【人生が好転!】愚痴・悪口・文句を言わない癖を作る完全マニュアル

こんにちは!テレビ局で6年間キャスターとして仕事をしてきた松岡です。

これまで多くのアナウンサーやキャスターと接してきましたが、日頃から愚痴が多かったり悪口や文句ばかり言う人は出世していません。

逆に、

  • あの人が悪口を言っているのを聞いたことがない
  • いつも文句を言わず仕事をしている
  • 愚痴をこぼす前に行動している

という人は、かなりの確率で出世し人気アナウンサーとなっていました

男女関わらず、悪口を言わないということは、仕事だけでなくプライベートでもとても良い効果があります。

あなたの人生をより良いものにしたいのなら、まずは愚痴や悪口を言わないようにすること、と言っても良いでしょう。

今回は、愚痴や悪口、文句を言わなくて済むようになる完全マニュアルをあなたに授けます。

 

 1.愚痴・悪口・文句を言うと人生損をする!?

愚痴や悪口、文句を言って得をすることは絶対にありません。

マイナスな言葉を発する人は、相手からもマイナスな印象しか持ってもらえないのです。

例えば、家に帰ったとき、妻や夫がいきなり愚痴を言ってきたらどうですか?

「ただいまー」

「おかえり。ちょっときいてよ。今日さ、こんなことがあって…またあの人にあんなこと言われてさ、ほんと○○さんっておかしいのよ。」

愚痴や悪口は、言っている本人はその時はストレスを発散させているかもしれません。

しかし、相手はそのマイナスな感情を受け止めなければいけません。

これは相当なストレスとなります。

  • 悪口を言う相手とは関わりたくない
  • 話を聞きたくない
  • また文句が始まるのかな

とコミュニケーションをとることさえ億劫に思わせてしまいます。

また、文句ばかり言う同僚がいたらどうでしょう。

「お疲れ様!仕事順調?」

「いやぁ、この仕事さ、本来は○○が引き継ぐはずだったのにさ、部長が勝手に押し付けてきてさ、大体○○だってさ…」

こんな文句をぶつけられても、相手はなんと反応して良いかわかりません。

仮に同意してしまうと、文句を言っている人物と同じように、部長や○○さんを批判することにもなってしまうので、同意するわけにもいきません。

  • 文句を言うよりも早く仕事に取りかかれば良いのに
  • どうして前向きに捉えられないのか
  • 仕事のやる気がない人だな

と思われることでしょう。 

 

 1-1.悪口を言わない人は人から好かれる

上記で述べたような人物とは逆の、悪口を言わない人があなたの周りにいませんか?

  • いつも楽しそうだ
  • やる気に満ちあふれている
  • 友人が多い
  • 人望が厚い

そういった人は、悪口を言わない人が多いです。

なぜなら、悪口を言わない人とは一緒にいて居心地がいいので、自然と人が集まるのです。

比べれば一目瞭然でしょう。

「いつも口をへの字にして、暗い顔で、マイナスな言葉ばかり発する人間」

もう一方は、

「いつもニコニコしていて、明るい顔で、ポジティブな言葉を発する人間」

あなたはどちらの人と一緒にいたいと思いますか?

仕事でもプライベートでも、悪口を言わない人は多くの人から好かれ、その人自身も誰からも悪口を言われることなく良好な人間関係が築けます。

ある美容師さんが言っていたことが印象に残っています。

「髪を切りに来るついでに、悪口を美容師にぶつけに来るお客さんがいらっしゃる。 お客さんなのでお話は一生懸命聞くが、その人の時間が終わるとどっと疲れてしまうのが本音。

逆に、毎回楽しい話ができるお客さんとは、時間があっという間に終わって、また次来られるのが楽しみになる」

どんな関係性であっても、相手に悪口、愚痴、文句を言わない人は確実に好感度が上がり、

  • いつも話が楽しい
  • 居心地が良い
  • また会いたい

と思ってもらえるのです。

 

2.なぜ愚痴・悪口・文句を言いたくなるのか

どんな人でも、笑って楽しく会話をしたいはず。

それなのにどうして愚痴や悪口を言ってしまうのでしょうか。

嫉妬妬み

誰かに対して何かしらの不満があったとき、それを他の誰かに悪口として発散させたくなります。

その不満というのは、多くの場合嫉妬や妬みからくるものが多い傾向にあります。

自分の方が出来るはずなのになんであいつがプロジェクトのリーダーなんだ

自分の方が美人なのになんんであの子が人気者なの

自分の方が裕福なはずなのになんであの人があのブランドを持っているの

…など、自分と相手を比較して、相手を妬んで、悪口の種を自分で見つけて誰かに言っているのです。

 

自信がない

嫉妬や妬みともつながりますが、自分に自信がない人は、愚痴や悪口を言うことが多いです。

自信があれば、わざわざ誰かと比較することもありませんし、比較することがなければ妬みの感情も湧いてきません。

自信がないということは自分自身の問題であって、それを解決するには自信をつけるための努力をしなければいけません。

それをせずに、人のせいや環境のせいにして愚痴や文句をこぼすのです。

 

人の悪い面ばかり目に付く

仕事でもプライベートでも、人の良いところよりも悪いところに目が行く人は悪口を言いやすいでしょう。

どんな人も欠点はありますし、失敗をすることもあるでしょう。

そういったことに注目し、

  • あんな欠点は自分にはない
  • 自分ならそんなミスはしない

などと、自分を上に、そして相手を下に見ている可能性もあります。

悪い面を探して相手を見下し、悪口を言うことで優越感に浸っているとも言えるでしょう。

 

盛り上がる話題と勘違い

これは少々たちが悪いのですが、人の悪口を言うことが場を盛り上げることだと勘違いしている人もいるようです。

テレビなどで、お笑い芸人さんやタレントさん達が共演者のことを面白おかしくいじることがあります。

その真似をしているつもりなのか、だれかの悪口を言って笑いをとろうとするのです。

しかし、素人の悪口は笑いには成り得ません

もし、あなたが誰かの悪口を言って人の笑いを誘おうとしているのなら、とてもセンスのない行動なので今すぐ止めるべきです。 

 

3.愚痴や悪口を言わない癖を作る5ステップ

日頃から、気付けば愚痴や悪口を言っているという人は、それはもうある種の癖になっていると言って良いでしょう。

それなら、悪口などを言わない癖を作るように努めれば良いのです。

 

 3-1.悪口が及ぼす悪影響を理解する

まずは、悪口を言うことでどんな悪影響があるのかをはっきり認識しておく必要があります。

友人関係なら、悪口を言っていると、つまらない話が始またまったと思われるだけでなく、友人に、「もしかしたら自分の悪口も他の誰かに言っているのでは?」と思われる恐れがあります。

そうすると、友人はあなたに心を開いてくれなくなり、悪口を言われないように当たり障りのない付き合いをしてくるようになるでしょう。

多くの友人にそれをされると、あなたの周りには誰もいなくなってしまいます。

 

恋人関係なら、悪口を言う恋人のことをだんだんとうんざり思ってくることでしょう。

楽しい時間を過ごしたいのに、口を開けば誰かの悪口や愚痴や文句だと、恋人の心は離れていくかもしれません。

「こんなに悪口ばかり言って友達いるのかな」

「これからずっとこの文句を聞き続けることになるのかな」

などと思われては、好きの気持ちも冷めていくことでしょう。

 

家族なら、悪口を言う家族がいる場所に帰りたいと思わなくなるでしょう。

パートナーが悪口ばかり言っていると、だんだんと家へ帰る時間が遅くなるかもしれません。

あなたと極力過ごす時間を短くしようとするからです。

親であるあなたが愚痴や文句を発していると、子どもは

「あんな大人になりたくない」

「友人といる方が楽しい」

と思い始めるでしょう。

 

ビジネスシーンなら、愚痴や文句の多い人物に仕事は任せられなくなるでしょう。

上司も人間です。

同じ仕事を頼んでも、快く引き受けてくれる部下と一々文句の多い部下がいたら、迷わず前者を頼ることになるでしょう。

悪口や愚痴が多いビジネスパーソンは部下からも慕われることがなく、出世の道も閉ざされることになります。

 

 3-2.相手のことを想う

愚痴や悪口を聞かされる相手の立場になってみてください。

目の前に暗い顔をした人間がいて、悪口や愚痴をぶつけてくる…。 とても苦痛だと思いませんか?

これまで悪口を言っていたとき、相手はどんな顔をしていたでしょうか。

相手も同じような暗い気持ちになり、表情は失われいくはずです。

口数も減り、退屈そうな顔になっていたのではないでしょうか。

悪口を言うこと、それを相手に聞かせるということは、楽しく過ごせるはずだった相手の大切な時間を奪っていることになります。

人の時間を奪うというのは、とても罪なことです。

  • 相手の貴重な時間を有意義にさせよう
  • 楽しい時間を一緒に過ごそう

相手にも楽しく話してもらおう と思えれば、自然と悪口を言うことからは遠ざかるはずです。

 

 3-3.悪いと思ったことを良い方に解釈を変える

誰かの悪い面をみて悪口を言いたくなったとき、その悪いと思ったことをプラスに捉えてみる努力をしましょう。

例えば、頭の固い人がいて、そこを欠点だと思ったとします。

それをそのまま口にしては、ただの悪口、文句となってしまいます。

ですが、頭が固いという気質は、角度を変えて見てみると

  • 意志が強い
  • 曲がったことが嫌い
  • 信念がある

などと捉えることもできます。

仕事が遅い同僚や部下に対して、「自分ならもっと早く仕事ができる」と言ってしまえばただの愚痴、文句です。

しかし、

  • 時間はかかるがその分慎重な仕事ぶりだ
  • 今度は繊細さを求める作業をお願いしようか
  • もっと早くお願いすれば相手も楽だっただろう

などと考えられれば、お互いに仕事がしやすくなるでしょう。

悪いと思ったことをそのまま口にしていては、自分も相手も成長できません。

解釈を良い方に変えることができた瞬間、悪口は発見、学び、成長へとつながるのです。

 

 3-4.いいことや感謝を寝る前に紙に書き留める

一日の終わりを愚痴でいっぱいになった頭で終わるのではなく、感謝に変えて締めくくりましょう。

その日あったいいことや誰かへの感謝を紙や日記に書き留めるのです。

最初は、不満ばかりが溢れてきて感謝などみつからないかもしれません。

そういった場合は、例えば1枚目には率直な不満や愚痴をぶつけて書いてみます。

そして、その不満に対して、

自分はどう行動すべきだったのか

違う見方をして感謝出来ないか

という点を考えてみるのです。

例えば、上司に仕事のやり方を指摘、注意されたことが文句としてあったとします。

それに対して、

  • 自分の仕事のやり方のどこが問題だったのか
  • 上司の指摘はどこが理にかなっているのか
  • 司の指摘通りにするとどう変わっていただろうか

と考えます。 その上で、

  • 今日注意されたことで今後同じ間違いはしないだろう
  • 上司は自分の成長のためにわざわざ時間をつくってくれた
  • 期待してくれているから注意もしてくれるのだ

と違う解釈にして、感謝するのです。

どんな愚痴や文句も感謝につなげることが出来れば、あなたの思考は日頃からプラス思考になるはずです。

悪口を言わない癖をつけるために、この作業は出来る限り続けていきましょう。 

 

 3-5.ポジティブな言葉を日常から発する

相手が誰とでも、どんな場面でも、ポジティブな言葉で会話するよう心がけてみましょう。

人は、マイナスな言葉で会話をすることはとても簡単です。

そして、プラスな言葉を使うのは意外と難しいことなので、常に意識する必要があります。

例えば、「仕事お疲れ様!忙しそうだね?」 と聞かれてなんと答えたら良いでしょうか。

ここで、「そうなんだよ、もう○○の案件がいっぱいいっぱいでさぁ…」と返していては愚痴の始まりです。

ここは、 「そうだね。でも○○の案件を任せてもらえて充実してるかな。落ち着いたらまた話きいてよ」

と言えば、やる気に満ちあふれているように印象づけられますし、忙しさが一段落したらどんな仕事だったか相手も話を聞きたくなることでしょう。

解釈を変えてポジティブに内容を伝えることも大切ですし、単純に、「ありがとう」といった相手が聞いて嬉しくなるような言葉を多用することも効果があります。

相手から何かをしてもらって、「申し訳ない」「すみません」と言うのではなく、「ありがとう、助かった」と言えば、受け取る側の印象も違います。

常にポジティブな言葉・内容を使うことを意識していれば、愚痴や文句が口から出ることはなくなるでしょう。 

 

4.ストレスを貯めない対策

悪口を言わないための根本的な解決方法として、ストレスを貯めないようにする方法も有効です。

悪口や愚痴、文句の理由は様々ですが、妬みや嫉妬、他人との比較、怒りなど、これら全てはストレスが身体的・精神的にかかり起こっているといえます。

ストレスを貯めないために、最初は苦手と感じる相手と距離をとるのも良いでしょう。

関わりが少なければ、相手の悪い面が目に付きませんし、嫌な部分を見なくて済みます。

どうしても関わらなければならない場合、一対一ではなく、第三者に間に入ってもらうことで苦手な相手から受けるストレスも少なくなることでしょう。

そうすることで、悪口や文句を言いたいという気持ちが芽生える可能性が減るはずです。

それでもどうしても、ストレスを感じて誰かに話を聞いてもらうことでそれを発散したくなったとき。

そんなときは、悪口という形ではなく、相談という形をとるようにしましょう。

「○○さんってほんとムカつく!私に対してあんなこと言ってきたのよ!」

ではなく、

「○○さんと上手く付き合うにはどうしたらいいかな?私の△△の性格と合わないみたいで…」

人は、一方的にマイナス感情をぶつけられると拒否反応を示しますが、相談という形でなら受け入れやすいものです。

相談する際も、一方的に相手を貶めるような言い方をするのではなく、自分にも原因があると思うのだけど…というスタンスで相談しましょう。

そうすれば、相談相手はあなたの立場に寄り添った意見をくれることでしょう。

 

5.まとめ

悪口や愚痴、文句を言うと、気持ちがすっきりしたような気に一瞬なるかもしれません。

しかし、悪口を言うことでは問題は一切解決されません。

そればかりか、嫌な感情を話相手にも背負わすことになるだけです。

どうしても何か言いたいときは、無関係な相手に悪口として言うのではなく、直接張本人と対話をして解決するように努めましょう。

また、人間関係だけでない愚痴や文句は、言ったところで何も改善しないことを覚えておきましょう。

悪口や愚痴、文句はあなたの成長をその時点で止めてしまう恐ろしい言葉です。

これらを言わないだけで人生が好転するなんて、とても簡単でお得な方法だと思いませんか?

ここで、そんな簡単に変わらないでしょ、と思ったあなたはまだネガティブな思考なようです。

よし!悪口を言わないで人生をより良くするぞ!と思えるように、これから悪口、愚痴、文句を言わない癖を付けていってくださいね。

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