奈良教育大学ならやまオープンセミナーの絵本読み聞かせ講座|姿勢・発声からこども園での実習まで

奈良教育大学 絵本読み聞かせ講座

奈良教育大学は、地域の人に向けた公開講座「ならやまオープンセミナー」を開いています。その一つが、東京都健康長寿医療センター研究所と共催した「絵本読み聞かせ講座」です。2023年度に始まり、2024年度は2025年1月から3月に開かれました。

この記事では、2024年度の講座の概要、学んだ内容、講師、問い合わせ先を紹介します。大学の講座ページに書かれていることをもとにまとめました。

元NHKエグゼクティブアナウンサー 吉松欣史が見た、この講座の良さ
吉松 欣史NHK在籍32年
W杯・五輪実況

体づくりから読み聞かせの実践までを学べる組み立ては、聞き手に届く読み方を身につける助けになると感じました。

「絵本読み聞かせ講座」についての吉松欣史のコメント。もとにした公式情報
この記事の監修

元NHKエグゼクティブアナウンサー

吉松欣史

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情報源奈良教育大学 公式サイト
2026年10月10日確認

絵本読み聞かせ講座の基本情報(2024年度の開催)
主催
奈良教育大学と東京都健康長寿医療センター研究所の共催
対象
原則として概ね65歳以上で、なるべく全回に参加でき、「脳の元気チェック」とアンケート調査に協力できる方
日程
2025年1月15日(水)〜3月19日(水)、全8回(講座①〜⑬)
会場
奈良教育大学 図書館(ラーニングコモンズ、えほんのひろば)
受講料・定員
3,000円、定員20名(先着)
受講者
18名

絵本読み聞かせ講座の概要(2024年度)

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

この講座の目的は、絵本の読み聞かせの技術を身につけながら、認知機能や心と体の健康の維持・向上に取り組むことです。講座が終わったあと、希望する人が自主グループの一員として地域で活躍することも目指しています。

2024年度は、2025年1月15日から3月19日まで、全8回で開かれました。ほとんどの回は水曜日の13時から16時です。会場は大学の図書館で、18名が受講しました。

受講の条件は3つありました。なるべく全部の回に参加できること、「脳の元気チェック」とアンケート調査に協力できること、原則として概ね65歳以上であることです。講座の前後で脳の元気度がどう変わるかを調べる研究への協力も、募集の中に含まれていました。

2024年度の申込は締め切られ、講座は終わっています。2026年10月10日時点で、令和7年度と令和8年度のならやまオープンセミナーの一覧には、この講座の案内は載っていません。

姿勢・呼吸・発声から読み聞かせの実践まで、学んだ内容

写真準備中。ご提供いただいた写真を掲載予定です

講座は、体と声の土台づくりから始まりました。1月22日に、姿勢と呼吸、声の出る仕組みと発声法、子どもについての理解を、大学の3人の先生から学びました。そのあとで、読み聞かせの技術と実践に進む組み立てでした。

日程内容
1月15日(水)説明会、健康チェック(事前)
1月22日(水)①姿勢と呼吸を整えよう ②声の出る仕組みと発声法 ③こどもについて理解しよう
1月29日(水)④⑤絵本の読み聞かせ きほんのき、読み聞かせの技術Ⅰ・Ⅱ
2月5日(水)⑥⑦読み聞かせの実演
2月19日(水)⑧⑨読み聞かせの実践Ⅰ・Ⅱ
3月5日(水)⑩⑪読み聞かせの実践Ⅲ・Ⅳ
3月10日(月)⑫子どもへの読み聞かせ実習
3月19日(水)⑬実習の事後指導、自主化支援、健康チェック(事後)

読み聞かせの回では、絵本の選び方、効果的な表現、発声、姿勢などを幅広く学びました。講師による講義と実演を見たあと、受講生が実際に読み、指導を受けました。「絵本を選んできてください」「読む練習をしてきてください」といった宿題が、毎回出されたそうです。

終盤には、こども園で子どもたちに読み聞かせをする実習がありました。実習は、極楽坊あすかこども園の協力で行われました。受講生は5〜6人のグループをつくり、「春」をテーマに絵本を選んで練習を重ねました。

4つのグループは、絵本の内容に合わせたポスターも作りました。読む声だけでなく、聞く子どもたちを迎える場づくりにも工夫をこらしています。最後の回では、実習のふり返りと、自主グループづくりの支援が行われました。

2023年度の講座の修了生は、2024年4月に絵本読み聞かせ自主グループ「えほんの玉手箱」を立ち上げました。修了生全員が参加したそうです。2024年度の講座では、この1期生も講師の一員として加わりました。

講師

講座は、奈良教育大学の先生と、東京都健康長寿医療センター研究所のメンバーが担当しました。読み聞かせの講義・実演・実践指導は、シニアの絵本読み聞かせインストラクターの熊谷裕紀子先生が受け持ちました。

体と声前川真姫先生・水野亜歴先生

保健体育教育講座の前川先生が姿勢と呼吸を、音楽教育講座の水野先生が声の出る仕組みと発声法を担当しました。

子ども中川愛先生・立松麻衣子先生

家庭科教育講座の先生です。子どもについての理解と、こども園での読み聞かせ実習を担当しました。

読み聞かせ熊谷裕紀子先生

東京都健康長寿医療センター研究所。読み聞かせの基本、技術、実演、実践の回を受け持ちました。

健康チェック高橋知也さん・松永博子さん

東京都健康長寿医療センター研究所。講座の前後の健康チェックを担当しました。

自主化支援の回には、1期生の自主グループ「えほんの玉手箱」も講師として参加しました。

問い合わせ先

ならやまオープンセミナーの問い合わせ先は、奈良教育大学の教育研究支援課 地域連携係(電話 0742-27-9108)です。

  • 所在地:〒630-8528 奈良市高畑町 奈良教育大学
  • 会場(2024年度):図書館(ラーニングコモンズ、えほんのひろば)

まとめ

絵本読み聞かせ講座は、姿勢・呼吸・発声という体と声の土台から学び、こども園での実習まで進む形で開かれた公開講座でした。

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