アナウンサーの話し方と発声練習5つ|学歴より見られる声を、本番だけ声が震える人も鍛えられる

研修ルームで卓上マイクの前に座り、男性講師に話し方の助言を受けながら話す女性会社員
この記事の監修
吉松欣史

元NHKエグゼクティブ
アナウンサー
吉松 欣史
経歴NHKで32年間。W杯・五輪の生放送実況
専門脳科学・心理学を使ったあがり症の克服

アナウンサーの話し方は、なぜあんなに聞き取りやすいのか。会議やプレゼンで自分の声だけ聞き返される、アナウンサーを目指しているが声に自信がない。そんな人に向けて、まねできる所から順にまとめました。

この記事では、アナウンサーの話し方の特徴5つと、腹式呼吸から録音まで1日10分でできる発声練習5つを紹介します。仕事の場面での使い方、学歴より採用で見られる条件、エグゼクティブアナウンサーとは何かも書いています。

練習ではできるのに、本番だけ声が震える人への考え方も最後に書きました。監修は、NHKで32年間アナウンサーを務めた元NHKエグゼクティブアナウンサーの吉松欣史です。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(経歴・主な実績)

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アナウンサーの話し方の特徴5つ:
聞き取りやすさの理由とまね方

平日の午前、明るい会議室で、40代の男性会社員が立って資料を手に、テーブルを囲む30代から50代の同僚4人に向けて落ち着いた表情で話している遠景。同僚はうなずきながら聞いている。資料や壁に文字は見えない

アナウンサーの話し方が聞き取りやすいのは、声がよいからだけではありません。テレビやラジオは聞き返せないので、一度で耳に入る話し方を毎日の放送で積み重ねています。日常でまねしやすい特徴を5つにまとめると、次のとおりです。

  • 間速さを落とすより、意味の切れ目で一拍置く
  • 語尾文の最後の音まで声を落とさずに届ける
  • 強調1つの文で立てる言葉を1つだけに絞る
  • 相手聞く人を1人思い浮かべて、その人に話す
  • 自分の言葉原稿を一度かみくだいてから声に出す

速さより「間」で聞かせる

早口を直そうとして全体をゆっくりにすると、間のびして逆に聞きにくくなります。アナウンサーは速さを大きく変えず、主語のあとや数字の前など、意味の切れ目で一拍置いて、聞く人が頭の中で整理する時間を作っています。

語尾まで声を落とさない

日本語は大事な情報が文の最後に来ることが多い言葉です。「〜と思います」の最後の音が消えると、聞く人は賛成なのか反対なのかを聞き取れません。最後の一音まで、息を残して届けるつもりで話してみてください。

平日の昼、地方のラジオ局の小さなブースで、30代の女性パーソナリティがヘッドホンをつけて大きなマイクに向かい、ほほえみながら身ぶりをまじえて話している近景。ガラス越しに40代の男性ディレクターが見守っている。機材や壁に文字は見えない

大事な言葉を1つだけ立てる

全部を強く言うと、どこも強調されていないのと同じになります。1つの文で伝えたい言葉を1つ決め、その言葉の前に少し間を置くか、少し高めの声で言うだけで、聞く人の耳にその言葉だけが残るようになります。

聞く人を1人思い浮かべる

カメラの向こうには大勢がいても、アナウンサーは1人の視聴者に話しかけるつもりで話すとよく言われます。会議でも、全員に向けて話すより、うなずいてくれる1人に向けて話すほうが、声が自然に前へ出ます。

夕方、下町の商店街の八百屋の店先で、40代の女性店主がエプロン姿で野菜を手に、買い物に来た70代の男性のお客さんに笑顔で話しかけていて、お客さんもほほえんで聞いている近景。店の看板や値札の文字は見えない

原稿を自分の言葉に直してから話す

書かれた文を読むだけだと、声が平らになりがちです。読む前に「この話は誰に何を伝えたいのか」を一言で言えるようにしておくと、間の置き方や強める言葉が自然に決まり、読む声が話す声に変わります。

アナウンサーの発声練習5つ:
腹式呼吸から録音まで10分の手順

休日の早朝、川沿いの公園の芝生で、30代の女性がスポーツウェア姿で背筋を伸ばして立ち、お腹に両手を当てて目を閉じ、ゆっくり息を吐いている近景。後ろに朝日に照らされた川と木々がぼけて見える。文字や看板は見えない

話し方の特徴をまねするには、土台になる声が安定している必要があります。アナウンサーの基礎練習としてよく使われる5つを、1日10分で回せる順番に並べました。朝の身支度のあとや出勤前に、毎日同じ順で続けるのがおすすめです。

  • 1. 腹式呼吸(2分)お腹をふくらませて吸い、細く長く吐く
  • 2. ロングトーン(2分)「あー」を同じ高さと大きさで15秒のばす
  • 3. 母音と五十音(2分)口を大きく動かして「あえいうえおあお」
  • 4. 滑舌(2分)早口言葉や外郎売を、ゆっくり正確に読む
  • 5. 録音(2分)ニュースを1本読んで録音し、聞き直す

腹式呼吸とロングトーンで声を安定させる

お腹に手を当て、鼻から吸ってお腹がふくらむのを確かめてから、口から細く長く吐きます。息が安定してきたら「あー」と声を乗せ、同じ高さ・同じ大きさのまま15秒のばすのがロングトーンで、声の揺れが少なくなります。

母音・五十音と滑舌で口を動かす

北原白秋の「あめんぼ あかいな あいうえお」で始まる五十音の詩は、口の形を一音ずつ確かめるのに向いています。噛みやすい音がある人は、滑舌を良くする方法とトレーニングで原因別の練習を選んでください。

平日の夜、マンションのリビングのソファで、40代の男性がイヤホンをつけてスマホを手に持ち、自分の声の録音を聞き返しながらノートにメモを取っている近景。スマホの画面は見えない角度。ノートの文字は見えない

録音して聞き直す

最後に新聞やニュースサイトの記事を1本声に出して読み、スマホで録音して聞き直します。間・語尾・強調の3つのうち、1日1つだけ直す所を決めると続けやすくなります。自宅での練習の続け方は自宅ボイトレと発声練習のやり方にまとめています。

アナウンサーのような話し方を会議・プレゼン・電話で使うコツ

平日の午後、オフィスの窓ぎわのデスクで、30代の女性会社員がヘッドセットをつけてノートパソコンのオンライン会議に向かい、手ぶりをまじえてほほえみながら話している近景。パソコンの画面は見えない角度。壁や資料に文字は見えない

アナウンサーのような話し方は、放送の外でもそのまま役に立ちます。全部を一度に変えようとせず、場面ごとに1つだけ使うのが続けるこつです。会議・プレゼン・電話の3つの場面で、特に効きやすい使い方を紹介します。

会議:結論の一文を先に置く

ニュースは最初の一文で何が起きたかを伝え、そのあとに詳しい中身が続きます。会議の発言も「結論から言うと」と先に一文で言い切り、理由はそのあとに2つまでにすると、短くても伝わる話し方になります。

平日の朝、オフィスのフロアで立ったまま行う朝の打ち合わせで、50代の女性課長が手元のメモを持って短く話し、半円に立った20代から40代の社員5人がうなずきながら聞いている遠景。壁や資料に文字は見えない

プレゼン:間で区切って強調する

スライドが変わった直後や数字を言う前に一拍置くと、聞く人の目と耳がそろってこちらに向きます。出だしの一言の作り方や、頭が真っ白になった時の戻り方はプレゼンの話し方のコツ10個で例文つきで紹介しています。

電話:口角を上げて語尾まで届ける

電話は顔が見えない分、声の印象だけで判断されます。口角を少し上げると声が明るくなり、語尾まで息を残すと聞き返されにくくなります。声がこもる、小さいと言われる人は声が小さいのを改善する方法も参考にしてください。

アナウンサーに学歴は必要?応募条件と出身大学の傾向

平日の昼、大学のキャリアセンターの明るい相談コーナーで、20代前半の女子大学生が机に置いた募集の冊子を指さし、向かいに座る40代の女性の職員に質問している近景。冊子や壁の文字は見えない

アナウンサーを目指す人がまず気にするのが学歴です。厚生労働省の職業情報サイトjob tagは、学歴や資格は必須ではないものの大卒者が一般的で、養成機関で学んでから入社試験に臨む人が多いと書いています。

※出典:厚生労働省「job tag」アナウンサーの頁

応募条件は局によって違う

多くの局の新卒採用は4年制大学の卒業見込みを条件にしていますが、すべてではありません。アナなるドットコムに載っているTBSテレビのアナウンサー職の応募資格は「学歴不問」で、在学中の人はその卒業が条件でした。

※出典:アナなるドットコム「TBSテレビ」の採用情報の掲載

週末の昼、自宅の明るいダイニングテーブルで、20代前半の男子大学生が大学のパンフレットを広げ、向かいに座る50代の母親と笑顔で進路を話し合っている近景。パンフレットの文字は見えない

出身大学は有名大学が目立つが、学部の指定はほとんど無い

出身大学を見ると有名大学が目立ちますが、学部まで指定する局はほとんどありません。監修の吉松も東京経済大学の経済学部の出身です。大学と学部の選び方はアナウンサーになるために有利な大学・学部に書いています。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(経歴)

資格は要らない

job tagの頁には、アナウンサーに関連する資格は無いと書かれています。民間の検定は練習の目安として使えますが、受けなくても応募はできます。資格との付き合い方は「アナウンサー資格」は本当に必要かを読んでください。

※出典:厚生労働省「job tag」アナウンサーの頁

学歴より大切な条件:
採用で見られる伝わる声と自分の言葉

平日の朝、テレビ局の面接会場の前の静かな廊下で、20代前半の男性の受験者がスーツ姿で椅子に浅く座り、ひざの上の書類に手を置いて目を閉じ、ゆっくり息を吐いている近景。壁や書類に文字は見えない

学歴が応募の入り口だとすると、選考が進むほど比べられるのは話す力です。job tagも、日本語を正しく発音する力に加え、多くのスタッフと仕事をするための協調性が必要だと書いています。学歴より先に磨ける3つを紹介します。

※出典:厚生労働省「job tag」アナウンサーの頁

ミスコン歴より、人前で話した経験

ミスコン出場歴のあるアナウンサーが多いのは、見た目を磨いたからではなく、注目の中で質問に答える経験を積んでいるからです。つまり参加そのものより、そこで積んだ人前で話す経験が評価につながっています。スピーチや司会でも同じ経験は積めます。

平日の夕方、大学の小さな教室で、20代前半の女子大学生が教壇の前に立って1分間の自己紹介をしていて、机に座った同じゼミの男女4人がほほえんで聞いている遠景。黒板や壁に文字は見えない

顔立ちより、表情・声・話すペース

顔立ちを変えることはできませんが、表情筋の使い方、声の出し方、話すペースは、訓練で誰でも磨くことができます。清潔感は前提として見られますが、最後に差がつくのは、画面越しに伝わる表情と声のほうです。

台本のない場面で、自分の言葉で話せるか

面接やカメラテストでは、原稿を正しく読む力に加えて、とっさの質問に自分の言葉で答える力も見られます。ニュースを1本読んだあと、原稿を見ずに30秒で中身を説明する練習を加えると、読む力と話す力を一緒に鍛えられます。

平日の午後、テレビ局の小さな撮影スタジオで、20代前半の女性の受験者がスーツ姿でカメラの前に立って話していて、手前の机に座った40代と50代の男性の面接官2人が静かに見ている遠景。機材や壁に文字は見えない

試験の全体の流れや倍率、局ごとの違いはアナウンサーになるには?なり方4ステップと倍率で、大学から入社までの順番に沿ってまとめています。自分が今どの段階にいるかを確かめてから、準備を進めてください。

エグゼクティブアナウンサーとは?NHKでの立場と役割

平日の夕方、放送局のニュースセンターの広いフロアで、50代の男性のベテランアナウンサーが立ったまま、デスクに座る20代後半の男性2人の若手アナウンサーに身ぶりをまじえて話していて、若手は真剣な表情で聞いている遠景。後ろにモニターの並ぶ壁がぼけて見える。画面や壁の文字は見えない

エグゼクティブアナウンサーとは、NHKでアナウンサーとしては最高位にあたる職位です。2017年の人事を伝えたデイリースポーツの記事では、シニア・アナウンサーからの昇格を、人事担当者が「部長級から局次長級への昇格」と説明しています。

※出典:デイリースポーツ「NHK武田真一アナ 最高位のアナに昇格」(2017年5月26日)

夜、照明に照らされた野球場の高い位置にある放送席で、50代の男性アナウンサーがヘッドセットをつけてグラウンドを見下ろしながら実況していて、隣で40代の男性解説者がうなずいている近景。球場はぼけて見える。看板や文字は見えない

放送に出ながら、経営の目線でも働く

同じ記事によると、エグゼクティブアナウンサーには、アナウンサーとしてのふだんの仕事に加えて、経営の目線での業務や、アナウンサー全体と放送業界全体に目を向けることが求められ、経営面の会議への出席もあるとされています。

※出典:デイリースポーツ「NHK武田真一アナ 最高位のアナに昇格」(2017年5月26日)

監修の吉松欣史の経歴

監修の吉松は1991年にNHKに入り、京都・鳥取・広島・仙台・松山・北九州などの局で、プロ野球や高校野球、Jリーグの実況を担当しました。2010年のサッカーW杯や2012年のロンドンオリンピックでも、放送を担当しています。

週末の昼、サッカースタジアムのピッチのわきで、50代の男性アナウンサーがジャケット姿でハンドマイクを持ち、試合前のリポートをしていて、手前で30代の男性カメラマンが肩にカメラを担いで撮っている遠景。観客席と芝生はぼけて見える。看板やユニフォームに文字は見えない

2023年にNHKを退局したあとは、フリーアナウンサーとして実況を続けながら、法人・個人向けの話し方とコミュニケーションの研修を行っています。この記事の話し方と練習の考え方も、その研修の内容に沿っています。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(経歴・主な実績)

社会人がアナウンサーの話し方を学ぶ方法:
独学・スクール・講座

平日の夜、駅前の雑居ビルの明るい小さな教室で、仕事帰りのスーツ姿の30代から50代の男女5人が半円に座り、前に立つ50代の女性講師の話を聞きながらメモを取っている遠景。壁やホワイトボードに文字は見えない

社会人がアナウンサーの話し方を身につける方法は、大きく3つあります。どれが正解ということはなく、話し方を仕事で使いたいのか、局の採用を目指すのかで選び方が変わります。目的ごとの違いを比べると、次のとおりです。

  • 独学費用0円。録音と音読で今日から始められる
  • アナウンススクール局の採用試験を目指す人に向く
  • 話し方講座会議やプレゼンなど仕事の場面で練習できる

独学で始める

独学なら、この記事の1日10分の発声練習と、ニュースを読んで録音する練習から始められます。ただ、自分の声は自分では気づきにくいので、1か月ほど続けたら、家族や同僚に録音を聞いてもらい、聞き取りにくい所を教えてもらうと伸びが早くなります。

休日の朝、街のカフェの窓ぎわの席で、40代の男性がイヤホンをつけ、テーブルに広げた新聞を指でなぞりながら小さな声で音読している近景。新聞の文字は読めないほどぼけている

アナウンススクールと話し方講座の選び方

局の採用を目指すなら、原稿読みやカメラテストの練習ができるアナウンススクールが向いています。働きながら通える学校は社会人のアナウンススクールで、選ぶ前の注意点はアナウンサースクールに通う前に知っておきたいことで紹介しています。

仕事の場面で話せるようになりたい人は、原稿読みより、会議やプレゼンを想定した練習ができる話し方講座のほうが目的に合います。声の出し方の悩みなのか、人前に立つと緊張する悩みなのかを先に分けておくと、選び間違えにくくなります。

アナウンサーの話し方の練習でよくある誤解と、本番だけ声が震える時の注意点

平日の朝、オフィスビルの静かな会議室で、プレゼンの直前の30代の男性会社員がテーブルに手をついて立ち、窓の外を見ながらゆっくり息を吐いている近景。テーブルの上の資料とパソコンの文字は見えない

話し方の練習は、方向を間違えると時間をかけても本番で生かせません。アナウンサーの話し方をまねする人がはまりやすい誤解を3つと、練習ではできるのに本番だけ声が震える人が知っておきたい考え方を紹介します。

「アナウンサーは緊張しない」という誤解

画面の向こうのアナウンサーは緊張と無縁に見えますが、本番の前に緊張するのは新人でもベテランでも自然なことです。違いは緊張の有無ではなく、緊張したままでも声と表情が固まらないように準備しているかどうかにあります。

生放送のニュース番組のスタジオで、40代の女性アナウンサーがキャスター席に座り、落ち着いた表情で原稿を読んでいて、手前に大きなテレビカメラがぼけて見える近景。原稿や機材、背景に文字は見えない

「場数を踏めば慣れる」という誤解

場数は大切ですが、振り返らないまま回数だけ重ねても、同じ所で声が震えることは珍しくありません。1回ごとに録音や録画を見直し、次に直す所を1つだけ決めておくと、同じ場数でも本番の安定の仕方が変わってきます。

「話し方は才能で決まる」という誤解

聞き取りやすい声や滑舌は、生まれつきの才能だけで決まるものではありません。この記事で紹介した間・語尾・強調も、発声練習も、すべて練習で変えられる所です。新人のアナウンサーも、入社してから訓練を積んで今の話し方を作っています。

本番だけ声が震える時は、緊張を消そうとしない

元NHK
アナウンサー
ヨシ

実は、入社当初の私は、人前に立つと声が震え、頭が真っ白になっていました。

監修の吉松は、NHKに入ったばかりの頃をこう振り返っています。ルーキー時代に祇園祭の生中継を任された時は、コメントを一字一句丸暗記して臨んだのに、始まった瞬間に全部飛んだそうです。

元NHK
アナウンサー
ヨシ

「自分はアナウンサーに向いていないんじゃないか」本気で、辞めようと思った夜があります。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(私自身のあがり症体験)

週末の午後、地域の公民館の和室で、50代の男性が朗読の会の仲間5人ほどの前に座って1枚の原稿を声に出して読み、仲間の大人たちが静かに聞いている遠景。原稿や壁に文字は見えない

吉松が指導で大切にしているのは、「どう見られるか」への意識を「何を届けるか」へ向け直すことと、安全な場で小さな成功体験を積み重ねることです。丸暗記で全部を固めるより、伝えたいことを1つ決めて臨むほうが崩れにくくなります。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(指導の3つの柱)

本番の前は、最初の一文だけを決めて口に慣らし、話し始める前に息を長く吐いてください。声が震えても、伝えたいことが届いていれば話は伝わります。震えたかどうかより、届いたかどうかを録音で確かめる習慣をつけましょう。

平日の夕方、オフィスの小さな会議室で、30代の女性会社員が立って練習のスピーチをしていて、テーブルに座った同僚の男女2人が笑顔で拍手している近景。壁や資料に文字は見えない

会議やプレゼン、面接で人前に立つと声が震え、頭が真っ白になる方へ。新人の頃に辞めようと思った夜もあった吉松欣史が、32年の生放送でたどり着いた話し方の考え方を伝える、無料のオンライン勉強会があります。

講師の吉松欣史は、NHKで32年間アナウンサーを務め、サッカーW杯とオリンピックの実況を担当した元NHKエグゼクティブアナウンサーです。勉強会は無料のオンライン形式で、60分・顔出し不要です。人前で話す時の緊張が悩みの中心の方に向けた内容です。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(経歴・主な実績)

※通院中・治療中の方は、この記事の方法より主治医の方針を優先してください。

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アナウンサーの話し方でよくある質問

Q早口は直せますか?
直せます。全体をゆっくりにするより、意味の切れ目で一拍置く練習から始めると、速さを大きく変えなくても聞き取りやすくなります。ニュースを読んで録音し、間の位置を確かめる練習を続けてください。
Q声が低くてもアナウンサーのように話せますか?
話せます。声の高さより、語尾まで届けることと、強調する言葉を絞ることのほうが聞き取りやすさに大きく効きます。低い声は落ち着いた印象を与えるので、無理に高くせず、息を安定させる練習を優先しましょう。
Q何歳からでも話し方は鍛えられますか?
鍛えられます。間・語尾・強調は年齢に関係なく練習で変えられる所です。1日10分の発声練習と録音を1か月続け、録音を聞き比べると、自分でも変化に気づきやすくなります。
Q学歴が無くてもアナウンサーになれる?
応募の条件は局によって違います。4年制大学の卒業見込みを条件にする局が多い一方で、TBSテレビのように学歴不問とする局もあります。志望する局の要項を1つずつ確かめてください。
Qエグゼクティブアナウンサーは民放にもいますか?
この記事で紹介したのは、NHKのアナウンサーの職位としてのエグゼクティブアナウンサーです。民放では局ごとに肩書きの付け方が違うので、気になる局があれば、その局の発表で確かめてください。
Qアナウンサーの話し方は面接でも使える?
使えます。結論の一文を先に言う、語尾まで届ける、大事な言葉の前に一拍置く、の3つは面接の受け答えでも効きます。答えを丸暗記するより、伝えたいことを1つ決めて臨むほうが崩れにくくなります。

※出典:アナなるドットコム「TBSテレビ」の採用情報の掲載

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講師の吉松欣史は、NHKで32年間アナウンサーを務め、サッカーW杯とオリンピックの実況を担当した元NHKエグゼクティブアナウンサーです。勉強会は無料のオンライン形式で、60分・顔出し不要です。人前で話す時の緊張が悩みの中心の方に向けた内容です。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(経歴・主な実績)

※通院中・治療中の方は、この記事の方法より主治医の方針を優先してください。

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