特定非営利活動法人全国言友会連絡協議会|吃音のある人をつなぐ『言友会』の活動

全国言友会連絡協議会 吃音のある人をつなぐ活動

『特定非営利活動法人 全国言友会連絡協議会(全言連)』は、吃音のある人のセルフヘルプグループ『言友会』を、全国で緩やかに束ねる協議会です。1968年に全国組織として発足し、2006年にNPO法人格を取得しました。

この記事では、各地の言友会をつなぐ役割と、2025年に完成した体験談集について紹介します。

元NHKエグゼクティブアナウンサー 吉松欣史が見た、この協議会の良さ
吉松 欣史NHK在籍32年
W杯・五輪実況

吃音のある人たちが体験を分かち合う場を、全国で長く支えてこられたことに、静かな心強さがあると感じました。

吃音のある人をつなぐ『言友会』の連絡協議会活動についての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報
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元NHKエグゼクティブアナウンサー

吉松欣史

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情報源全国言友会連絡協議会 公式サイト
2026年10月20日確認

全国言友会連絡協議会の基本情報
正式名称
特定非営利活動法人 全国言友会連絡協議会(略称:全言連)
発足
1968年(全国組織として)
法人化
2006年にNPO法人格を取得
所在地
東京都豊島区南大塚1-30-15 東京言友会館2階
活動
機関誌発行、出版事業、研修会、全国大会(吃音ワークショップ)の開催

全国言友会連絡協議会とは

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

吃音(きつおん)は、公式サイトによると『自分の思うようにスムーズに話せないこと』です。『繰り返し』『引き伸ばし』『ブロック』という3つの症状が挙げられています。

『言友会』は、こうした吃音のある人のセルフヘルプグループです。全国各地で活動しており、全国言友会連絡協議会は、これらの言友会を緩やかに束ね、その拡大と充実を図るために発足しました。1968年に全国組織として設置され、2006年にNPO法人格を取得しています。

各地の言友会は、それぞれ独立した団体として活動していますが、全国言友会連絡協議会は、その活動を緩やかにつなぐ連絡協議会としての役割を担っています。

事務局は東京都豊島区南大塚1-30-15の東京言友会館2階にあります。主な事業として、機関誌の発行、出版事業、研修会の開催、吃音ワークショップと呼ばれる全国大会を毎年行っています。

吃音のある人、その家族、支援者が参加の対象です。公式サイトでは『お近くの加盟団体をお訪ねください』という呼びかけとともに、各地の言友会への入り口となる役割が紹介されています。

言友会の活動と体験談集

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

公式サイトでは、言友会の活動の中心は『参加者がお互いに体験を話し合う「分かち合い」』だと説明されています。この分かち合いを通じて、孤立感を減らし、吃音のある自分が他者や社会に良い影響を与える力を持っていることを認識していく場になっているとされています。

全国言友会連絡協議会は、2025年に『どもるあなたに ようこそ言友会 私たちの体験談集(2025年版)』を制作しました。公式サイトによると、前回の体験談集から実に18年ぶりの完成だということです。

この体験談集には、さまざまな年代や立場の吃音のある人の体験が収められています。公式サイトでは『体験とは、単なる事実の羅列ではありません。その体験についての認知、行動、感情が丁寧に触れられており、吃音のある人のリアルな声を聞くことができる』と紹介されており、『わかちあい』と『啓発』のためのツールとして位置づけられています。

吃音については、公式サイトで『全ての人の吃音を完全に治癒させられるほどの効果が確認されている治療方法は未だありません』と明記されています。そのため、言友会は吃音を治すことを目指すのではなく、『吃音があっても、豊かに生きる』ための方法を見つけ実践する場として活動しています。

体験談集は、吃音のある人自身が自分の言葉で体験を語ったものです。学校での出来事や、仕事の場での向き合い方など、年代や立場によって異なる体験が収められており、同じ悩みを持つ人が自分に近い体験を見つけやすい構成になっています。

体験談集の注文は、公式サイトの『出版事業案内』ページから行う仕組みになっており、スマートフォンから利用する場合はGoogleフォームのリンクが案内されています。

加盟団体一覧

全国言友会連絡協議会の公式サイトには、加盟している言友会の一覧が都道府県ごとに掲載されています。北海道・東北から九州・沖縄まで、40を超える団体が名前を連ねています。

自分の近くにある言友会を探し、訪ねることができるようになっている点が、この一覧の役割です。個別の専門的な相談は全国言友会連絡協議会では対応しておらず、地域の加盟団体に連絡することが案内されています。

吃音のある人が、初めて言友会に関わろうとするとき、まずこの一覧から地元の団体を探すところから始まることが多いと考えられます。

公式サイト・問い合わせ

取材の依頼については、趣旨や目的をあらかじめ伝えたうえで、ホームページに記載されている情報を読んでから問い合わせるよう案内されています。個別の相談は、原則として対応しておらず、近くの加盟団体への連絡を案内する形になっています。後援等の相談についても、事前に規程を確認するよう案内されています。

公式サイトhttps://www.zengenren.org/
所在地東京都豊島区南大塚1-30-15 東京言友会館2階
加盟団体一覧https://www.zengenren.org/加盟団体一覧/
出版事業案内https://www.zengenren.org/出版事業案内/

まとめ

吃音のある人たちが体験を分かち合う場をつなぎ、支える協議会として、全国言友会連絡協議会は1968年の発足から活動を続けています。2025年に18年ぶりの体験談集を完成させたことも、その歩みを表す出来事のひとつです。

吃音のある本人だけでなく、その家族や支援者にとっても、こうした分かち合いの場や体験談集は、同じ悩みを抱える人がどこかにいると知るきっかけになります。

全国を緩やかに束ねる立場だからこそできる、体験談集の制作や全国規模での情報発信も、この協議会の役割のひとつです。

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