイ |
| 小野賢章さん | 『ハリー・ポッター』吹き替え、アニメ多数 | 子役から18歳で俳優の道を決意 | シネマトゥデイ/Wikipedia |
| 神木隆之介さん | 『千と千尋の神隠し』『君の名は。』ほか | 数多くのドラマ・映画で主演 | Wikipedia |
| 蒼井優さん | 『鉄コン筋クリート』ほか | 映画・ドラマで活躍する俳優 | Wikipedia |
| 芦田愛菜さん | 『怪盗グルー』シリーズほか | 子役時代から数多くの主演作 | Wikipedia |
5名の実例から見える、両立している人に共通する考え方
5名の発言や経歴を見ると、「声優と俳優、どちらが本業か」を厳密に分けていないという共通点があります。
山寺宏一さんは両者の違いを「全然違うとも思わない」と語り、小野賢章さんは「人と同じことはやりたくない」と自分の道を切り開く姿勢を見せています。
共通しているのは、どちらの活動も「台本を読み、役の気持ちを想像し、演技として表現する」という土台でつながっているという捉え方です。
片方の活動で得た経験が、もう片方の活動にも活きているという考え方が見えてきます。
また5名とも、子ども時代や若い頃からどちらか一方の活動を始め、その後もう一方の活動に自然と広がっていったという経緯も共通しています。
最初から「両方やる」と決めて始めたわけではない点は、これから声優や俳優を目指す方にとって参考になるポイントです。
声優と俳優を兼業している人は、どうスケジュールを両立させているか



両立してる人はどうやって時間を作ってるの?
スケジュール調整の考え方を整理してみますね
兼業のスケジュール管理・仕事の受け方
声優の収録は数時間単位で組まれることが多く、俳優の撮影・舞台の稽古は数日〜数週間単位で拘束されることが多いのが一般的な傾向です。
この時間の単位の違いをうまく組み合わせることで、両方の仕事を受けることが可能になります。
特に舞台に出演している期間は、声優の仕事を受けにくくなるのが実情です。
逆に映像作品の撮影が入っていない時期は、声優の収録を集中的に受けられるため、活動のバランスは時期によって変動しやすい傾向があります。
事務所は兼業をどう考えているか
声優事務所・俳優事務所のどちらも、所属タレントが幅広いジャンルで活躍することを歓迎する傾向にあります。
声優としての知名度が舞台・映像の仕事につながったり、逆に俳優としての演技力が声優の仕事の評価につながったりすることも少なくありません。
近年は声優・俳優どちらの仕事も同じ事務所内で調整できる総合的な芸能事務所も増えており、マネージャーが両方のスケジュールを一括して管理するケースも見られます。
兼業を続けるうえでの心構え
一般的な傾向として、両立を続ける人は「どちらが本業か」にこだわりすぎない姿勢を持っていることが多いとされています。
目の前の役にどう向き合うかを大切にする考え方が、結果として両方の活動を続ける原動力になっているようです。
声優と俳優の兼業、メリットと大変なところ



兼業のメリット
声優と俳優を両方経験することで、演技の引き出しが増えるというメリットがあります。声だけで伝える技術と、身体全体で伝える技術の両方を持っていることは、役の幅を広げることにつながります。
仕事のジャンルが広がることで、収入源が1つに偏らないという実務的なメリットもあります。声優の仕事が少ない時期に俳優の仕事があったり、その逆のケースもあり得ます。
ファン層が声優ファン・俳優ファンの両方に広がる可能性がある点も、活動の幅を考えるうえでのメリットのひとつです。片方の活動をきっかけにもう片方の仕事を知ってもらえることもあります。
兼業の大変さ・両立が難しくなる場面
一方でスケジュールが重なった場合、どちらかの仕事を断らざるを得ない場面が出てくるのが大きな課題です。
小野賢章さんが「なかなか両立は難しいです」と語っているように、実際に両立している人であっても簡単なことではないというのが実情です。
また、声優としてのイメージと俳優としてのイメージが視聴者の中で結びつかず、片方の活動が知られていないということも起こり得ます。両方の活動を続けるには、根気強く両方に向き合い続ける姿勢が必要です。
声優に向いている人・俳優に向いている人の特徴



自分はどっちに向いてるんだろう
特徴を整理したので見てみてくださいね
声優に向いている人の特徴
声優に向いているのは、声の表現に強い興味がある人、物真似や声のバリエーションを作るのが好きな人です。姿が見えない分、声だけで感情を伝えることに面白さを感じられるかどうかがポイントになります。
決められた尺の中で演技を組み立てる客観性も重要な資質です。アニメーションの口の動きに合わせながら感情を乗せる作業を、窮屈と感じるか面白いと感じるかで向き不向きが分かれます。
また、他の声優との掛け合いを楽しめるかどうかも大切なポイントです。フラッシュ収録では他の声優の演技を受けて瞬時に反応する力が求められるため、協調性のある人に向いています。
俳優に向いている人の特徴
俳優に向いているのは、身体を動かして表現することが好きな人、人前に立って表情や動きで気持ちを伝えることに抵抗がない人です。声だけでなく、視線や指先の動きまで演技として意識できる人に向いています。
撮影や舞台稽古は長時間の拘束になることが多いため、体力面での適性も関わってきます。共演者やスタッフと現場で息を合わせるコミュニケーション力も求められます。
【簡易診断】あなたは声優向き?俳優向き?



自分がどちらに向いているか迷ったら、次の3つの質問を自分に問いかけてみてください。①姿が見えなくても声だけで気持ちを伝えたいか、それとも表情や動きも使って伝えたいか。
②一人で声の表現に集中する時間が好きか、それとも大勢と現場の空気を共有するのが好きか。③裏方として作品を支える立場が好きか、それとも表に立つ役割が好きか。
①②③のいずれも「声・一人・裏方」寄りなら声優、「表情・大勢・表」寄りなら俳優が向いている傾向にあります。
どちらとも言えない場合は、この記事で紹介した5名のように、両方に挑戦してみるのも一つの選択肢です。
この診断はあくまで簡易的な目安です。実際に養成所の体験レッスンやオーディションを受けてみることで、自分がどちらの現場によりわくわくするかを肌で感じることが、進路を決める一番の近道になります。
声優と俳優、両方に共通して必要な3つの力



向いてる方だけを極めればいいというわけではありません。声優にも俳優にも共通して必要な3つの力を紹介します。
台本を読み解く力。セリフの裏にある気持ちや状況を正確に読み取る力は、声優にも俳優にも共通して必要です。
感情を役に落とし込む力。読み取った気持ちを自分の感情として受け止め、演技として外に出す力が求められます。
継続してスキルを磨く姿勢。山寺宏一さんが31年経ってもなお学び続けるように、経験を重ねても磨き続ける姿勢が評価されます。
声優と俳優、収入や仕事の安定性はどう違う



声優の収入・働き方の実情
声優の収入は、出演した作品の本数や役の大きさによって変動する仕事です。新人のうちは1本あたりの収入が少なく、他の仕事と掛け持ちしながら活動を続ける人も多いのが実情です。
知名度が上がり、レギュラー出演や主演クラスの役を任されるようになると、収入は安定しやすくなります。ただしそこに至るまでの下積み期間は人によって差が大きく、平均的な年数を一概には言えません。
俳優の収入・働き方の実情
俳優の収入も同様に、出演作品の規模・役柄によって大きく変動する仕事です。舞台は稽古期間が長く拘束時間が長い割に、収入としては映像作品より少なくなりやすい傾向があるとされています。
映画・ドラマの主演クラスになれば収入は大きく変わりますが、そこに至るまではエキストラや端役から経験を積んでいくキャリアパスが一般的です。
声優と俳優、オーディション・事務所の違い



オーディションの違い
声優のオーディションは、決められた台本を声だけで演じて審査されることが基本です。俳優のオーディションは、台本の読み合わせに加えて、立ち姿や表情、カメラ写りなど声以外の要素も審査対象になります。
声優のオーディションでは、同じセリフでも複数のパターンの演技を求められることがあり、その場で演技の幅を切り替える瞬発力が試されます。
俳優のオーディションでは、即興の演技(インプロ)を求められることもあります。
俳優のオーディションでは、身長・体格など役柄に応じた条件が加わることもあります。
声優のオーディションが「声だけの世界」で完結するのに対し、俳優のオーディションは声を含めた見た目全体が審査対象になる点が大きな違いです。
事務所の違い
声優事務所は声優としての仕事の紹介・レッスンを中心に行う事務所が多く、俳優事務所は舞台・映像出演の紹介を中心に行います。近年は声優・俳優どちらの仕事も紹介する総合的な芸能事務所も増えています。
声優を目指すなら知っておきたい養成所・学校の選び方



声優養成所という選択肢(日ナレ紹介)
養成所の代表例が日本ナレーション演技研究所(日ナレ)です。応募資格は中学卒業程度の学力のみで、審査は実技と簡単な筆記だけ、費用は無料という間口の広さが特徴です。
全国10校舎を展開しており、地方在住でも通いやすい選択肢のひとつです。
週1回2時間からのレッスンで、働きながら・学業と両立しながら通える点も、これから声優を目指す人にとって始めやすいポイントです。
専門学校という選択肢(AMG紹介)
じっくり2年間学びたい人には、専門学校という選択肢もあります。アミューズメントメディア総合学院(AMG)は、学内オーディションで来校70社・直接所属合格92.9%という実績を持つ専門学校です。
東京・大阪に校舎があり、声優としての専門的なカリキュラムを2年かけてじっくり学べる点が特徴です。実績を重視したい人、腰を据えて学びたい人に向いている選択肢です。
未経験・独学から声優や俳優を目指すには/転身は可能か



未経験・独学から目指す場合に必要な準備
未経験からでも、養成所や専門学校で基礎から学べば声優・俳優どちらも目指せます。独学の場合は、発声・滑舌の練習アプリやボイスサンプルの作成など、自分で環境を整える工夫が必要です。
独学で挑戦する場合も、まずは養成所の体験レッスンやオーディション情報を集めることから始めると、実際の現場のレベル感をつかみやすくなります。
声優から俳優へ、俳優から声優への転身
この記事で紹介した5名のように、声優から俳優へ、俳優から声優へと活動の幅を広げることは実際に可能です。片方の活動で得た演技経験は、もう片方の活動でも土台として活きてきます。
転身というよりは「活動の幅を広げる」という捉え方の方が実情に近く、片方をやめてもう片方に完全に切り替えるケースよりも、両方を並行して続けるケースの方が多く見られます。
独学で目指す場合のハードル
独学の場合、客観的に自分の演技を評価してくれる第三者がいないというハードルがあります。オーディションの選考基準や、業界特有の礼儀・現場の進め方を知る機会が少ない点も、独学ならではの難しさです。
独学からいきなりオーディションに挑戦して合格する例もありますが、多くの場合は基礎を学べる場所で一定期間トレーニングを積んでから挑戦する方が、合格率を上げやすいとされています。
声優と俳優、1日の流れとやりがい・大変なところ



ここで紹介する1日の流れは、実在の個人の実際の予定ではなく、一般的な仕事内容から想定したモデルケースです。
声優ならではの1日の流れ・やりがい・大変さ
声優の収録日は、朝から複数のスタジオを掛け持ちすることもあれば、1日かけて1つの作品にじっくり向き合うこともあります。
自分の声で作品のキャラクターに命を吹き込む瞬間にやりがいを感じる一方、体調管理が声の状態に直結する大変さもあります。
風邪をひいて声が枯れると仕事に直結してしまうため、日頃からの喉のケアや体調管理が欠かせません。
俳優ならではの1日の流れ・やりがい・大変さ
俳優の撮影日は、早朝からの拘束や長時間の待ち時間が発生することも珍しくありません。
カメラの前で役として生きる瞬間の手応えが大きなやりがいである一方、天候やスケジュール変更に振り回されやすい大変さもあります。
屋外ロケの場合は天候によってスケジュールが急に変わることもあり、待ち時間の長さに耐える精神力も求められます。
声優と俳優、資格・需要と将来性・年齢の壁



必要な資格や免許はあるか
声優にも俳優にも、国家資格や必須の免許はありません。養成所・専門学校の卒業も必須条件ではなく、オーディションに合格すれば未経験からでも仕事を得ることは可能です。
それぞれの需要と将来性
アニメ・映像コンテンツの配信市場が広がる中で、声優・俳優どちらの需要も一定して存在しています。ただしどちらも狭き門であることに変わりはなく、実力と継続的な努力が求められる仕事です。
配信プラットフォームの増加により、吹き替えの仕事や海外向けコンテンツへの出演機会も広がっている傾向があり、声優としての活動の幅は今後も広がる可能性があります。
それぞれ何歳から目指せるか
声優・俳優ともに、年齢の上限は明確に定められていません。日ナレのように中学卒業程度から応募できる養成所もあれば、社会人経験を経てから声優・俳優を目指す人も多く存在します。
年齢よりも、これまでの人生経験や声・演技の個性がオーディションでは重視される傾向があります。社会人経験があるからこそ表現できる役柄も多く、年齢を理由に挑戦をあきらめる必要はありません。
声優と俳優についてよくある質問①(適性編)
声優と俳優、どちらが難しい?
どちらが難しいかは一概には言えません。声優は姿が見えない分、声だけで感情を伝える難しさがあり、俳優は全身が見える分、細部までごまかせない難しさがあります。
求められる難しさの種類が違うと捉えるのが正確です。
声優も演技の勉強は必要?
必要です。声優は「声の仕事」というイメージが強いですが、根底にあるのは演技力です。台本を読み解き、役の気持ちを想像する力は、俳優と同じように演技の勉強を通して身につけていくものです。
声だけで演技をする分、俳優以上に「声の表現力」を磨く専門的な訓練が必要になる場面もあります。滑舌や発声の基礎練習は、声優を目指すなら避けて通れないステップです。
声優と俳優についてよくある質問②(見た目・学歴編)
声優はルックスは関係ない?
声優の仕事自体は声の演技が中心のため、ルックスが直接評価に関わることは少ない仕事です。ただし近年はイベント出演やメディア露出も増えており、人前に立つ機会が全く無いわけではありません。
一方で俳優は、映像に姿が映る仕事のため、役柄によっては見た目の条件がオーディションで問われることがあります。ただしこれも「特定の役に合うかどうか」の話であり、決まった基準があるわけではありません。
学歴は必要?
声優・俳優ともに、学歴が必須条件になることはありません。オーディションで重視されるのは、あくまで演技力や声の表現力です。日ナレのように中学卒業程度から応募できる養成所もあります。
声優と俳優についてよくある質問③(キャリア・実情編)
俳優からアニメ声優になれる?
なれます。神木隆之介さんのように、俳優としての活動と並行してアニメ声優としても活躍している例は実際にあります。俳優としての演技経験が、声優の仕事でも評価されるケースは少なくありません。
逆に、声優としての活動を土台に俳優としてデビューするケースもあります。どちらから始めても、もう一方の世界に挑戦する道は開かれています。
声優と俳優、公開インタビュー等から分かる仕事の実情
実話厳守のため、この記事では特定個人の未確認のエピソードは扱わず、業界で一般的に語られる傾向として整理しています。両立している人の多くが、片方の活動をもう片方の糧にしているという共通点が見えてきます。
まとめ:声優と俳優の違い・両立できるかどうか・向き不向き
声優と俳優は、声だけで伝えるか全身で伝えるかという表現手段の違いはありますが、台本を読み解き役の気持ちを想像するという土台は共通しています。
この記事で紹介したように、声優と俳優は実際に両立している人がいます。
山寺宏一さん・小野賢章さん・神木隆之介さん・蒼井優さん・芦田愛菜さんの5名の実例が示す通り、どちらか一方に絞らなければいけないわけではありません。
まずは声優に向いているか俳優に向いているかを考えるところから、あるいは両方に挑戦してみるところから、自分に合った一歩を踏み出してみてください。










