中日本自動車短期大学の留学生日本語弁論大会|日本語表現法が育てる話す力を紹介

中日本自動車短期大学 留学生日本語弁論大会

中日本自動車短期大学は、自動車整備やモータースポーツの専門技術を学べる短期大学です。技術の教育と並んで、話す力や伝える力を育てる取り組みも行っています。

この記事では、一般教養科目「日本語表現法」と、留学生センターが毎年7月に学内で開く留学生日本語弁論大会を紹介します。

元NHKエグゼクティブアナウンサー 吉松欣史が見た、この取り組みの良さ
吉松 欣史NHK在籍32年
W杯・五輪実況

技術を学ぶ短期大学で、授業と弁論大会の両方を通して将来の仕事に生きる話す力を育てていることは、確かな教育の工夫だと感じました。

日本語表現法と留学生日本語弁論大会についての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報
この記事の監修

元NHKエグゼクティブアナウンサー

吉松欣史

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情報源中日本自動車短期大学 公式サイト
2026年10月22日確認

中日本自動車短期大学の基本情報
所在地
岐阜県加茂郡坂祝町深萱1301
創立
昭和42年(1967年)、学校法人神野学園が開設
学科
自動車工学科、モータースポーツエンジニアリング学科(いずれも国土交通省認定大学)
一般教養科目
日本語表現法(わかりやすい話し方・文章表現・プレゼンテーションの向上が目的)
留学生日本語弁論大会
留学生センターが毎年7月に学内で開催

中日本自動車短期大学の概要

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

中日本自動車短期大学は、岐阜県加茂郡坂祝町にある短期大学です。昭和42年に学校法人神野学園が開設しました。

自動車工学科とモータースポーツエンジニアリング学科の2学科があり、ともに国土交通省の認定大学として、二級自動車整備士の養成を目的とした教育課程を備えています。モータースポーツエンジニアリング学科は3年課程で、より高度な自動車技術を学べる学科です。

建学の精神は「技術者たる前に良き人間たれ」です。技術の習得と人間性の育成の両方を重視する教育方針のもとで、専攻科(一級自動車整備専攻・車体整備専攻)や、進学前の予備教育を行う留学生別科も設けています。

専攻科車体整備専攻では、鈑金・塗装や溶接、フレーム修正などの技術を学び、これらを応用したカスタムカーなどの車両制作も行います。専攻科一級自動車整備専攻は、二級ガソリン・ジーゼル自動車整備士の資格を両方取得していることが入学の条件です。

自動車工学科とモータースポーツエンジニアリング学科は、1年次に三級自動車整備士程度の基礎教育を行い、2・3年次に二級自動車整備士程度の教育を行う編成になっています。留学生別科には、1年課程の留学生日本語別科と1年半課程の留学生自動車別科があり、進学後に必要な日本語能力や自動車工学の予備知識を身につけます。

  • 自動車工学科(2級・1級自動車整備士コース、車体整備士コース)
  • モータースポーツエンジニアリング学科(3年課程)
  • 専攻科 一級自動車整備専攻・車体整備専攻
  • 留学生別科(進学前の日本語・自動車工学の予備教育)

キャンパスには教育棟や実習棟、グラウンド、学生ホールなどの施設があり、留学生のニーズに合わせた2種類の学生寮も設けています。

日本語表現法と留学生日本語弁論大会

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

一般教養科目「日本語表現法」では、わかりやすい話し方や文章表現、プレゼンテーションの能力を高める授業を行っています。社会に出てから欠かせないコミュニケーション能力を育てることを目的にしています。

留学生に対しては、日本人学生と共通の科目である日本語表現法とビジネスマナー演習を、留学生クラスを編成して行い、日本での就職活動への理解を深める内容を取り入れています。こうした取り組みは、文部科学省の学習奨励費「就職支援特別枠」の推薦枠を毎年度得る条件にもつながっています。

留学生センターは、留学生の日本語学習への意欲を高めるため、毎年7月に学内で留学生日本語弁論大会を開催しています。出演する留学生は例年6名程度で、地元・坂祝町の町長または教育長が審査員として参加しています。

この取り組みは留学生個人の学習だけでなく、日本人学生を含めた多文化共生の理解や、大学の地域交流にもつながっています。岐阜地域留学生交流推進協議会が主催する岐阜県内の留学生日本語弁論大会には、岐阜大学・中部学院大学・岐阜協立大学とともに本学も参加しています。この大会では、持ち回りの開催担当校も務めています。

一級自動車整備士を養成する専攻科の教育内容には、高度な整備・診断技術に加えて「顧客に対するコミュニケーション能力」の修得も含まれています。話す力は、技術者の教育全体の中で重視されています。

キャリア教育と留学生支援の中の話す力

1年次には、キャリア開発科目「キャリアデザインⅠ」で自己理解・他者理解を深め、秋学期の「キャリアデザインⅡ」では求職活動について具体的に考える学習を行っています。

同じく1年次の「ビジネスマナー演習」では、履歴書やエントリーシートの書き方、就職面接指導など、就職活動に直結した日本語表現の演習を行っています。

社会人基礎力を身に付ける教養科目の効果は、クラス担任や学務課の就職担当による確認を通じて測っています。就職活動時の履歴書の記載内容の確認や面接指導、プレゼンテーション資料の作成指導などを行っています。また、就職先企業で構成する後援会「日本ライン会」の会員企業にも、学生の就職活動時の様子を確認してもらっています。

公式サイト・問い合わせ

日本語表現法や留学生日本語弁論大会についての詳しい内容は、中日本自動車短期大学の公式サイトでご案内しています。

まとめ

中日本自動車短期大学では、自動車整備やモータースポーツの専門教育と並行して、日本語表現法の授業や留学生日本語弁論大会を通じて「話す力」を育てています。

キャリア開発科目やビジネスマナー演習でも、就職活動に直結した話し方・書き方の演習を取り入れています。

技術者としての実力に加え、人に分かりやすく伝える力も重視していることが伝わる取り組みです。

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