特定非営利活動法人日本喉摘者団体連合会の発声訓練教室|全国の活動と新しい声を取り戻す取り組み

日喉連(日本喉摘者団体連合会) 発声訓練教室の活動

特定非営利活動法人日本喉摘者団体連合会(日喉連)は、喉頭がんなどの手術で声を失った人たちが参加する、全国54団体145教室から成る連合組織です。

この記事では、各地の教室で行われている発声訓練と、連合組織としての活動を紹介します。公式サイトに書かれていることをもとにまとめました。

元NHKエグゼクティブアナウンサー 吉松欣史が見た、この教室の良さ
吉松 欣史NHK在籍32年
W杯・五輪実況

新しい声で再び人とつながろうとする教室の取り組みを、尊いと感じました。

全国の教室で行う発声訓練についての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報
この記事の監修

元NHKエグゼクティブアナウンサー

吉松欣史

記事内容と調査情報を監修

監修した調査と話し方教室MAPが
36 のニュースサイトに掲載
  • 毎日新聞デジタル
  • 産経ニュース
  • TBS NEWS DIG

運営全国1,125件を同じ項目で調査した話し方教室MAP

情報源日喉連(日本喉摘者団体連合会) 公式サイト
2026年10月20日確認

日喉連の基本情報
名称
特定非営利活動法人日本喉摘者団体連合会(日喉連)
会長
渡邊操
規模
全国54団体145教室
活動
新しい声の訓練による社会復帰と会員交流
直近の総会
第27回定期総会(2026年5月12日開催)

特定非営利活動法人日本喉摘者団体連合会の概要

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

特定非営利活動法人日本喉摘者団体連合会(日喉連)は、喉頭がん、食道がん、甲状腺がんなどで声を失った人たちが参加する、全国54団体145教室から成る連合組織です。会長は渡邊操です。

各地の教室では、コミュニケーションに必要な新しい声の訓練を行い、社会復帰と会員同士の交流を図っています。全国を次の7つのブロックに分けて活動しています。

  • 北日本ブロック
  • 東日本ブロック
  • 中部日本ブロック
  • 近畿ブロック
  • 中国ブロック
  • 四国ブロック
  • 九州ブロック

役員は、会長のほか副会長、専務理事、理事12名、監事2名、名誉会長、相談役、顧問2名の、合わせて21名で構成されています。

全国の教室で行う発声訓練の活動

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

日喉連に加盟する教室では、手術で声帯を失った人が、食道発声など新しい声を身につけるための訓練を続けています。教室は、同じ経験をした人同士が交流する場としての役割も担っています。

例えば、東京都の教室である公益社団法人銀鈴会は、昭和29年(1954年)9月に創立されました。会員は642人、発声訓練士は32人で、東京都障害者福祉会館を会場に、毎週火曜日・木曜日・土曜日、3学期制で年100回以上の訓練を開いています。食道発声、電気式人工喉頭発声、シャント発声といった方法を教えています。

大阪府や福岡県にも、長年にわたって活動を続ける教室があります。

大阪府公益財団法人阪喉会

昭和24年(1949年)創立、会員290人。肥後橋教室のほか、大阪大学医学部附属病院、大阪国際がんセンターでも訓練を開いています。

大阪府NPO法人関西喉友会

昭和55年(1980年)創立、会員45人。関西医科大学総合医療センターで、毎週土曜日に訓練を開いています。

福岡県福岡筑声会

昭和51年(1976年)創立、会員79人。国立病院機構九州がんセンター内の患者サロンで、毎週木曜日に訓練を開いています。

福岡県九州大学病院福岡喉摘会

昭和26年(1951年)創立、会員20人。九州大学病院会議室で、第2・4金曜日に訓練を開いています。

福岡県北九州創声会

昭和55年(1980年)創立、会員26人。北九州市立医療センターと北九州市東部障害者福祉協会で、毎週水曜日に訓練を開いています。

福岡県久留米喉友会

昭和38年(1963年)創立、会員5人。久留米大学病院のカンファレンス・ルームで、毎週金曜日に訓練を開いています。

愛知県愛友会

1966年創立、会員70人。愛知県がんセンターや豊橋市民病院で訓練を開き、食道発声の訓練を初心・初級・中級・上級の4段階に分けて進めています。

愛知県名声会

1964年創立、会員144人。名古屋大学医学部附属病院、名古屋市立大学病院、多治見市役所総合福祉センターで訓練を開いています。

紹介した教室の中には、昭和26年(1951年)に創立され、70年以上にわたって活動を続けているところもあります。ここに挙げたのは一例で、このほかにも全国各地に同じような教室が数多くあります。

日喉連は、2025年5月11日に第26回、2026年5月12日に第27回の定期総会を開くなど、組織としての活動を毎年続けています。

新しい声を取り戻す手段として、マウスピース型人工喉頭「Voice Retriever®(ボイス・レトリバー)」の紹介にも取り組んでいます。2025年4月から6月にかけて、商品の紹介、利用者の声、開発にかける思いを全3回に分けて公式サイトで紹介しました。

厚生労働大臣表彰と交流の広がり

2025年12月12日には、東京都内の東京会館で「令和7年度障害者自立更生等厚生労働大臣表彰式典」が開かれました。銀鈴会の太田時夫さんが表彰された一人として紹介されており、食道発声を習得して訓練士となり、後輩の社会復帰を支えてきたことや、長年にわたり会の運営に携わってきたことなどが評価されています。

このほか、各ブロックでも研修会を開くなど、会員同士が学び合う機会を設けています。2026年9月には、ブロックごとの研修会の様子が公式サイトで紹介されました。

基本情報・問い合わせ

教室ごとの詳しい情報は、公式サイトの教室紹介ページで、都道府県ごとに確認できます。東京都・大阪府・福岡県・愛知県など、都道府県ページには団体名・創立年・会員数・開校日などが掲載されています。

まとめ

日喉連は、声を失った人たちが新しい声を身につけ、社会復帰や交流を続けるための全国組織です。同じ経験をした人とのつながりを探している人に向いている取り組みです。

この記事は広告ではありません。内容の修正やご要望は、こちらからお気軽にご連絡ください。

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