JPDU(日本パーラメンタリーディベート連盟)のコーチ派遣制度|大会運営とディベートを支える仕組み

JPDU コーチ派遣制度

JPDU(日本パーラメンタリーディベート連盟)は、全国の大学のディベート団体によって組織されている連盟です。

大会の主催や練習会・セミナーの開催に加え、経験の浅い大学を支える「コーチ派遣制度」を続けています。この記事では、その仕組みと目的を紹介します。

元NHKエグゼクティブアナウンサー 吉松欣史が見た、この団体の良さ
吉松 欣史NHK在籍32年
W杯・五輪実況

大学生たちが社会のテーマに自分の言葉で向き合い、コーチ派遣制度で後輩を支える姿に、話す力は人から人へ受け継がれていくものだと感じました。

大会開催とコーチ派遣制度についての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報
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元NHKエグゼクティブアナウンサー

吉松欣史

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情報源JPDU 公式サイト
2026年10月20日確認

JPDU(日本パーラメンタリーディベート連盟)の基本情報
正式名称
Japan Parliamentary Debate Union(日本パーラメンタリーディベート連盟)
活動
大会の主催・運営、練習会・セミナーの開催、コーチ派遣制度の運営
主な大会
JPDU Spring Tournament、JPDU Autumn Tournament、Japan BP、Gemini Cup
2025年度代表
スミス理紗(東京大学 公共政策大学院)
問い合わせ
公式サイトの問い合わせページから

JPDUの団体概要

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

JPDUは、Japan Parliamentary Debate Union(日本パーラメンタリーディベート連盟)の略称です。

全国の大学で活動するパーラメンタリーディベートの団体によって組織され、大会の主催や練習会・セミナーの開催を行っています。そのほか、意思決定の場となる「JPDU議会」の運営や、参加者が安心して大会に臨めるようにする「エクイティポリシー」の普及にも取り組んでいます。

パーラメンタリーディベートは、一つの論題について肯定側・否定側に分かれ、論題発表から15〜30分の準備時間を経たうえで、第三者であるジャッジを論理的に説得することを目指すスピーチ型のディベートです。試合のテーマと立場は主催者が決めるため、参加者が自分で選ぶことはできません。

  • North American Style(NA)
  • Asian Parliamentary Style(Asian)
  • British Parliamentary Style(BP)

日本で取り組まれている即興型英語ディベートには、上記の3つのスタイルがあります。JPDUが主催する大会は、2002年から開催が続けられています。

2025年度の代表は、東京大学公共政策大学院に在籍するスミス理紗が務めています。代表挨拶では、ディベートを「単なる競技ではなく、他者への想像力と共感力を育む」活動と位置づけ、無意識に受け入れてきた前提や価値観を見直すきっかけになる場だと紹介しています。

大会運営とコーチ派遣制度

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

JPDUは、年間を通じて複数の大会を主催しています。時期の目安は次のとおりです。

大会名開催時期の目安
JPDU Spring Tournament4月〜5月
JPDU Autumn Tournament9月〜11月
Japan BP11月〜12月
Gemini Cup8月〜10月

大会運営と並ぶ柱が、「コーチ派遣制度」です。これは、実績のある上級生を他大学に1年単位でコーチとして派遣する制度です。

対象となるのは、団体の規模が小さい大学、初心者が多い大学、これからディベートを始めたい大学です。利用にはJPDUへの加盟が必要です。

募集期間2月〜3月、または8月
マッチング4月、または9月
指導期間4月〜翌年3月、または9月〜翌年3月
利用校の声新たな視点でのフィードバック

プレパやラウンドの指導、ジャッジを受けられたほか、自分たちでは気づけない新たな視点でのフィードバックが得られたという声が紹介されています。

コーチの声ディベートを楽しんでもらう一助に

スピーチ練習やプレパ練習、ジャッジ練習、大会への帯同を通じて、後輩が課題を乗り越えディベートを楽しむ一助になれたという声が紹介されています。

ディベートで身につく力

公式サイトでは、即興型英語ディベートを通じて身につく力として、次の4つを挙げています。

実践的な英語力短い準備時間で話す力

短い準備時間の中でスピーチを行うため、実践的な英語力が身につくとされています。

論理的思考力相手の発言を検証する力

相手の発言を聞いたうえで批判的に検証したり、自分の議論の説得性を客観的に分析したりすることで養われます。肯定側・否定側どちらの立場も経験するため、多角的な視座も培われます。

幅広い知識多岐にわたるテーマへの理解

教育やメディア、環境や科学技術など、多岐にわたるトピックに取り組むことで、様々な課題への知識が深まるとされています。

チームワークチームでの意思疎通

2〜3人の団体競技であり、短い準備時間の中での意思疎通や、異なるチームメイトとの円滑なコミュニケーションを通じて養われます。

ディベートの始め方を支える仕組み

JPDUは、コーチ派遣制度のほかにも、これからディベートを始める大学を支える仕組みを公式サイトで案内しています。

PDMLParliamentary Debate Mailing List

ディベーターどうしの情報共有や交流を支えるメーリングリストです。

地域交流練習会「ゆるふわ」をテーマにした練習会

多様な背景を持つ人が参加しやすい環境づくりを目指し、毎月第2・4日曜日に定期練習会を、年4回の小規模大会を開いています。

初心者向けの学習資料として、2020年に有志が作成した『ディベートの手引き』『実用!ゆるやかマターノート』も公開されています。

公式サイト・問い合わせ

大会の詳しい日程や加盟に関する案内は、公式サイトで確認できます。問い合わせは、公式サイトの問い合わせページから行えます。

まとめ

JPDUは、大学のディベート団体をつなぎ、大会運営とコーチ派遣制度という二本柱で活動を支えている連盟です。

これからディベートを始めたい大学や、指導者を探している大学にとって、心強い仕組みだと言えます。

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