本の魅力を『5分の語り』で伝えるコミュニケーション活動『ビブリオバトル』をご存じでしょうか。本の紹介と議論を通じて、人と本、そして人と人をつなぐ活動として、全国で広がっています。
この記事では、ビブリオバトルの歴史と、普及を担うビブリオバトル普及委員会の活動についてご紹介します。
W杯・五輪実況
人の『語り』を通じて本を知り、本を通じて人を知る、というコミュニケーションの場を全国で広げる活動だと感じました。
ビブリオバトルについての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報元NHKエグゼクティブアナウンサー
吉松欣史
記事内容と調査情報を監修
36 のニュースサイトに掲載
- 毎日新聞デジタル
- 産経ニュース
- TBS NEWS DIG
運営全国1,125件を同じ項目で調査した話し方教室MAP
情報源ビブリオバトル 公式サイト
2026年10月20日確認
- 名称
- ビブリオバトル普及委員会
- 事務局
- 一般社団法人ビブリオバトル協会
- 発祥
- 2007年、京都大学 片井研究室(考案者:谷口忠大氏)
- 普及委員会の発足
- 2010年
- 現代表
- 髙田舞子氏(2026年6月就任)
- 連絡先
- info@bibliobattle.jp(平日10:00〜16:00)
団体の概要

ビブリオバトル普及委員会は、ビブリオバトルと呼ばれるコミュニケーション活動の普及に取り組む団体です。一般社団法人ビブリオバトル協会が事務局を担い、全国のメンバーが自主的に活動しています。
ビブリオバトルは、2007年に谷口忠大氏が京都大学情報学研究科の片井研究室で考案しました。片井研究室での活動を経て、2008年以降は京都大学総合人間学部フィールドワーク研究会や大阪大学のグループにも広がり、2010年に正式に『ビブリオバトル普及委員会』として組織化されました。
キャッチコピーは『人を通して本を知る。本を通して人を知る』です。2026年6月12日には髙田舞子氏が新代表に就任しています。
考案者の谷口忠大氏が京都大学に着任した際、「何かおもしろいやり方はないか」と考えたことがきっかけで生まれ、片井研究室では毎週水曜日に開催されていました。その後、京都大学総合人間学部フィールドワーク研究会や大阪大学のグループにも広がり、学会発表を通じて概念が発信されました。
ビブリオバトルとは|5分の紹介と議論

ビブリオバトルは、参加者が持ち寄った本について5分間で紹介し、その後2〜3分間のディスカッションを行う活動です。最後に『一番読みたくなった本』に投票し、最多票を集めた本が『チャンプ本』となります。
- 参加者が面白いと思った本を持ち寄る
- 各自が5分間で本を紹介する
- 参加者全員で2〜3分間のディスカッション
- 『一番読みたくなった本』に投票
- 最多票の本が『チャンプ本』に選出
原稿やスライドなしに、『生の語り』で本について紹介するため、話者の個性や考え方が伝わります。相手の『語り』を通じて新しい本を知り、人の違う視点に触れる機会になります。
ビブリオバトルという名前には『誰でも開催できる』という考え方が込められています。本の内容だけでなく、紹介する人の語り方そのものに注目が集まる点が特徴です。特別な準備や道具がなくても、本を1冊持って集まれば開催できる手軽さも広がりの理由になっています。
ビブリオバトルの4つの機能
参加者は未知の著作に出会い、発表者は自分の知識を他の参加者と共有できます。
タイマーを使い資料なしで発表する経験と、対等な立場での投票によるフィードバックで、発表の技能が磨かれます。
繰り返し開催することで、コミュニティ内に興味深い作品の情報が集まります。
本の紹介を通じて参加者の個性や背景が明らかになり、組織内のコミュニケーションが活性化します。
全国での開催と2026年の大会
ビブリオバトルは、小中高校、大学、企業研修、図書館、書店、サークル、カフェなど、さまざまな場所で開催されています。
普及委員会は、全国各地での大会開催を支援しています。『ビブリオバトルシンポジウム2026【秋】』は2026年11月28日に近畿大学東大阪キャンパスで開催予定です。
2026年10月1日から31日には、その年の優れたビブリオバトルを選ぶ『Bibliobattle of the Year 2026』の投票期間が設定されており、受賞者は12月に発表されます。
シンポジウムや年間表彰といった企画を通じて、全国各地で開かれているビブリオバトルの活動を、一年を通じて盛り上げる取り組みを続けています。
公式サイト・問い合わせ
ビブリオバトル普及委員会の公式ウェブサイトには、ビブリオバトルの公式ルール、全国の大会情報、シンポジウムの案内などが掲載されています。
メール:info@bibliobattle.jp(平日10:00〜16:00)
委員会は『note』『X』『Instagram』『Facebook』でも活動を発信しており、最新の大会情報やビブリオバトルの実例を見ることができます。
まとめ
ビブリオバトル普及委員会が広める『ビブリオバトル』は、本を話題にした『語り』と『聴き』のコミュニケーション活動です。人の話を聴いて新しい視点を知り、自分の考えを相手に伝える経験ができます。学校や地域、職場など、さまざまな場所で、人のつながりを深める活動として広がっています。
2007年に京都大学で生まれた活動が、2010年の委員会発足を経て、今も全国でシンポジウムや大会を伴いながら続いています。本を通じて語り、聴く経験をしたい人、新しい本との出会いを探している人に向いている活動です。
参照日:2026年10月20日
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