スピーチのコツと話し方・練習方法|退屈そうな顔が見えて頭が真っ白になる人も1分で伝わる

明るい会議室で同僚の前に立ち、小さなメモを手に顔を上げて話す女性会社員
この記事の監修
吉松欣史

元NHKエグゼクティブ
アナウンサー
吉松 欣史
経歴NHKで32年間。W杯・五輪の生放送実況
専門脳科学・心理学を使ったあがり症の克服

朝礼や会社の発表、式典でスピーチを頼まれた。原稿を書いたのに、読むと棒読みになる。話している途中で退屈そうな顔が目に入り、頭が真っ白になる。そんな人に向けて、スピーチのコツと話し方、練習方法をまとめました。

スピーチのコツは、話し方を磨く前に、読むための原稿を、話すためのメモに書き換えることです。1分のスピーチを例に、原稿を3回書き換える手順と、メモ1枚で話すまでの練習を紹介します。

原稿の書き方と構成、1分・3分スピーチの文字数、丸暗記しない覚え方、演説のコツもまとめました。監修は、NHKで32年間アナウンサーを務めた元NHKエグゼクティブアナウンサーの吉松欣史です。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(経歴・主な実績)

TOC

スピーチのコツは原稿を話すメモに書き換えること:
1分の見本

夜、自宅のダイニングテーブルで、40代の男性会社員が印刷したスピーチの原稿に赤ペンで線を引き、短く書き直している近景。卓上ライトのやわらかい光。原稿の文字は読めない。顔ははっきり写らない。文字は無い

原稿を読むと棒読みになり、話がまとまらない人へ

「話している最中に退屈そうにしている人が視界に入ると、自分の話に自信が持てなくなってしまいます」(2026年8月)
※出典:Yahoo!知恵袋「社会人3年目の20歳男です。最近は人前に立って話す機会が増えてきました。」

この方は社会人3年目で、人前に立って話す機会が増えてきたそうです。聞き手の反応が気になると、原稿を目で追うことに逃げ込みがちです。原因の多くは、原稿が「読むための文章」のままになっていることにあります。

午後、取引先の会社の応接室で、30代の男性会社員が向かいのソファに座る2人に資料なしで話しかけていて、そのうち1人の50代の男性が腕を組んで窓の外に目を向けている遠景。顔ははっきり写らない。文字は無い

原稿を3回書き換える

書いた原稿は、目で読むと分かりやすくても、耳で聞くと長くて追いにくい文章です。そこで、本番までに3回書き換えて、最後は段落の頭の言葉だけが並んだメモにします。3回の中身は次のとおりです。

  • 1回目聞き終わった人に残したいことを1文で書く
  • 2回目1文を短く切り、耳で分かる言葉に直す
  • 3回目段落の最初の言葉だけを抜き出してメモにする

3回目のメモには、文章を書きません。段落ごとに最初の言葉と、忘れたくない数字だけを残します。メモに文章がないから、目線を上げて話せるのです。下を向いて原稿を読み続けることが、自然となくなります。

朝、会社の休憩スペースの丸テーブルで、30代の女性会社員がコーヒーの紙カップを横に置き、手帳に短い言葉を書き出している近景。手帳の文字は読めない。顔ははっきり写らない。文字は無い

1分スピーチの見本:原稿からメモまで

1回目の原稿(書き手が作った見本)
当部署では今月から朝の打ち合わせを10分短くしたが、目的はお客様の電話にすぐ出るためであり、折り返しの件数は先月の半分になったのである。
2回目(話す言葉に直す)
今月から、朝の打ち合わせを10分短くしました。理由は一つです。お客様の電話に、すぐ出るためです。結果、折り返しの電話は、先月の半分に減りました。
3回目(本番で持つメモ)
打ち合わせ10分短く / 理由は一つ / 電話にすぐ出る / 折り返し半分
昼、会社の駐車場に停めた社用車の運転席で、30代の女性会社員がエンジンを止めたまま、スマホを耳に当てて自分の録音を聞き返している近景。スマホの画面は見えない。顔ははっきり写らない。文字は無い

2回目では、1文に言いたいことを1つだけにして、「〜であり」「〜のである」のような書き言葉を、ふだん話す言い方に直しています。数字は耳に残るように、文の最後に置きました。こうすると、読み上げても棒読みに聞こえにくくなります。

書き換えたら1回だけ録音して数える

メモができたら、メモだけを見て1回話し、スマホで録音します。聞く時は、かかった時間と、言い直した回数の2つだけを数えます。1分の予定が1分半なら、言いたいことが多すぎる合図なので、2回目の原稿に戻って削ります。

スピーチの話し方のコツ:
速さ・間・語尾と、聞き手への視線

朝、オフィスのフロアで行われている朝礼で、30代の男性会社員が7人ほどの同僚の前に立ち、小さなメモを片手に持って顔を上げて話している遠景。同僚の何人かがうなずいている。顔ははっきり写らない。掲示物の文字は見えない

速さは1分300字前後を目安にする

聞き取りやすい速さの目安は、1分間に300字前後です。元NHKキャスターの矢野香さんは、これをNHKのアナウンサーがニュースを読む速さと紹介し、一般的なビジネスパーソンは1分450字ほどで話すと書いています。

※出典:PRESIDENT Online「『早口』と『ゆっくり』、どちらの話し方がいい?」(矢野香・2016年5月)

※出典:日経クロストレンド「プロのアナウンサーに聞く プレゼンで勝てる話し方(1)」(NHKのアナウンサーは1分300字の速さで話すといわれる、との記述・2019年8月)

つまり、ふだんの速さで話すと、聞き手にはかなり速く聞こえます。原稿の字数を数え、録音した時間で割れば、自分の速さが分かります。

午前、ホテルの宴会場の、飾り付けを終えた壇上に、50代の男性会社員が一人で立ち、スタンドマイクの高さを合わせながら小さな声で話す速さを確かめている遠景。並んだ丸テーブルには誰もいない。顔ははっきり写らない。文字は無い

間は段落の変わり目で、語尾は言い切る

間は、メモの「/」の所、つまり段落の変わり目で取ります。ひと呼吸おくと、聞き手は今の話を受け止めてから次を聞けます。語尾は「〜です」「〜ました」まで、声を落とさずに言い切ると、自信がなさそうに聞こえません。

退屈そうな顔が見えたら、うなずく人を見て話す

話している途中で退屈そうな人が目に入ると、自分の話がつまらないのではと不安になります。けれども、その人は眠いだけかもしれませんし、ほかの用事を考えているのかもしれません。表情だけで、話の良しあしは決まりません。

朝、工場の作業場の一角で、作業服を着た50代の現場リーダーが10人ほどの作業員の前に立って朝の連絡を話し、前列の何人かがうなずいている遠景。顔ははっきり写らない。掲示物や機械の文字は見えない

話し始める前に、うなずいてくれそうな人を2〜3人見つけておき、その人たちを順に見ながら話します。反応のある人を見ていると、声も表情も落ち着いてきます。退屈そうな人に向けて話し方を変える必要はありません。

元NHK
アナウンサー
ヨシ

「どう見られるか」への意識を「何を届けるか」へ転換。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(指導の3つの柱「心」)

吉松欣史が指導の柱の一つに挙げているのが、この意識の向け方です。どう見られているかを気にするほど、聞き手の表情の一つ一つが気になります。1回目の原稿で決めた「残したい1文」を届けることに意識を戻してください。

身ぶりは1つの話に1つだけ

身ぶりは多ければよいわけではありません。手をずっと動かしていると、聞き手は手の動きに気を取られます。数を言う時に指を立てる、大事な1文で手を前に出すなど、1つの話に1つだけ決めておくと、自然に見えます。

スピーチ原稿の書き方と構成:
冒頭・本文・結びの3つに分ける

昼、図書館の静かな閲覧席で、50代の女性がノートパソコンの横に原稿用紙を置き、ペンを手に構成を考えている近景。パソコンの画面と紙の文字は読めない。顔ははっきり写らない。文字は無い

最初に「聞き終わった人に残したい1文」を決める

スピーチ原稿を書く時は、最初の1行から書き始めるのではなく、聞き終わった人に覚えていてほしい1文を先に決めます。この1文が決まらないまま書き始めると、話があちこちに広がり、まとまらないスピーチになります。

冒頭・本文・結びの配分

構成は、冒頭で何の話かを伝え、本文で理由や具体例を話し、結びで残したい1文をもう一度言う3つに分けます。結論から話すPREP法も使えます。使い方は論理的な話し方のトレーニングで紹介しています。

昼、会社の社員食堂のテーブルで、食事を終えた40代の男性会社員が向かいに座る30代の男性の同僚に、手ぶりをつけながら試しにスピーチの締めの一言を言ってみせ、同僚が笑顔で聞いている遠景。顔ははっきり写らない。文字は無い

始め方と締めの一言

「なるべく重くならず、5分で話せる内容にまとめたいです」「シメを何といったら良いか…」(2024年6月)
※出典:Yahoo!知恵袋「職場での朝礼スピーチうまくまとめたいです。」

始め方は「今日は、〇〇についてお話しします」と、何の話かを一言で伝えるのが一番やさしい形です。締めは、残したい1文をもう一度言い、「以上です。ありがとうございました」で終えれば、聞き手にも終わったことが伝わります。

書き言葉を話し言葉に直す

原稿の書き方 直し方 直した例
長い1文 1文に言いたいことを1つ 〜であり → 〜です。
漢字の多い言葉 耳で分かる言葉に 削減する → 減らす
「〜である」 「〜です」「〜ます」 重要である → 大事です
数字だけ 比べる物を添える 半分に → 先月の半分に

直し終わったら、声に出して読んでみてください。息が続かない文や、自分でもつかえる言葉は、聞き手にも届きにくい所です。声に出して引っかかった所だけを直すと、書き換えの手間も少なくて済みます。

1分・3分スピーチと即興スピーチ:
長さ別の文字数

スピーチの長さが決まっている時は、1分300字前後の目安から逆算して原稿の字数を決めます。書いた原稿を字数で数えておけば、本番で時間が足りない、余るといった心配が減ります。

話す長さと原稿の字数の目安(1分300字前後で計算)

30秒

約150字

1分

約300字

3分

約900字

※1分300字前後は、NHKのアナウンサーがニュースを読む速さとして紹介されている目安(PRESIDENT Online・日経クロストレンド)から計算

朝、駅のホームのベンチで、出勤前の40代の女性会社員がスマホのストップウォッチを手に、小さな声でスピーチの時間を測っている近景。スマホの画面は見えない。顔ははっきり写らない。文字は無い

1分間スピーチのコツ:話す中身は1つ

1分間スピーチは、約300字です。この長さで話せる中身は1つだけと考えてください。出来事を1つ選び、そこから感じたことを1文で言えば、それで1分になります。あれもこれもと詰め込むほど、早口になり伝わりません。

夕方、地域の集会所の和室で、40代の男性が座った10人ほどの住民の前に立ち、腕時計にちらりと目をやりながら短い挨拶をしている遠景。顔ははっきり写らない。掲示物の文字は見えない

3分間スピーチの話し方:中身は3つまで

3分間スピーチは約900字で、中身を3つまで入れられます。冒頭で「3つお話しします」と数を先に言い、話の変わり目で「次に」「最後に」と区切ると、聞き手は今どこを聞いているかが分かり、退屈しにくくなります。

急に振られた即興スピーチは結論と例を1つずつ

急に一言を頼まれた時は、結論と例を1つずつ話せば30秒になります。「〇〇が大事だと思います。先日、〇〇がありました」の2文です。朝礼の話題は朝礼スピーチのネタ30選、結婚式なら友人代表スピーチの例文が参考になります。

スピーチの練習方法:
本番3日前・前日・当日の朝にすること

平日の夕方、自宅マンションの和室で、仕事から帰った30代の女性会社員が座卓に立てたスマホに向かって正座し、小さなメモを手にスピーチを録音している近景。障子越しのやわらかい光。顔ははっきり写らない。スマホの画面とメモの文字は見えない

スピーチの練習は、回数を増やすより、日ごとにやることを分けたほうが身につきます。本番の3日前から始める時は、次の順番で1回10分ほど練習します。

  1. 3日前:2回目の原稿を声に出して通し、時間を測る
  2. 前日:3回目のメモだけで話し、録音を聞く
  3. 当日の朝:冒頭と結びの1文だけを声に出す

3日前に時間を測るのは、長すぎる原稿をこの段階で削るためです。前日はメモだけで話すので、言葉が少し変わっても構いません。原稿どおりに言えたかではなく、伝えたい1文が言えたかで確かめてください。

夜、自宅の洗面所の鏡の前で、部屋着の30代の男性が小さなメモを片手に持ち、鏡に映る自分の表情を見ながら話す練習をしている近景。顔ははっきり写らない。文字は無い

録音を聞く時は1回に1つだけ直す

録音を聞くと、直したい所がいくつも見つかります。けれども一度に全部を直そうとすると、次の練習で何を意識すればよいのか分からなくなります。速さ、語尾、間のうち、今回は1つだけと決めて直してください。

夜、自宅のリビングのソファで、50代の夫婦が向かい合って座り、夫が小さなメモを手に話す練習をして、妻がうなずきながら聞いている遠景。顔ははっきり写らない。文字は無い

人に聞いてもらう練習と発声練習

できれば、家族や同僚に1回だけ聞いてもらいます。感想は「何の話だったか」を一言で言ってもらうだけで十分です。その一言が、1回目に決めた残したい1文と同じなら、そのスピーチは伝わっています。

声そのものを整えたい人は、自宅ボイトレと発声練習のやり方の1日10分のメニューが合っています。人前で話すこと自体に慣れる練習やトレーニングは、人前で緊張しない方法で紹介しています。

スピーチ原稿の覚え方:
丸暗記しないで覚えるコツ

朝、自宅マンションの玄関で、出かける前の40代の男性会社員が靴をはき終え、手のひらサイズのメモを見返している近景。メモの文字は読めない。顔ははっきり写らない。文字は無い

一字一句の丸暗記は、1つ忘れると全部が止まる

原稿を一字一句覚えようとすると、1つの言葉を忘れた瞬間に、その先が出てこなくなります。監修の吉松欣史も、NHKに入って間もない頃、生中継のコメントを丸暗記して本番に臨み、始まった瞬間に全部が飛んだと振り返っています。

元NHK
アナウンサー
ヨシ

ルーキー時代、祇園祭の生中継を任されたとき。コメントを一字一句、丸暗記して本番に臨んだのに、始まった瞬間、全部、飛びました。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(私自身のあがり症体験)

段落の最初の言葉だけを覚える

覚えるのは、3回目のメモに書いた段落の最初の言葉と、その順番だけです。最初の言葉が出れば、その段落で何を話すかは自然に思い出せます。言い回しが練習と少し変わっても、聞き手は気づきません。

メモを見ながら話してもよい

メモを手に持って話すのは失礼ではありません。朝礼や会社の発表なら、手のひらに収まるメモを持つのは自然なことです。下を向いて読み続けず、段落の変わり目でちらりと見るだけにすれば、聞き手の顔を見て話せます。

午後、ホテルの結婚披露宴の会場で、ドレス姿の30代の女性がスタンドマイクの前に立ち、手元の小さなメモにいったん目を落としている遠景。顔ははっきり写らない。文字は無い

真っ白になったらメモの次の言葉に戻る

話している途中で頭が真っ白になったら、メモに目を落とし、次の段落の最初の言葉から言い直します。「失礼しました」と一言はさんでも構いません。戻る場所が決まっていれば、止まっても話は続けられます。

演説のコツ:
大勢の前や屋外で話す時に変えること

晴れた日の午前、地域のお祭りの野外ステージで、50代の男性がスタンドマイクの前に立ち、集まった数十人の住民に向かって顔を上げて挨拶している遠景。顔ははっきり写らない。看板や幕の文字は見えない

一番遠くの人に届く声と速さにする

大勢の前や屋外で話す演説では、室内のスピーチより声が届きにくくなります。一番遠くにいる人を見て、その人に話しかけるつもりで声を出すと、声の大きさが自然に決まります。速さも、室内の時より少し落とします。

マイクがある時も、声を張り上げる必要はありません。口元とマイクの距離を一定に保ち、語尾まではっきり言うことのほうが大切です。声を大きくする練習は、声を大きくする方法で紹介しています。

休日の昼、にぎやかな商店街のイベントの一角で、40代の女性がハンドマイクを持ち、足を止めた買い物客に向かって笑顔で話している遠景。顔ははっきり写らない。看板やのぼりの文字は見えない

1文を短くし、大事な1文はくり返す

屋外では、周りの音で言葉の一部が聞こえないことがあります。1文を短くし、一番伝えたい1文は冒頭と結びで2回言います。くり返すことで、途中から聞き始めた人にも、何の話だったかが伝わります。

選挙の演説のように、聞き手に投票などの行動を求める話は、組み立て方がさらに変わります。詳しくは人を動かす選挙スピーチの作り方で紹介しています。

スピーチでやってはいけないこと・よくある誤解

夕方、オフィスの窓ぎわのデスクで、30代の女性会社員が同じ部署の40代の女性の先輩にメモを見せて相談し、先輩がメモを指さしながら穏やかに助言している近景。メモの文字は読めない。顔ははっきり写らない。文字は無い

避けたいこと:言い訳と時間の延長

「急に頼まれたので準備ができていませんが」と言い訳から入ると、聞き手は話を聞く前から期待を下げてしまいます。また、決められた時間を延ばすのも避けます。長くなるほど、残したい1文が埋もれてしまいます。

誤解①:上手い人は原稿なしで話している

スピーチが上手な人は、何も見ずに思いつきで話しているように見えます。けれども多くの場合、話す順番と伝えたい1文を前もって決め、何度も声に出しています。原稿がないように見えるのは、準備の結果です。

午後、企業の研修室で、50代の男性講師が椅子に座った5人ほどの社会人の受講者の前に立ち、手本として身ぶりを交えて話している遠景。顔ははっきり写らない。ホワイトボードやスライドの文字は見えない

誤解②:たくさん練習すれば緊張は消える

練習を重ねても、本番の緊張がなくなるとは限りません。練習で得られるのは、緊張していても戻れる場所です。メモの言葉と残したい1文が決まっていれば、緊張したままでも最後まで話せます。

誤解③:話が上手い人は生まれつき

話し方には向き不向きがあると思われがちです。けれども、原稿を話す言葉に直すこと、速さや間を録音で確かめることは、誰でも練習で身につけられます。吉松欣史も、新人の頃は人前で頭が真っ白になっていました。

※出典:吉松欣史 講師プロフィール(私自身のあがり症体験)

朝、木々の多い公園の遊歩道で、出勤途中の40代の男性会社員がかばんを持ったまま立ち止まり、目を閉じてゆっくり息を吐きながら気持ちを整えている近景。木もれ日。顔ははっきり写らない。文字は無い

ここまでの準備をしても、スピーチの場面で声が震える、頭が真っ白になるという人は、話し方より緊張との付き合い方が問題なのかもしれません。緊張の扱い方は人前で緊張しない方法とプレゼンの緊張を克服する考え方で紹介しています。

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スピーチのコツと練習でよくある質問

Qスピーチが上手くなるには、何回練習すればいい?
回数より、日ごとにやることを分けるほうが大切です。本番3日前に時間を測り、前日にメモだけで話して録音を聞き、当日の朝に冒頭と結びの1文を声に出す。この3回でも、準備のないスピーチとは大きく変わります。
Q原稿を見ながら話してもいいですか?
朝礼や会社の発表なら、手のひらに収まるメモを持つのは自然なことです。原稿を下を向いて読み続けるのではなく、段落の最初の言葉だけを書いたメモを、変わり目でちらりと見る形にすると、聞き手の顔を見て話せます。
Qスピーチとプレゼンの話し方は違いますか?
伝えたい1文を決める、速さと間に気をつけるといった基本は同じです。スライドや資料を見せながら話すプレゼンの出だしや構成は、プレゼンの話し方のコツで詳しく紹介しています。
Q朝礼のスピーチは何を話せばいい?
最近の出来事を1つ選び、そこから仕事で大事にしたいことを1文で言えば、1分のスピーチになります。日付ごとの話題と例文は朝礼スピーチのネタ30選にまとめています。
Q結婚式のスピーチにも使えますか?
原稿を話すメモに書き換える方法は、結婚式でも使えます。お祝いの言葉や構成の決まりは、友人代表スピーチの例文で場面に合わせて紹介しています。
Q声が小さいと言われます
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