専門学校舞台芸術学院ってタレントさんや俳優さんの学校だと思ってたけど、声優の評判ってどうなんだろう…って調べてみたら、なんかもう閉校してるっぽい?
うん、実は2026年3月にもう閉校済み。でも口コミや学費、声優として活躍した卒業生の実話はちゃんと残ってるから、順番に一緒に検証していこう。



結論
専門学校舞台芸術学院はもう存在しません
先に結論からお伝えします。専門学校舞台芸術学院は2026年3月に閉校しており、現在は新規の生徒募集を行っていません。
2024年9月9日に「教育活動終了のお知らせ」として閉校が発表され、2026年1月に最後の学年(ステージアーティスト科17期生)が卒業公演を行い、2026年3月に70年以上の歴史に幕を閉じました。
この記事では、閉校の経緯・実在する口コミ評判・学費・学校教育法上の認可状況・声優としての卒業生の実績を、公式サイトや第三者ソースで裏付けが取れた情報だけに絞って解説します。
閉校発表はいつ、なぜ
専門学校舞台芸術学院は1948年創立、これまでに累計約1万5,000人の卒業生を輩出してきた「わが国唯一の舞台芸術専門課程のみの専門学校」でした。
「教育活動終了のお知らせ」として閉校を正式発表。コロナ禍以降に演劇を志望する若者が減少したことが理由で、最盛期は昼夜合わせて約200人いた生徒数が、発表時には約30人まで落ち込んでいました。
ステージアーティスト科17期生が卒業公演「The Greeks」を上演。これが実質的に最後の卒業公演となりました。
最終学年の卒業をもって正式に閉校。
公式サイト(bugei.ac.jp)に「閉校のお知らせ」を掲載。現在も公式サイト自体は閲覧できますが、入学案内・募集ページは存在しません。
閉校後の校舎は劇団青年座の拠点に
閉校後の東京都豊島区西池袋の校舎は、1954年設立の劇団青年座が活動拠点として引き継ぐことが決まっています。
青年座の事務所はすでに2025年4月に渋谷区富ヶ谷から移転済みで、稽古場を含めた本格的な移転は2026年4月に予定されています。
なお、青年座が運営する俳優養成機関「劇団青年座研究所」も、この移転にともない研究生の募集を一時休止しており、リニューアル後の2027年4月生から再開予定と案内されています。専門学校が閉校しても、同じ場所・近い系譜の養成機関が形を変えて続いていくことになります。
在学中はどんなカリキュラムだったのか(記録として)



在校当時のカリキュラムは、声と身体の基礎訓練を年間を通して行いながら、上演実習の発表を定期的に行うスタイルでした。舞台で演じることを基本に、舞踊・ミュージカル歌唱・アフレコなど幅広い表現方法を扱っていました。



カリキュラムには狂言や地唄舞などの伝統芸能を学ぶ科目、モノローグ・ダイヤローグなどの実習が含まれ、音響家・照明家・舞台美術家といったプロを招いた特別講義も行われていました。声優を目指す人向けの専門コースではありませんでしたが、この総合的な訓練の中にナレーション・アフレコの実習が組み込まれていたことが、結果として複数の声優卒業生を輩出した背景になっています。
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専門学校舞台芸術学院の口コミ評判
実在の投稿だけを検証
この記事の旧バージョンには、リンク切れのXの投稿や、投稿者名・出典が一切ない口コミが混じっていました。今回、リンク先を1件ずつ実際に開いて確認したうえで、実在が確認できたものだけに絞って書き直しています。
具体的には、旧記事にあったX(旧Twitter)の投稿リンク5件のうち1件は投稿自体が削除・存在しない状態(404)でした。また、出典が一切ない「女性」「男性」とだけ書かれたカラーボックスの口コミ2件も、投稿者を確認できないため今回は掲載していません。
口コミって、たまに作り話っぽいのが混ざってたりするよね…。
そうなの。だからここでは実際にリンクを開いて中身が確認できたものと、学校比較サイト「みんなの専門学校情報」の実名口コミだけを使うね。
良い口コミ
実在を確認できたX(旧Twitter)の投稿では、「イライラも吹き飛ぶほど舞芸生は楽しいネ」という投稿や、稽古やオーディションで忙しい日々を「舞芸ありがとう!!」と振り返る投稿がありました。
「みんなの専門学校情報」に寄せられた実名口コミ(入学年・卒業生/在校生・評価点つき)でも、総合評価は5点満点中4.5点、芸能分野の口コミランキングでは68校中1位という評価でした。「同じ夢を追いかけている友人ばかり」「駅から近く設備・施設が充実」といった声が複数見られます。
学費についても「他より安く感じます」「妥当の学費」という評価があり、少人数制ならではの「少人数制なので全員と絡める」「本気で頑張るなら全力で応援してくれる」という環境面の評価も見られました。
悪い口コミ
実在を確認できた投稿では、「舞芸の学費高過ぎじゃね…二年制ですものね…」(2015年投稿)という学費に関する率直な声がありました。
「みんなの専門学校情報」の口コミでも学費については「割と高い」「決して学費が低いわけじゃない」という評価と、「安いかと思います」という逆の評価の両方が存在し、意見が分かれています。また「本気でやりたいという気持ちがないときつい」「強いものが生き残る学校、弱肉強食の世界」という厳しさを指摘する声もありました。
なお、旧記事にあった「上下関係が厳しい」という口コミのリンク先は、投稿者のアカウントが現在非公開(鍵アカウント)になっており内容を確認できなかったため、今回は掲載を見送りました。実在確認ができない情報を「厳しい上下関係があった」と断定してしまうと、それ自体が新しい不正確な情報を生んでしまうため、今回は書かない判断をしています。
専門学校舞台芸術学院の学費は
2年間で233万円だった
専門学校舞台芸術学院は公式サイトに学費を明記しておらず、資料請求での案内が基本でした。過去の資料をもとにした内訳は次のとおりです。



| 費目 | 1年次 | 2年次(予測) |
|---|---|---|
| 入学金 | 150,000円 | ― |
| 年間授業料 | 700,000円 | 700,000円 |
| 施設費 | 120,000円 | 120,000円 |
| 管理諸費 | 100,000円 | 100,000円 |
| 公演実習費 | 170,000円 | 170,000円 |
| 年次合計 | 1,240,000円 | 1,090,000円 |
2年制のため、入学金を除いた分を2年目にも支払うとすると、2年間の合計はおよそ233万円になります。同ジャンルの専門学校と比べても大きく外れた金額ではありませんが、口コミにもあるとおり「高い」と感じる声も一定数ありました。
学校教育法上の認可状況
各種学校から専門学校へ(1989年)
専門学校舞台芸術学院は、1949年に学校教育法上の「各種学校」として認可を受けてスタートし、1989年に「専門学校」(専修学校専門課程)へ移行しました。
高等教育資格承認情報センター(NIC-Japan)の公開情報でも、専門学校として登録され、学科によっては卒業生に「専門士」の称号が付与される対象であることが確認できます。一方で、より高度な認定である「職業実践専門課程」の認定、および大学院入学資格に関する文部科学大臣指定課程は、いずれも「無」でした。
つまり、無認可・怪しい教育施設ではなく、正規の学校教育法に基づく専門学校として認可されていた学校です。この点は「評判」を調べる際に不安に思う方もいるため、明確にしておきます。
専門学校舞台芸術学院の卒業生に
声優はいた?実績を検証
この記事の旧タイトルには「声優実績なし?」という煽り文句が使われていましたが、実際に卒業生を1人ずつ調べたところ、実在する著名な声優の卒業生が複数確認できました。



「声優実績なし」ってタイトルだったけど、実際どうだったの?
調べてみたら実績はちゃんとあったよ。逆に、旧記事に載っていた名前の中には、出身の裏付けが取れない人も混ざっていたの。
実在確認できた声優卒業生
複数の一次情報(Wikipediaの著名な出身者一覧・各声優のプロフィール情報)で舞台芸術学院の卒業生であることが確認できた声優は、青野武さん(『ちびまる子ちゃん』さくら友蔵役、『ドラゴンボール』シリーズ等)、池田勝さん(『ヤッターマン』、『サクラ大戦』等)、鈴木れい子さん(『北斗の拳』トヨ役等)、牛山茂さん(『ONE PIECE』Dr.ヒルルク役等)の4名です。
いずれも長年にわたり第一線で活躍してきたベテラン声優で、「声優実績なし」と言い切れる学校ではありません。
出典不明のため掲載しなかった情報(上條恒彦について)
旧記事では歌手・俳優の上條恒彦さんも卒業生として紹介されていましたが、Wikipediaをはじめとする複数の情報源を確認した限り、上條さんが専門学校舞台芸術学院の出身であるという記述は見つかりませんでした。裏付けが取れなかったため、今回の記事では削除しています。
なお、同校のカリキュラムには声優専門のコースがあったわけではなく、演劇・舞踊を中心とした総合的な舞台芸術教育の一環として、ナレーションやアフレコの実習が含まれていました。そのため「声優の名門校」というよりは「舞台俳優の名門校から、結果として声優も輩出してきた学校」というのが実態に近い評価です。
【診断】舞台芸術学院タイプの学校を探していた
あなたに合う次の一歩
専門学校舞台芸術学院はもう新規の生徒を募集していません。ここでは、この学校に興味を持っていた方が次にどこを目指せばいいかを、3つの質問で確認できる簡易診断を用意しました。
もう募集してないなら、次はどうすればいいんだろう…
惹かれていたポイントによって、次に見るべき場所が変わってくるよ。3つの質問に答えてみて。
舞台芸術学院はもうないけど、あなたに合う次の一歩は?
3つの質問に答えるだけ(20秒)
Q1. 舞台芸術学院に一番惹かれていたのは?
Q2. 学び方で大事にしたいのは?
Q3. 今の気持ちに近いのは?
声優として活躍したいタイプ
舞台芸術学院からも実在の声優卒業生が出ています。まずは実績を確認してみましょう。
声優として活躍したいタイプ(本気度高め)
声優としての活躍を目指すなら、今すぐ資料請求できる専門学校があります。
※アミューズメントメディア総合学院(AMG)への外部リンクです
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舞台俳優としての総合力を伸ばしたいタイプ
舞台芸術学院と同じ路線(演劇+声優)の学校を記事内で紹介しています。
舞台俳優としての総合力を伸ばしたいタイプ(本気度高め)
舞台芸術学院の校舎を引き継ぐ劇団青年座研究所は、移転にともない研究生の募集を一時休止中です(2027年4月生から再開予定)。公式サイトで最新情報を確認しましょう。
舞台芸術学院と同じく演劇・声優
どちらも学べる学校はある?
舞台芸術学院のように「演劇の総合力」と「声優としての活躍」の両方を視野に入れられる学校を探している場合、声優専門というより演劇総合型の養成所・専門学校を探すのが近道です。
個別の学校名を1校ずつ比較する内容は、当サイトの「プロの声優が発表!声優専門学校ランキング」にまとめているので、じっくり比較したい方はそちらもあわせてご覧ください。ここで長い学校リストを重複して並べることはしません。
声優としての活躍を重視するなら、全国12校舎を持ち費用無料・審査も実技中心で間口の広い日本ナレーション演技研究所(日ナレ)や、アミューズメントメディア総合学院(AMG)のような声優専門学校も選択肢になります。
一方、舞台芸術学院のように「演劇の総合力」そのものを重視するなら、劇団附属の研究所(研究生制度)も検討先になります。ただし前述のとおり、舞台芸術学院の校舎を引き継ぐ劇団青年座研究所自体は移転にともない研究生募集を一時休止中(2027年4月生から再開予定)のため、今すぐ入所できるわけではない点に注意してください。
閉校した専門学校の「専門士」
資格は今後も有効?
専門学校が閉校しても、在学中に取得した「専門士」の称号や卒業の事実そのものが無効になるわけではありません。
専門士は学校教育法に基づき文部科学省の告示基準を満たした専門学校(専修学校専門課程)が卒業時に付与するもので、一度付与された称号は学校の閉校後も卒業生本人の経歴として有効です。ただし、卒業証明書等の発行手続きの窓口は閉校後に変更される場合があるため、証明書が必要な場合は学校法人や後継の窓口(劇団青年座を含む関係先)に確認することをおすすめします。
よくある質問
1つ目:今から舞台芸術学院に入学することはできますか?
できません。2026年3月に閉校しており、現在は入学案内・募集ページ自体が公式サイトに存在しません。公式サイト自体は資料アーカイブとして残っていますが、資料請求フォームや出願案内は掲載されていないため、声優・演劇を学びたい場合は、記事内で紹介した他の学校を検討してください。
2つ目:すでに願書を出していた場合はどうなりますか?
閉校は2024年9月の発表以降、在校生の卒業を待って段階的に進められたため、閉校後に新たに願書を提出することはできません。すでに在学していた方の卒業・進路については、学校からの案内に従う形になっていました。手続き中の書類がある場合は、後継の窓口として引き継がれている連絡先に確認するのが確実です。
3つ目:専門士の資格は今後も有効ですか?
有効です。前述のとおり、専門士は卒業時点で付与された称号であり、学校の閉校後も無効になることはありません。就職や進学の際に卒業証明・資格の提出を求められた場合も、卒業した事実そのものは変わらないため、通常どおり経歴として使えます。
まとめ
専門学校舞台芸術学院は、1948年創立・1989年に学校教育法上の専門学校として認可された歴史ある学校でしたが、2026年3月に閉校し、現在は新規の生徒募集を行っていません。
口コミは実在確認できたものだけを見ると総合評価は高く、学費は2年間で約233万円、卒業生には青野武さん・池田勝さん・鈴木れい子さん・牛山茂さんという実在の声優がいたことが確認できました。一方で「声優実績なし」という煽りや、裏付けのない卒業生名、リンク切れの口コミは今回の記事から取り除いています。
閉校した今、同じ路線の学校を探している方は、この記事内の診断や、声優専門学校ランキング記事もあわせて参考にしてください。
プロ声優が教える声優専門学校ランキング20!体験も可能!









