こんにちは!日本コミュニケーション能力認定受講中の今村です。
「どうせ無理・・・」
親や親友からこんな言葉を言われた事ありませんか?
私自身も知らずの間に使っていたり、幼少期によく親から言われていました。
この動画見た事ありますか?
私の好きなTIDの動画で「どうせ無理」という口癖が夢を奪っている事や自分の可能性を信じる大切さについて話しています。
「どうせ無理」とか「でも・・・」「私なんか・・・」とついつい使いがち口癖の深層心理を探り根本的な原因から悪い口癖を直し自信を取り戻す方法について今回は紹介していきたいと思います。
ついつい、「でも〜」「どうせ〜」「絶対〜」と使っているのであれば要チェックです。
目次を開く
1.注意!あなたの口癖には性格・本音が表れている?!
今までに、自分の口癖について少しでも意識してみたことはありますか?
普段誰かと何気なく会話をしている中で、
「この人と話ししていると、なんかイラっとするわ~」
「どうも言葉にトゲがある人なんだよね」
「この人と話していると、疲れちゃうな~」
などと、このように感じた経験がある方は多いと思います。
もしかすると、自分も誰かにそのように思われるような話し方をしているかもしれません・・・。
実は、そのような印象を植え付けてしまうことには、以下のような点が関係しています。
- その人の口癖
- その人の表情
- その人の目線
- その人の身振り、手振り
この中でも最も影響が大きいのが、「口癖」です。
その人がどんなに素晴らしい話をしてくれたとしても、口癖によってはイラっとする話になったり、上から言われているような、説教されているような感じに聞こえたり、嫌味に聞こえたりしてしまいます。
自分ではそんなつもりはなくても、口癖によっては相手を不快にさせたり、誤解を与えたりしてしまうことがあるのです。
口癖の厄介なところ
さらに厄介なのが、この口癖には、自分の本音や性格が表れてしまっているということです。
無意識にその口癖を発しているということで、表情には出ていなくても、心の奥底で思っていることをサラッと表現していることがあるのです。
そのため、心理学などを学んでいる方や、興味があって心理学の知識を得ている方などが相手の場合、あっという間に自分の心理を見抜かれてしまうこともあります。
無意識のうちに心の奥底にある本音がポロっと出てしまうことで、人間関係や取引などで損をしてしまうこともあるかもしれません。
ここでは、そのようなことが原因で人生損をしないようにするためにも、人と話す時に注意したい口癖や、口癖と同時に意識すべきこと等について、ご説明していきたいと思います。
あわせて、人生得をするプラスの口癖についてもご説明していきますので、口癖を見直して人生得するようにしていきましょう!
2.人生損をしないために!注意したい10個の口癖
早速、人生損をしないために、注意したい10の口癖について確認していきたいと思います。
口癖は無意識のうちに口にしているものなので、普段自分がどのような口癖を発しているのかというのは気づいていない方が多いと思います。
一度、以下の10個の口癖をチェックしてみて、自分の普段の会話を思い返してみてくださいね。
- だって~・でも~
- どうせ~
- 別に~
- 絶対~
- つまり~
- みんな○○だから~
- 私って~
- 実はね~
- 仕方ないから~
- まあ~
①だって~・でも~
「だって、○○だったから」「でも、○○だし」というような口癖は、とてもネガティブな発言ですよね。
この後には、言い訳がましい言葉がツラツラと続くことが予想できます。
例1)
例2)
このように、”だって・でも”の後には、自分を守るためや正当化するための言い訳が続きます。
このような言葉を、「D言葉」と言います。
否定的かつ自己中心的で、聞いた人を不愉快な気持ちにさせてしまうことがある口癖の1つです。
この口癖を口にすることが多い方からは、「なんとか自分を守りたい」という気持ちが読み取れます。
周囲のせいにする・自分を守る
”だって・でも”の口癖を口にする方の中でも、問題の原因がどこにあるのかという点で、2つに分かれます。
- 周囲(環境や体制、人間など)のせいにして言い訳をする人は、「外的帰属型」
- 自分(態度や性格、行動など)のせいにして言い訳をする人は、「内的帰属型」
外的帰属型の方の場合の言い訳
内的帰属型の方の場合の言い訳
つい自己防衛本能が働き、「だって!」「でも!」と言い訳してしまう時もあるかもしれません。
たまにならまだしも、外的帰属型の「だって・でも」の口癖が定着してしまうと、言い訳ばかりになってしまい、周りの人からイラっとされてしまいます。
同じようにこの口癖を口にするのであれば、内的帰属型の使い方をしたいものですね。
- 自分が可愛くて仕方ない人なのかな
- 周りのせいにしたがる人だな
- 言い訳ばかりする人で面倒だな
②どうせ~
”どうせ~”という口癖も、先程と同じく「D言葉」と呼ばれているネガティブな口癖です。
この後には必ずといっていいほど、聞いているほうがとても不快な気持ちになる言葉が続きます。
例1)
例2)
など、このようにとてもネガティブで自虐的な言葉を発することになります。
この言葉が口癖になっている人の話を聞いて、いちいちそれにフォローを入れるような会話は、面倒であること極まりないですよね。
この”どうせ”という言葉が口癖の方からは、自分に価値がないと思っていたり、自分を好きではない、投げやりになっているという心の内が読み取れます。
自分には価値がない・・・という気持ち
”どうせ”という言葉が口癖の方の場合、自分に価値がないと考えていたり、人生投げやりで、現実逃避をしたがる方が多いです。
このように、自分の人生に対して無関心で諦めてしまっている方を、「自己制限的あきらめ型」と言います。
これには、過去に自分が努力を重ねた結果、うまくいかなかった、思うようにいかなかった、褒めてもらえなかった、というような経験が関係している場合もあります。
ただし、人によってはただ単に「かまってほしい」という気持ちからこのような発言が口癖になっている方もとても多くおられます。
その場合、周りから見るとただの「かまってちゃん」に見えてしまい、面倒な人だと思われてしまいますので、注意が必要です。
なんでも諦めているように捉えられてしまう口癖ではなく、もう少し前向きで明るいイメージを与えることができる口癖を口にしたいものですね。
- 自分の人生に投げやりになっている人だな
- やる気がない人なんだな
- かまって欲しいだけの、ただの面倒な人だ
③別に~
3つ目は、「別に」という口癖についてです。
この口癖は、周囲の人にどことない不安や不快感を与えてしまう口癖です。
「別に~」と後に言葉が続く場合もありますが、「別に」だけで言葉が止まってしまう場合もあります。
いずれにせよ、言われた人はどことなくとても不快で不安な気持ちになります。
例1)
例2)
例3)
など、どのような場面でも、どこかしら冷たく、嫌な感じのイメージに映ります。
何か気に食わないことがあるのではないか、怒っているのではないか、というように相手に変な気を遣わせてしまう口癖だと言えます。
”別に”が口癖になっている方からは、いいたことがあるけれど言えない、気づいて欲しい、なんとか自分の意見を通したい、というような気持ちが読み取れます。
相手を不安な気持ちにさせたり、嫌な雰囲気を漂わせるような、いわば協調性に欠ける人だとも言えます。
意識的に”別に”を使う人も
相手に言いたいことが言えずに、わざと含みをもたせるために「別に」という言葉を遣う方もおられます。
これは単純に嫌がらせですし、自分に言いたいことを伝える術がないからといって、このような使い方はよくありませんよね。
明らかにわざと「別に!」と言ってプイっとしている方は、余計に印象が悪くなります。
- 面倒な人だな
- 言いたいことがあれば言えばいいのにな
- 嫌な雰囲気を作る人だな
- 話しづらい人だな
④絶対~
4つ目は、「絶対~」という口癖です。
これは無意識に口にしている方はとても多いのではないでしょうか。
一見悪いようには思えないこの「絶対」という口癖ですが、よく考えてみるとちょっとクセのある口癖なのです。
例1)
例2)
例3)
など、「絶対」にも様々な使われ方がありますよね。
どの使い方を見ても、自分が言っていることは間違いなく起きること、間違いないこと、正しいこと、というように捉えられます。
この「絶対」という口癖を口にする方からは、自分は正しい、言うとおりにしてほしい、同じ意見にしてほしい、というような気持ちが読み取れます。
絶対と言っておきながら、「~と思う」
絶対という言葉を遣っておきながら、「~と思う」という言葉につなげて予防線を張る言い方もあります。
絶対と言ったもののやはり不安だと感じた時、自分が言った絶対が外れた時のために、あえて「たぶん」というようなニュアンスの話し方をするのです。
この口癖は、「絶対かたぶんか、一体どっちなの?!」と相手をイライラさせることもありますので、注意が必要です。
相手を追い詰める「絶対」もある
そして、「絶対」には、相手を追い詰めてしまうものもあります。
- 「絶対にこの大学に合格しなきゃだめよ!」
- 「このプロジェクトは絶対に成功させなきゃダメだぞ!」
- 「あなたとは絶対に別れないからね!」
など、このような使い方をすることで、相手をどんどん追い詰めてしまうことがあります。
場合によっては追い込まれて取り返しのつかないことになる場合もありますので、使い方によってはとても危険な口癖でもあるのです。
- 自分の意見を通したい人なんだな
- 自分の感情で物事を判断する人なんだな
- 周りに変な圧力をかける人だな
⑤つまり~
5つ目は、「つまり~」という口癖です。
この口癖は、話をまとめたり、分かりやすくしたりする時に口にすることが多いと思いますが、どうして注意したい口癖なのでしょうか。
”つまり・だから・要するに・まとめると”など、全てこれに当てはまります。
例1)
例2)
など、まとめているように見えて、とても偉そうな印象を受けます。
中には、人が話し終わっていないのに、「だから~」「それってつまり~」というように割り込んでくる方もおられますよね。
相手が言ったことを、自分がリーダーとして上手にまとめたがっているように映ります。
この「つまり・だから」が口癖の方からは、自己主張が強く、自分がリーダーでいたい、賢いと思われたい、というような気持ちが読み取れます。
自分の意見を押し付ける人も
”つまり・だから”という口癖を口にする方の場合、自分の意見を押し付ける方もおられます。
あたかも自分が一番正しいことを言っていて、誰よりも頭がいい発言をしているというような感じで話をするのです。
そのくせ、全く論理的に話すことができておらず、逆に「何言ってんだこいつ」という目で見られてしまう方もおられます。
これは男性に多い口癖なのですが、特に女性からは嫌われやすく、偉そうなだけの人、と見られてしまうこともあります。
- 偉そうな人だな
- 賢いと思われたいんだろうな
- 仕切りたいだけの人なのかな
⑥みんな○○だから~
6つ目は、”みんな○○だから”という口癖についてです。
これは小さい子どもがよく言いそうなイメージがあるかもしれませんが、実は大人もよく口にしている言葉なのです。
例1)
例2)
など、子どもが言う「みんな持ってるから買ってよ~!」という可愛いオネダリとはまた違った意味をもっている口癖です。
この口癖を口にする方からは、自分で決めることができない、周りに合わせていると安心、多くの人がしていることならやっても良い、というような気持ちが読み取れます。
協調性があるということとはまた違い、周りの雰囲気や流れに合わせて、自分が浮いてしまわないように守っていると言えます。
日本人は「みんなやってますよ」で動き出す
エスニックジョークというジョークをご存知ですか?
世界各国の国民性を表すジョークで、ブラックジョークの一種でもあるものです。
有名なところで言えば、沈没船で例えたものがあります。
沈没しそうな船から乗客を海に飛び込ませたい時、それぞれの国の人に言うと飛び込んでくれる言葉を表したものです。
アメリカ人に対して「海に飛び込むとヒーローになれますよ!」
イタリア人に対して「海で美女が泳いでいますよ」
イギリス人に対して「紳士は飛び込むものですよ」
フランス人に対して「飛び込まないでくださいね」
日本人に対して「みんな飛び込んでいますよ!」
どうでしょうか?日本人に対してかけられる言葉は、「みんな飛び込んでいますよ!」です。
実際に日本人の多くは、みんながやっているなら良い、誰もやっていないならダメ、というように、「みんな」に流されやすい部分がありますよね。
口癖においては、「みんな○○だから~」という発言によって、個性がなく、自分の意見がないつまらない人だと思われてしまう可能性もあります。
国民性が関係していると言ってしまえばそれまでかもしれませんが、できれば「みんな」に流されないように個性を大切にした話し方をしたいものです。
- 自分の意見がない人だな
- 個性がない人だな
- 問題を解決する力がない人だな
⑦私って~
次に、「私って~」という口癖についてです。
この口癖を口にする方と話をしたことがある方はよくご存知だと思いますが、正直とても鬱陶しいと感じませんでしたか?
「それって一体何のアピールなの?!」と思ってしまうような言い回しです。
例1)
例2)
など、その言葉に対して返答を求めているわけではなく、ただアピールをしているような感じの言い方です。
まるで、「私は○○だということを他のみんなは知っているから、あなたも知っておいてね」というような感じです。
このような口癖がある方からは、自己顕示欲が強く、自分が大好きで、周りの人に自分をアピールしたい、というような気持ちが読み取れます。
”自己主張をするための前説”のような役割を果たす口癖だと言えます。
- 自分の思い通りに事を運びたい人なんだな
- 自己中心的な人なんだな
- 自分のことが大好きなんだな
⑧実はね~
次は、「実はね~」という口癖についてです。
よく近所の井戸端会議や、ヒソヒソと小声で話す会話などを好む人から聞こえる口癖です。
「実は・・・」と打ち明けられると、信頼されていると感じて嬉しくなるかもしれませんが、相手からすればただ自分に興味を持って欲しいというだけの、何でもない話かもしれません。
例1)
というように、「あなたにだけ話すけれど」「ここだけの話なんだけど」というような言葉が入っていると、自分は特別なんだ!と思ってしまいます。
ですが、そのような言い方をする人に限って、別の人にも同じようなことを言っていることが多くあります。
後からそれを知り、「私だけじゃなかったんだ・・・」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
「実は~」が口癖になっている方からは、自分をもっと見て欲しい、自分に興味を持って欲しい、注目されたい、というような気持ちが読み取れます。
別に話をする相手に特別何か言いたいというわけでもなければ、特別信頼しているというわけでもないのです。
ライバルと差をつける時などにも
ライバルと差をつけたいという時などに、誰かにライバルの悪い噂を流したりする場合に使う人もおられます。
「あいつって、実は○○なんだよ」というようにコソコソ話すことで、秘密を共有しているという感覚をもたせ、自分の味方を増やしていくという作戦です。
このようなやり方は、賢いと言えば賢いのかもしれませんが、人間としてはとても酷い話です。
この口癖によって人間関係が崩壊してしまうこともありますので、口癖になっている方はできるだけ止めるようにしたいですね。
- 陰険そうな感じの人だな
- 自分に興味をもってほしいのかな
- 他の人にも同じように言ってそうだな
⑨仕方ないから~
9つ目は、「仕方ないから~」という口癖についてです。
この言葉に関しては、ポジティブな意味で捉える方と、ネガティブな意味で捉える方がおられるのではないでしょうか。
例えば、ポジティブな意味で使われる場合(口癖とはまた違います)、
ネガティブな意味で使われる場合(口癖です)、
このように、”仕方ないから~”という口癖は様々な意味・場面で使われるものです。
相手に対してかける言葉として使われる他に、自分に対しての慰めの意味で使われる場合もあります。
この”仕方がないから~”の口癖からは、多くの場合、諦め・妥協などの気持ちが読み取れます。
ポジティブな意味で使われる場合には口癖とはまた異なるため、ここで言う「仕方ないから~」はネガティブな意味のものとなります。
- 上から目線で話す人だな
- 適当な感じがする人だな
- 妥協したりすぐに諦めたりしそうな感じの人だな
⑩まあ~
最後の10個目の口癖は、「まあ~」です。
この「まあ」は、とても多くの方が極々自然に口にしているものではないかと思います。
そのため、あまり悪いようには感じないという方も多いと思いますが、よく聞いてみるとあまり良い感じはしません。
例1)
例2)
このように「まあ」という言葉が入ることによって、どこかしら偉そうな、なんだかちょっと引っかかる、そんな嫌な感じの印象を受けます。
「(実はそう思ってないけど)あなたのせいじゃないよ」「(実は嫌だけど)またいつでも誘ってよ」というように、陰では違うことを思っていそうな感じにとれるものもあります。
例3)
例4)
なんとなく刺々しいというか嫌な感じで、言われて気分がいいものではありませんよね。
無意識のうちに「まあ~」と口にしていた方は、これを機に意識して直してみることをオススメします。
- 偉そうな人だな
- なんか引っかかる、トゲのある言い方をする人だな
- 上から目線で話す人だな
口癖がバッチリ確認できる機会として、雑談の場が挙げられます。
雑談中にこれらの口癖が飛び出す方とは、あまり話したくないと思ってしまいますよね。
そこで、雑談力を鍛えて雑談を楽しむために覚えておきたい5つの話し方をチェックすることをオススメします。
3.口癖が移るって本当?!
口癖は他人から自分に移ってしまうことがあるということをご存知ですか?
それは逆に言えば、自分の口癖も誰かに移るかもしれないということですよね。
会社内や友人との関わりの中で、マイナスな口癖が多い人たちと過ごすうちに、自分までマイナスな口癖を口にするようになる…。
反対に、自分がマイナスな口癖を遣っていると、周りまでマイナスな口癖を遣うようになり、全体的にマイナスな雰囲気になってしまいます。
この口癖が移る現象に似ているものとして、単純接触効果というものがあります。
その言葉や物を見たり聞いたり、それに触れたりする回数が多くなると、そのことに対して好感が高くなるというものです。
どうせ口癖が移ってしまうのであれば、自分がプラスの口癖を遣っておいて、周りがそれを真似してくれたほうがいいと思いませんか?
周りに自分の良い口癖が移り、周りがプラスの口癖を遣ってくれると、以下のようないいことがあります!
・イライラすることがなくなる
・嫌な気持ちになったり、その人を嫌いになったりすることがなくなる
・自分もマイナスの口癖が出なくなっていく(周りが遣う良い口癖が移る)
どうでしょうか?
自分の口癖を見直すだけで、人間関係もスムーズになりますし、自分はもちろん周りにも良い影響を与えることができるのです。
自分にプラスに働く得する6つの口癖とは?
では、自分にとってプラスに働いたり、周りに移ることで得をする口癖とはどのようなものなのでしょうか。
具体的にチェックしてみましょう!
- ありがとう!
- そうだね
- 一緒に〇〇したい
- やってみたい
- 〇〇さん
- 大丈夫だよ!
①ありがとう!
当然ですが、相手に感謝を伝えることはとても大切ですよね。
ですが、実際に「ありがとう」と言葉に出して言うことは難しいと感じる人も多いと思います。
「ありがとう」と素直に言葉にできるようになると、周りに素直な人・感謝できる人だという印象を与えることができます。
さらに、言われた相手は「いいことをした」「自分が認められている」というような感覚にもなりますので、関係を良好に保つことができます。
例1)悪い例
例2)良い例
たったこれだけで、自分を肯定してあげることができるだけではなく、周りの人にも面倒でイライラするという印象を与えることがなくなります。
相手もいい気分になりますし、一石二鳥の口癖だと言えます!
*ただし、「ありがとう」という言葉は、当然言いすぎては感謝の気持ちが伝わりにくくなりますので、注意しましょう。
➁そうだね
誰かと話をしていて、会話の中で自分が思っていることを伝えた時に、「そうかな?」「いや、それは違うでしょ」などという反応をされると、どう感じますか?
「この人、私の意見は聞かないんだ」「否定されている」などと感じるのではないでしょうか。
ですが、「そうだね」と言ってもらえるだけで、「認められている」「自分の意見を聞いてくれる」と感じませんか?
例1)
例2)
例1と例2では、例2のほうが相手が受ける印象はいいはずです。
相手の意見を否定することから始めるのではなく、「そうだね」と相手の意見を肯定してから意見を伝えるようにしてみましょう!
③一緒に〇〇したい
「一緒に」という言葉がついているだけで、連帯感が生まれます。
特にビジネスでは、仲間と連携していくことがとても大切であり、周りとの一体感が欲しいという時にもこの口癖は一役買ってくれます。
例1)
例2)
例1と例2では、やはり言われたほうからすれば感じ方が異なるはずです。
一緒に遊びたい、一緒にプロジェクトを成功させたい、一緒に楽しみたい、一緒に頑張りたい…。
「一緒に」と、言葉の前につけるだけで、相手は「必要としてくれているんだ」「一緒に取り組みたいんだ」「いい関係なんだ」と感じます。
良い印象を与えることができる上に、連帯感も生まれる口癖です。
④やってみたい
「できたらやりたいです」と、含みを持たせた言い方をしていませんか?
「私忙しいので、できればやりますけど…」というようなとても後ろ向きで嫌な感じの印象を与えることもあります。
その含みを持たせた口癖ではなく、「やってみたいです!」という口癖にするで、とても前向きな印象を与えることができます。
意欲的・前向き・積極的というようなイメージをつけることができるのです。
例1)
例2)
どうでしょうか。
例2のほうが、明らかに積極的で素直で、話を持ち掛けたほうも気分がいいですよね。
仕事においてもプライベートにおいても、前向きな口癖になるように意識しておくと、新しい仕事も舞い込みやすくなりますよ!
⑤〇〇さん
あなたは誰かに話しかける時、「そういえばさ~」「ねえねえ」など、なにかワンクッションおいてから話をはじめることが多いのではないでしょうか。
そのようにして話しかけられた相手からすれば特に嫌な気分はしませんが、もっと印象がよくなる話しかけ方があります。
それが、話しかける時に、「〇〇さん」と名前を呼ぶことです。
人は名前を呼ばれることがとても心地いいと感じ、相手に尊重されていると感じるものです。
これを口癖として自然に出せるようになれば、相手との距離を縮めることができますし、関係を良好にしていくこともできます。
相手があなたに尊重されていると感じれば、相手もあなたのことを尊重してくれるようになるため、話もしやすくなるのです。
⑥大丈夫だよ!
これは何も、無理をしてでも「大丈夫!」と言ったほうが良いということではありません。
何か課題や問題に面した際に、周りに対して「大丈夫だよ!」と声をかけることで、自分も励ますことができます。
相手が何か不安になっている時でも、「大丈夫、できるよ」と笑顔で言われることで、自信をもって仕事や困難に立ち向かうことができるようになるのです。
もちろん、無責任に「大丈夫だよ!」と言いまくることはNGです。
励ましの意味の口癖としての「大丈夫だよ!」は、周囲に対しても自分に対しても、大きな意味をもつのです。
プラスの感情は積極的に言葉にしましょう
あなたが”プラスの感情”と聞いて思い浮かべるものは何ですか?
- 楽しい
- 嬉しい
- 好き
- 幸せ
- ワクワクする
など、このような感情なのではないでしょうか。
周りにポジティブな印象を与えることができれば、周りとの関係が良くなり得をします。
反対に、周りにネガティブな印象を与えることになってしまっては、周りとの関係が悪化してしまい損をします。
楽しい・幸せ・ワクワクする…などの言葉を言われて嫌な印象を持つ人は少ないです。
プラスの感情を言われた相手も、あなたと同じようにプラスの感情を抱くことがとても多いです。
人生損をしてしまう悪い口癖を直すと同時に、人生得する良い口癖を覚えていきましょう!
4.ついやってしまいがち!こんな話し方をしていませんか?
ここまで、注意したい10個の口癖について見てきました。
今まで口にしていたかもしれない口癖がいくつかあったという方もおられるかもしれません。
ここからはもう少し違った部分から、”話し方”という広い範囲での口癖について、注意しておきたいものを確認していきたいと思います。
上記のような口癖以外にも、話し方の癖を直さなくては、人生損をしてしまうこともあります。
自分から人生マイナスとなる道を選ぶことがないようにするためにも、以下のような話し方は直していくようにしたいですね。
【その1】ネガティブな口癖は、人を遠ざける
まずはじめに、ネガティブな口癖を口にしてしまうという方の場合、どんどん人を遠ざけてしまいます。
ネガティブな口癖と言っても、先程ご説明しました10個の口癖以外にもたくさんあります。
例えば、「愚痴」です。
例1)
例2)
このような愚痴や文句、不満などが会話に出てくると、聞いている人の気持ちまでなんだか暗くなったりモヤモヤした気持ちになってしまいます。
2人で休みを合わせて出かけたり、旅行に行ったりする予定の日であれば、特に最悪ですよね。
ため息ばかり付いている人に対して、「どうしたの?」と聞かずに居るというのは気まずいものがあります。
つまり、無理矢理「どうしたの?」と聞かれるように仕向けているというようにもとれます。
気持ちの浄化と整理のため・・・?
納得できない感情があり、それをうまく発散したり落ち着かせる場所が作れない時に、人は愚痴を言うことで解消しようとします。
愚痴を言うことによって自分が何をどのように思っているのかということを整理すると同時に、心を浄化させているのです。
この自分の気持ちの整理と浄化のために、周りの人を不快な気持ちにさせる必要があるというのは何とも心苦しい話ですよね。
それに、自分が愚痴を言いたい時には、愚痴を聞かされる相手の気持ちなんて考えずに、とにかく思っていることや不満をぶちまけてしまいます。
「この人と話すと愚痴や不満ばっかり聞かされるわ」
「この人と話をしていてもつまらない」
愚痴をこぼしてばかりだと、いずれこのように思われてしまい、人が次第に遠ざかっていってしまいます。
上手なストレス発散方法を見つける
ついネガティブなことを言ってしまう、どうしても愚痴をこぼしてしまう・・・
そんな方は、ストレスを上手に発散できる方法を見つけることが第一優先になります。
なにもストレス発散法をネットで検索したり、良いと言われているものを試す必要はありません。
他の人がやっているストレス発散方法ではなく、自分が「今はちょっと楽だな」と思えるような瞬間を大切にすればいいのです。
自分に合ったストレス発散法なら何でもOK!
【その2】噂話は人との繋がりを浅くも深くもする
ついつい噂話をしてしまう、誰かとヒソヒソと話をしてしまう、という方もおられるかもしれません。
しかもその噂話の内容は、多くが”人の不幸話”ではありませんか?
さらにその人の不幸話をとても楽しそうに噂話として話をするあたりが、ちょっと恐ろしくもあります。
例1)
例2)
例3)
という具合に、自分が周りから集めてきたり、直接本人に聞いて確認できた内容などを、次々に噂話として流してしまいます。
「そんなことも知っているなんて、すごいね!」と言われることが嬉しかったり、自分が何かの攻撃対象になってしまうことを回避できることから、噂話やコソコソと話をすることを好むことがあります。
このような話し方をする方からは、私は誰よりも情報を知っていて、情報収集力もあるコミュニケーション能力が高い人物だと評価されたい、というような気持ちが読み取れます。
秘密を共有しているという仲間意識と反発
ヒソヒソ話・噂話は、誰かと秘密を共有しているという仲間意識を芽生えさせることがあります。
「私はこの情報通の人と仲良くしているから、敵になって自分の噂を流される心配はない」と安心する方もおられるかもしれません。
そのような意味では、人との繋がりは深くなると言えますが、そのように感じる方ばかりではありませんよね。
「あの人は噂話ばかりで、人を陥れることが得意そうな人だ」と思われたり、「陰で何を言われるか分からないから関わりたくない」と思われてしまうこともあるのです。
そのような意味では、人との繋がりを浅くしてしまうものだと言えます。
【その3】自慢話からは批判しか生まれない
自分は気づいていないだけで、口を開けば、自慢話をしてしまっている方もおられるかもしれません。
実際に、いつも自慢話をしている方と話をするのは、とても疲れますし嫌な気持ちになるものです。
例1)
例2)
など、何か質問されたわけではなく、自分から好んで自慢話を始めているのです。
聞かれてもいないことを話すのはその人の勝手ですが、それがいつも自慢話である場合には批判を生むことになります。
「あの人いちいち自慢話ばっかりしてきて鬱陶しいよね~」
「分かる。すごいねって適当におだてて言っておけばいいよ」
というように、周りの人からは一線引かれてしまうことが多くあります。
自分に自信が持てないから自慢をする
いつも自慢話ばかりしている方からは、自分を認めて欲しい、褒めて欲しい、という気持ちが読み取れます。
自分に自信が持てないから、実際の自分よりも大きく見せようと自慢話を出してしまいます。
他人には興味がなく、自分のことが大好きな人だから一緒に過ごしたくない、と思われてしまうことも多いです。
- あいつはダメだね
- 私が○○してあげたのに
- やっぱり○○になったね
など、自慢話をする方の中には人を上から見るような口癖を多用する方も多く、それも批判を生む材料となってしまいます。
自慢話をしたくなっても、今はダメだとグッとこらえて人の話をよく聞くようにしてみると、少しずつ話し方を変えていくことができます。
【その4】誰からも好かれたい!その思いは曖昧な口癖を生む
人は誰でも、誰からも好かれたいという気持ちをもっていると思います。
1人の人にだけ好かれればそれでいいや。という気持ちを持っている方もおられると思いますが、そのような気持ちを持てるようになることは簡単ではありませんよね。
誰からも好かれたい!という気持ちが強い方ほど、曖昧な口癖を口にする話し方をします。
例1)
例2)
など、含みをもたせることによって争い事を避けて何にでも対応できるような言い回しをします。
意味を曖昧にすることによって、意見の対立が起きた場合でもどちらにも転ぶことができますし、周りに敵を作りにくくなります。
結局は、どっち付かずな人になってしまう
このような話し方をする方からは、自己主張をすることが悪いことだと思っていたり、自己主張をしたくない、中間に居たい、という気持ちが読み取れます。
言い換えれば、周りから見ると、「どっち付かずな人だ」「八方美人だ」というように映ってしまい、良いようには思われません。
人との対立を避けたり、言葉の意味を曖昧にしたいと心の中で思っていても、逆に人からマイナスなイメージで捉えられたりすることで損をしてしまうこともあるのです。
思っていることをズバズバなんでも言ってしまうことは避けたいですが、自分の意見をはっきりさせることによって立場を確立させることで、対立を避けることも可能です。
どっちつかずで八方美人なんて思われてしまう前に、自分の立ち位置をはっきりとさせておいたほうがいいですよね。
5.口癖とセットで注意したい2つのこと
冒頭で少し触れたのですが、「この人なんとなく嫌だ」「この人なんだかイライラする」というように思われてしまうことには、以下のことが関係しています。
・その人の口癖
・その人の表情
・その人の目線
・その人の身振り、手振り
口癖だけを意識しても、表情や身振り手振りなどによっては、損をしてしまうことがあるのです。
そこで、口癖・話し方とセットで注意しておいたほうがいいことが2つあります。
- 表情・目線でも損をすることがある
- 身振り・手振りでも損をすることがある
表情・目線でも損をすることがある
口癖以外にも注意したいこと1つ目は、「表情・目線」についてです。
この表情・目線によっても、損をしてしまうことがあります。
おめでたい話を聞いたにも関わらず、「おめでとう!良かったね!」と口では喜んでいても、表情が伴っていないと一気に嘘くさくなりますよね。
悲しい話を聞いた時も、「残念だね」と口では言っていても、眉間にシワがなく目は見開かれていた場合、悲しさが伝わらず、むしろ誤解を与えてしまうこともあります。
感情が作り出している表情
私達人間には、いくつかの感情が表している表情がありますよね。
- 幸せそうな表情
- 驚いている表情
- 怖がっている表情
- 怒っている表情
- 悲しんでいる表情
- 嫌がっている表情
基本的な感情からくる表情は、このような6つが代表的です。
これらは表情筋によって作られ、自分の素直な気持ちや考えていることと連動して表れてきます。
中には感情を表に出さずに話すことができる方や、感情を表に出したほうが良いところで隠してしまう方などもおられますよね。
ですが、言っている言葉と表情が合っている状態にしなくては、誤解を生んでしまうこともありますので、注意が必要です。
顔の左半分には本音が出ている?!
心理学においては、顔の左半分に本当の気持ちがでやすいとされています。
実際には怒っている時に、「怒っていないよ」と笑顔で伝えようと無理矢理笑顔にしてみても、顔の左半分にはどこかしら怒っている様子が出てしまうということです。
右脳は感情やイメージを司り、左脳は言語や論理的思考を司ります。
右脳は身体の左半分、左脳は身体の右半分に関係していますので、顔の左側に本当の気持ちが出やすいというわけです。
あなたの目線はどうなっていますか?
人と話す時に、自分がどこを見ているのか意識したことはありますか?
また、どのような気持ちで見ているのかということを意識したことはありますか?
何回相手を見ているか、どのくらいの時間相手を見ているか、ということについても意識してみてください。
相手を見つめる時間が長かったり、回数が多かったりすると、より相手に好意を持っていると思われます。
逆に、誰かと会話をしている時に、話が退屈になってきたからといって違うところばかり見ていると、とても嫌な感じに思われてしまいます。
- 相手をチラっと見てすぐに目線をそらす
- 顔はまっすぐ向けたまま目だけ動かして相手を見る
というのも、相手からすれば嫌な感じがするものです。
ただ単に恥ずかしいという理由で、ちらっと相手を見て目線を反らしてしまう方の場合、もしかすると相手から嫌な感じに思われているかもしれません。
話をする時にはチラっと見るのではなく、ちゃんと話を聴いていますという意味を込めて、相手を見て話を聞くようにしましょう。
もし、どうしても恥ずかしいと感じてしまう場合には、相手の顔ではなく目の少し上のほうを見るようにすると、意外と見続けることができます。
身振り・手振りでも損をすることがある
次に、身振り・手振りでも損をすることがある、ということについてです。
身振り・手振りは話をする中では時にとても重要な意味をもつものですよね。
大きさを表したり、どのくらい凄いことなのかということを表現したい時には、身振り手振りは使ったほうが伝わりやすくなります。
ですが、ただ単に身振り・手振りを大きくしたところで、相手からは何だか威圧的な人だな・・・というように捉えられてしまうことがあります。
これは日本人がジェスチャーに慣れていないということや、ジャスチャーをしている本人も実はあまり慣れていないということが関係しています。
外国の方のように日頃から大きな身振り手振りを取り入れる話し方をしている場合には、とても自然に見えますし、おおらかなイメージが持てます。
慣れていない日本人が無理矢理身振り手振りを大きくしようとしても、逆に弱々しく見えたり、挙動不審に見えたり、落ち着きがなくせわしない人だ、というように捉えられてしまうことがあります。
- 印象をよくしよう
- 自分が言っていることが伝わりやすいような話し方をしよう
というような気持ちで、身振り手振りを大きくする方がおられるかと思いますが、表情に余裕がなかったり、小さくせわしない動きになってしまう場合には、相手にマイナスの印象を与えてしまうため使わないほうが良いと言えます。
ゆったりと大きく、落ち着いて手や身体を動かせるように練習をし、できるようになってから使うことをオススメします。
6.口癖で損をしないための話し方、3つの練習
ここまで、人生損をするかもしれない、注意したい口癖や話し方について見てきました。
自分の口癖や話し方を見直すことができた方もおられると思います。
具体的に、そこからどのようにして口癖で損をしない話し方を身に着けたらいいのか、ということが気になりますよね。
そこで最後に、口癖で損をしない話し方を身につけるための、3つの練習をご紹介していきます。
- 自分の口癖は何なのか、見直してみる
- ポジティブな言葉から会話を始めるようにする
- 自然な笑顔をつくるためのトレーニングをする
【ステップ1】自分の口癖は何なのか、見直してみる
まず初めに、自分の口癖は何なのか、ということから見直してみる必要があります。
冒頭で挙げた10個の口癖の中で、自分が無意識に口にしているものがあるかどうか、ということから見直してみてください。
もし1つでも口にしているものがある場合には、その口癖を封印すべく毎日意識をしていきます。
口癖はあくまでも”癖”なので、今日から口癖を止める!と決めたところですぐに改善できるものではありません。
(貧乏ゆすりを止める!と決めても、気づいたらいつもより酷い貧乏ゆすりをしていた、ということと同じです。)
すぐに口癖を直すことができなくてもいいのです。
自分がどのように、相手を不快にする・人生損をする口癖を口にしているのか、ということを理解することが大切です。
【ステップ2】ポジティブな言葉から会話を始めるようにする
自分がどのような口癖を口にしているのかが分かれば、次は、ポジティブな言葉から会話を始めようとしてみてください。
例えば、「でも~・だって~」というような否定から入る言葉が口癖であったのであれば、「そうだね」というような肯定する言葉から会話をはじめるようにします。
例1)
というように、まずポジティブな肯定の言葉から入ることで、その後に続く言葉は自然と非を認める言葉になり、謝ることができるようになります。
素直に非を認めて謝る方に対して、「全くあなたって人は本当にイライラする!」というようなことを言ったり、怒鳴りつけようとする気持ちにはなりません。
「でも・だって」という言葉は自分を守るために使う方が多いとご説明しましたが、自分の非を素直に認めることも、自分を守ることに繋がるのです。
肯定する言葉を口癖として使えるようになれば、自分が前向きに考えたり行動したりできるようになり、人生損をすることが少なくなります。
肯定する言葉から話すように癖をつけることで、自分の人生を豊かにすることができるようになります。
素直に非を認めることができれば、それもまた、自分を守ることに繋がります。
【ステップ3】自然な笑顔をつくるためのトレーニングをする
自分の口癖は何なのかを理解し、ポジティブで肯定的な言葉から会話を始めるようにすることができれば、最後は笑顔のトレーニングです。
笑顔は自分と周りを幸せにすることができる魔法のようなものです。
笑顔が多い方とは話をしたいと思いますが、笑顔がなく暗い感じの方と話をしたいと思いますか?
例え職場だけ・近所だけの付き合いだったとしても、笑顔がない方とは関わりたくないと思う方が多いのではないでしょうか。
自然に笑顔がでるようになれば、会話も弾みやすくなりますし、周りに与える印象がよくなります。
そうなると、自然と話し方もさらにいい方向に変わっていきますし、損をするような口癖も自然と消えていきます。
まずは、鏡を見ながら割り箸をくわえて、無理矢理にでも笑顔を作るところから始めてみてください。
1.口角をキュッとあげるように意識し、唇が割り箸につかないようにしながら20秒間キープします。
2.割り箸を外してもう一度口角をあげ、その状態で10秒間キープします。
これを1日に5回程度繰り返し行うことで、自然に笑顔を作ることができるようになります。
また、目をぐるぐると「∞」八の字をかくように回したりすることで目の周りの筋肉を鍛えるようにすると、柔らかくイキイキとした表情を作れるようになりますよ!
口が笑っていても目が笑っていないとかなり違和感があるため、目のトレーニングも同時にやっておくことをオススメします。
自然に笑顔が出るようにするために、笑顔(口元と目元)のトレーニングを行いましょう。
笑顔で話ができるようになれば、人生損をするどころか、良い風を呼び込むことができるようになります。
7.まとめ
口癖や話し方について改めて考えてみて、いかがでしたか?
無意識のうちにポロッとでてしまう口癖だからこそ、人の本当の気持ちや性格などが分かってしまうことがあります。
周りを不快にする口癖を無くし、話し方を工夫して、笑顔で人と接することができるようになれば、人生損をするなんてことはなくなります。
むしろ、明るく豊かな人生を歩むことができるようになります。
人と関わるのが苦手という方、どうも避けられてしまう気がするという方、人から好かれる話し方が分からないという方など、様々な方がおられますよね。
どの方にでも共通しているのが、”口癖・話し方が相手に悪い印象を与えている可能性が高い”ということです。
人と話す時に自分はどのように映っているのか、これを機に一度考えてみてくださいね。