岩手県立視聴覚障がい者情報センターの音訳奉仕員養成|1年で学ぶ内容と講習の流れ(令和8年度)

岩手県立視聴覚障がい者情報センター 音訳奉仕員の養成

岩手県立視聴覚障がい者情報センターは、盛岡駅西口のアイーナ4階にある県の施設です。点字図書や録音図書をつくるボランティア(奉仕員)を養成しています。

この記事では、活字の資料を声にする音訳奉仕員の養成について、令和8年度(2026年度)の案内をもとに、学ぶ内容と講習の流れ、修了後の活動を紹介します。

元NHKエグゼクティブアナウンサー 吉松欣史が見た、この講座の良さ
吉松 欣史NHK在籍32年
W杯・五輪実況

声で正しく届ける技術と、それを支える処理の技術を、1年かけて身につけられる組み立ては、聞く方に寄り添った音訳につながると感じました。

音訳奉仕員の養成についての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報
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元NHKエグゼクティブアナウンサー

吉松欣史

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情報源岩手県立視聴覚障がい者情報センター 公式サイト
2026年10月9日確認

音訳奉仕員養成の基本情報(令和8年度の案内)
主催
岩手県立視聴覚障がい者情報センター
養成期間
1年間(各コースの講習は約10か月)
学ぶ内容
音声表現技術、処理技術、音訳ソフトの操作
受講人数
音訳奉仕員等・デジタル録音図書編集奉仕員で計10人程度
費用
受講は無料
会場
アイーナ4階 センター研修室ほか(盛岡市盛岡駅西通1-7-1)

音訳奉仕員養成講習会の概要

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

音訳奉仕員は、活字の資料を声にして録音図書をつくるボランティアです。センターでは、その担い手を1年かけて養成しています。

令和8年度の開催要項では、目的を次のように書いています。質の高い点字図書や録音図書を視覚障がい者に届けるため、その製作を担う奉仕員を養成することです。

項目内容(令和8年度の案内)
主催岩手県立視聴覚障がい者情報センター
受講人数音訳奉仕員等・デジタル録音図書編集奉仕員で計10人程度
費用無料
会場キオクシア アイーナ4階 センター研修室ほか
申込締切令和8年5月1日(金)

受講資格は4つです。

  • 高等学校卒業程度以上の国語力がある方
  • Windowsのパソコンの基本操作ができる方
  • Windowsのパソコンを準備できる方
  • 講習の修了後、続けてボランティア活動ができる方

1年かけて学ぶ音声表現技術と処理技術

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

センターの案内では、音訳奉仕員が学ぶ内容は音声表現技術、処理技術、音訳ソフトの操作です。声で読む音声表現技術に加えて、処理技術と、録音に使う音訳ソフトの操作も学びます。

音訳校正奉仕員は校正の技術と調べる技術を、デジタル録音図書編集奉仕員は編集ソフトの操作とデイジー図書の知識を学びます。音訳奉仕員は、その中で声にする役割を担います。

講習は、段階を追って進みます。令和8年度の流れは次のとおりです。

5月9日・12日入門講習と受講テスト

コースごとの入門講習です。必ず参加する回とされています。

5月21日合同講習会

各コースの受講生が一緒に学ぶ回です。こちらも必須参加です。

5月26日から音訳奉仕員養成講習会

毎週火曜日を中心に約10か月。音訳入門、基礎講習、ダイレクト録音などを学びます。

音訳の講習が始まるのは、令和8年度は5月26日(火)です。そこから約10か月、毎週のように学びを重ねます。

開催要項には、受講を続けるための決まりも書かれています。必須の講習を休んだときや、受講テスト・中間審査で基準に届かなかったときは、受講資格を失います。コースの講習が始まってから3回を超えて休んだときも同じです。

同じ年度には、音訳校正奉仕員(毎週水曜日中心)とデジタル録音図書編集奉仕員(毎週金曜日中心)の養成講習会も、それぞれ約10か月で開かれています。

修了後の活動と、録音図書ができるまでの役割

センターでは、録音図書づくりを次の役割で分けて担っています。音訳奉仕員は、その最初の工程である活字資料の音声化を受け持ちます。

  • 音訳奉仕員:活字資料を音声にする
  • 音訳校正奉仕員:音声が正しく読まれているかを確かめる
  • デジタル録音図書編集奉仕員:デイジー図書に編集する

センターの案内では、養成を修了すると、センターの「音訳奉仕員」として登録し、録音図書の製作にあたると書かれています。受講資格にも「修了後、継続してボランティア活動ができる方」とあります。

養成のあとも、学ぶ場があります。2025年度には、音訳と音訳校正の奉仕員向けの研修会が開かれました。参加者は事前課題として、約5分の音訳データを校正して当日に持ち寄りました。

センターでは、奉仕員を目指す前に試せる体験会も開いています。令和8年4月9日には、点訳・音訳・録音図書編集の体験会が参加無料で開かれました。音訳の回では、パソコンを使った音声の録音を体験できました。

音訳奉仕員がつくった録音図書は、利用登録をすれば電話やファックス、メールで申し込めます。借りられるのは10タイトルまでで、借りる期間は郵送にかかる日数を除いて15日間です。こうした形で、録音図書は利用者のもとに届けられています。

申込先・問い合わせ

令和8年度の申込は、所定の受講申込書をセンターに出す方法でした。FAX、郵送、メールでも受け付けていました。次の年度の募集時期は、センターに問い合わせてください。

項目内容
名称岩手県立視聴覚障がい者情報センター
所在地〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号 キオクシア アイーナ4階
電話019-606-1743(代表)
FAX019-606-1744(事務室)
メールiwatesan@aiina.jp
開館時間9時〜20時

アイーナには来客用の駐車場がありません。開催要項では、受講のときは公共交通機関などを使うよう案内されています。

まとめ

岩手県立視聴覚障がい者情報センターの音訳奉仕員養成は、音声表現技術と処理技術、音訳ソフトの操作を、1年かけて身につける講習です。受講は無料で、修了後はセンターの音訳奉仕員として登録し、録音図書づくりに加わります。本を声で届けるボランティアを、腰を据えて学びたい人に向いています。

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