人前でのあがりや緊張を味方にする電子ガイドブックを期間限定で無料配布中。「人前で話すのが苦手…」「大勢の前だと上手く話せない…」そんな悩みの解決をする、 【あがりや緊張を最強の味方にする方法】を公開中です!そのほか、あがり症のタイプが分かる30問の診断チェックリストも付いてますので、自分があがり症かどうかも客観的に分析することもできますよ。
こんにちは!テレビ局で6年間キャスターとして働いていた松岡です。
人前になると緊張して震えたり真っ白になってコトバが出なくなったり…辛いですよね。
主にキャスターの仕事というのは、カメラの前でニュースなどを伝えることですが、そのカメラの向こう側には多くの視聴者の方がみていると思うと、とても緊張するものでした。
また、スタジオを飛び出して生中継の仕事をしたり、イベントで司会をしたりと、実際に人前に出て喋るという場面も多くありました。
常にこれらの仕事には「緊張」がつきものでしたが、徐々にその緊張の度合いが減り、その内、適度な緊張が心地よくなってきたのです。
そのような段階に至るまでには、当日までにする準備や、人前で話すときに意識するポイントなどが必要です。
ビジネスシーンやプライベートにおいて人前で話すことが苦手なあなたに、キャスター経験から得た役立つ情報をお伝えします。
学ぶことでスティーブジョブズのように堂々と人前でスピーチができるようになりますよ。
「人前に出て話をすると緊張する…震えてしまう…」
そんな悩みをすぐに解決したい方は話し方教室で学ぶのがおすすめです。
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人前で自信をもって話せるようになります。
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目次を開く
1.人前で話すのが苦手…緊張してしまう
私たちは、子どもの頃から様々な場面において人前で話す機会が与えられます。
自己紹介、発表会、面接やプレゼンなど、その都度憂鬱に感じている人は多いのではないでしょうか。
元々、自分の意見を強く主張しない傾向にある日本人にとって、大勢の前で話すことはとても勇気のいる行為です。
子どもの頃や学生の頃はごまかしながらやり過ごしていても、社会人になってからは特に、人前で意見をはっきりと伝えなければいけないシーンが増えてくるでしょう。
苦手だから、緊張するからという理由で人前で話すことを避けていては、頼りない人物、仕事のできない人物という印象を与え、今後の会社や組織での立場が危ういものになってしまう恐れがあります。
2.緊張するのはなぜ?その原因を探る
なぜ、人前で話すことを苦手に感じてしまうのでしょうか?
自分が緊張してしまう原因を何かをはっきりさせ、その原因を解決するような対応策をとれば自ずと人前で話せるようになります。
2-1.人の視線に慣れていない
人前で話すとき、とにかくみんなと目を合わせられない…。
そんなあなたは、単純に人の視線に慣れていないだけかもしれません。
人は、慣れていないことや特別なことをおこなうときに、極度の緊張を感じてしまう傾向にあります。
普段は一対一や少人数でのやり取りしかしていないのに、いつもより多くの人の前で話さなければならなくなってしまうと、慣れていない視線に戸惑ってしまうものです。
克服するには、とにかく場数を踏むしかありません。
多くの人からみられるということに早く慣れるようにしましょう!
2-2.失敗したくない気持ちが強い
多くの人の前で失敗をすると、どんな人でも恥ずかしい気持ちになるでしょう。
みられている人数が多ければ多いほど、その失敗したくないという気持ちも強くなるかもしれません。
しかし、必要以上に失敗したくないと意識してしまうと、余計に力が入って自分を追い込むことになってしまいます。
失敗した姿をみせたくない、完璧な自分をみせたいという気持ちが強いあなたは、多少失敗したってどうってことないという余裕を持ってください。
その余裕を持つためにどうしたらよいのか。過去のあなたの失敗を振り返ってみてください。
これまでの人生で経験した大きな失敗を振り返り、そのときどんな気持ちだったのか、その失敗があなたの人生にどれだけの影響を与えたのか、その失敗がどう生かされたのかを考えてみましょう。
きっと多くの人がその失敗を乗り越えて、今現在に至っているはずです。
そのときは大きな失敗だと思っていても、振り返ってみると大したことではなかったり、その失敗があってこその成長であったりします。
過去の失敗体験を思い出し、失敗しても大丈夫だという余裕を持ちましょう。失敗をどう生かすかが重要です。
2-3.自信がもてていない
自信がない人ほど、人前に立ち話すことを苦手とするものではないでしょうか。
まずは、自分は何に対して自信がないのかを把握し、その元を解決していきましょう。
見た目に自信がなくて人前に立ちたくないのなら、その見た目をより自信のもてるものに改善しましょう。
話している内容が正しいのか自信がないのなら、自信をもって正しいと言える裏付けをもって話しましょう。
思わぬアクシデントに対応できるか自信がないのなら、どんなアクシデントにも対応できるよう、自分なりに想定をあらかじめしておきましょう。
例えば、見た目についてですが、スーツがくしゃくしゃになっていたり、髪に寝ぐせがついていたりするだけで、モチベーションが落ちて自信がなくなりませんか?
人は見た目に大きく影響されるものです。
そのため、ピシッとした高級感のあるスーツを着てみるだけで、「自分は出来る人間だ!」という気持ちになっていきます。
これが自信にも繋がっていき、人前で立っても、よれよれの服を着ているときよりも堂々と話すことができるようになるのです。
見た目を変えるなど形から変えると心も変わっていきます。自信がない原因をひとつずつ改善していきましょう。
3.人前で緊張しない・震えないために意識したい4つのこと
大勢の人の前でも緊張しないように、これからお伝えする4つのことを意識してください。
このポイントを頭の片隅に入れておくだけで、随分と気が楽になるはずです。
3-1.誰でも緊張するもの
まずお伝えしたいのは、どんな人でも人前は緊張するということです。
何かの発表、プレゼンなどのとき、あなたの隣にいる人もきっと同じように緊張しています。
みんな自分の番が来るのをドキドキしながら待っているものです。
そして、どんなに経験を積んだ人でも、まったく緊張しないということはほとんどありません。
テレビの中のベテラン芸能人、アナウンサーなども、みんな緊張しています。
緊張するということは、目の前の仕事や課題に責任感があるということです。
緊張感は、あなたが誠実に仕事と向き合っている証だと思いましょう。
3-2.間違えても問題ない
2-2の項目でもお伝えしましたが、「失敗したってどうってことない」という気持ちが必要です。
あなたが間違えたと思ったことでも、みている人にとっては大した問題ではなく、むしろその間違いに気づいていないことだってあり得ます。
テレビで重大なニュースを扱うアナウンサーやキャスターでさえ、間違えることは多々あります。
間違えないに越したことはありませんが、大切なのは、間違えた後の対処法です。
どこをどのように間違えたのか、正しくは何なのかを改めて伝えましょう。
3-3.実はそんなに注目されていない
大勢の人前で話していると、全員が自分をみているのではないかという気持ちになりますが、意外とそこまで注目されていないものです。
あなたが逆に、誰かの発表やプレゼンなどを聞く側だと想像してください。
話している相手の顔をじーっと見たり、おかしな発言はしないだろうかと神経を集中させて聴いたりしているでしょうか。
多くの人は、メモをとったり考えごとをしたりと、話している人物から意識が離れている時間もかなりあるものです。
人前で話すとき、自分はそこまで注目されているわけではないと思って臨むと余計な力が入らずにすむでしょう。
3-4.「自分はできる」と思い込む
人前で話すことが苦手でどんなに緊張しているとしても、「自分はできる、大丈夫」と思い込むようにしてみましょう。
このときに大切なのは、「失敗しない」とか「緊張しない」というように否定形で思い込まないこと。
この時点ですでに、マイナスのイメージが刷り込まれてしまっています。
「できる」とか「楽しく話せる」というように、肯定形で思い込むようにしましょう。
このイメージを習慣にすることで、人前に立つことへのハードルが低くなっていきます。
4.伝授!元テレビキャスターが実践していた緊張を克服する練習方法
ここからは、実際に私が実践していた、人前で話すときの練習方法をお伝えします。
私は主にこの練習方法を、原稿を持てずカンペもほぼでない生中継での仕事のときにおこなっていました。
きっと、会社のプレゼンや組織・集団での発表などに役立つはずです。
4-1.話し言葉で原稿をつくる
大勢の人の前で話す内容を事前にまとめるとき、書き言葉ではなく、実際に話す「話し言葉」で原稿をつくってください。
その原稿のまま話して、違和感がないようにまとめます。
例えば、話が次の展開にいくとき、「次に、〇〇についてです」だけではなく、「さて、続いては資料の〇ページにうつります。〇〇についてです」など細かく書いてください。
人は話すときに、「では」とか「さて」とか「さあ」などの言葉を文頭につけることがありますが、それらも忘れずにここでは書きます。
毎回それらの言葉がついていてはくどいので、ここぞという場面で使うようにします。
どこで使えば効果的かを考えながら原稿を書くのです。
この作業をしないまま人前で話すと、「えー」とか「次に…」など同じ言葉を繰り返す聞きづらい発表になってしまいます。
話し言葉で原稿を書くことで、自分の頭を整理しながら、魅力的な伝え方になる原稿をつくっていきます。
4-2.原稿を大きな声で何度も読み上げる
次の段階では、先ほど作成した原稿を何度も読み上げます。そのとき、いつもの声より大きめな声で、できれば発表の場を意識した声のボリュームで読み上げます。
何度も読み上げることで、原稿の流れを頭に入れます。
緊張すると、人は大きな声が出せなくなるものです。練習で出していない声は本番ではほぼ出せないと思っておきましょう。
練習で大きな声で原稿を読み、流れを把握しながら口を慣らしていきます。
4-3.絶対に伝えたい項目を箇条書きにする
原稿を何度も読み、流れは把握できたところで、今度は必ず伝えたい項目のみを別の紙に箇条書きにします。
ノートに書くのでも良いのですが、できるだけ目につきやすい環境にしたいので、大き目なスケッチブックに太目のペンで書いて部屋に置いたり、付箋に書いてデスクや壁に貼ったりする方法をおすすめします。
この箇条書きの項目をとにかく目に入るようにするのです。
原稿を暗記するのではなく、箇条書きの項目を頭に入れるようにしましょう。
4-4.箇条書きにした項目を元に話す
絶対に伝えたい項目を把握し自分のものにしたら、その項目にそって最初に書いた「話し言葉の原稿」を思い出しながら話します。
原稿をそのまま暗記してしまうと、どこかの箇所を忘れてしまったときにその続きが出てこなくなり、頭が真っ白になる恐れがあります。
それを防ぐためにも、必要最低限の項目のみを暗記し、それを土台に自分の言葉で解説していきます。
しっかりと最初に原稿を読み上げる作業をしていれば、ここで自然と言葉が出てくるようになります。
4-5.自分が話している姿を客観的にみる
ここまできたら、より自信をもって人前にたつために、自分がどのような姿で発表しているかを客観的にみるようにしましょう。
鏡の前で練習するのも良いですし、ビデオをまわして話している姿を録画するのも良いでしょう。
意外な自分のクセがみつかったり、単調な喋りに驚いたりと様々な発見があるはずです。
話の内容に集中してもらうためにクセをなくしたり、声の強弱、喋りの緩急、間の活用などでメリハリをつけさせたりして、より魅力的な伝え方になるようにしましょう。
自分の弱点を克服して臨めば、自信がついて緊張の度合いが減るはずです。
4-6.自分が苦手な人にみてもらう
最終的には、発表練習を人にみてもらうのが一番です。その中でも、あなたが苦手とする人にみてもらうことをおすすめします。
恐い上司や、細かいところに気づく先輩など誰でも構いませんが、より苦手だと感じる人にみてもらい、その人からOKをもらえれば、それは大きな自信に変わります。
あの人の前で話せたのだから、本番も大丈夫!という気持ちになれるのです。
一人の苦手な人にみてもらうことは、大勢の前に立つぐらい勇気がいること。このプレッシャーに勝てば、きっと本番もうまくいくはずです。
5.【最速】いざ本番!当日できる緊張を和らげる方法
本番までにしっかりと練習を積んできても、どうしても当日は緊張するものです。
そんなとき、当日にできる心を落ち着かせる方法をお伝えします。
私も先輩から教えられ、在局中は実践していたことです。
5-1.深呼吸は息を吐くことから始める
緊張している身体・心を少しでもリラックスさせるときに、深呼吸をする人は多いと思います。
しかし、深呼吸をするとき、最初に空気を吸い込んでいませんか?
おすすめするのは、最初にしっかり息を吐き切ってから空気を吸い込む方法です。
2つの方法を実際に比べてもらうとわかりますが、肺を空っぽにするイメージで吐ききってからの方が圧倒的に吸い込む空気の量が多くなります。
この吸い込む時間が長く、量がたっぷりあればあるほど、人は落ち着く傾向にあります。
緊張しているときほど、落ち着いて最初に息を吐くようにしてください。
5-2.話始める前に全体をみる
緊張しているときに全体をみるというのは意外に感じるかもしれません。
ですが、全体の実態を把握できていない物に対して話を進めていくことは、緊張を増幅させることにつながります。
深呼吸をして心を落ち着かせた状態で全体をみれば、「こんな年齢層なのか」とか「あの辺りは優しそうな表情の人が多いな」とか様々な情報が見えてきます。
実態を把握した上で、あなたがみつけた話しやすそうな雰囲気の人を意識して話すようにしましょう。
全くわからない集団に向かって話すよりも、対象をはっきりさせて話す方がはるかに伝わる話し方になるはずです。
5-3.自分は緊張しているということを伝える
緊張しているということを隠そうとすればするほど、手足は震え、言葉は詰まってしまうものです。
最初に一言、「緊張しているのでお聞き苦しい点もあるかもしれません」と断りを入れてしまうのも一つの方法です。
聞いている人たちも、そのようなことを言われれば温かく迎えてくれることでしょう。
ただ、毎回毎回緊張していることを伝えていると、「いつになったら慣れてくるのだ?」と思われる恐れもあります。
新入社員のときや、新たな環境になったとき、初めて会う人たちの前でなど使うようにしましょう。
5-4.家族・恋人に向かって話すように伝える
いくら正しい内容でも、淡々と機械的に伝えられては聞いている人の心には残りません。
より印象的なものにするために、あなたの大好きな家族や恋人をイメージして伝えるようにしてみてください。
家族が理解するような話し方、テンポ、表情などを意識するのです。
そうすれば、聞いている人はあなたの話し方に温かみを感じ、自分に対して話してくれているという気持ちが強まります。
さらにあなた自身も、気の置けない人をイメージすることで、人前での緊張が和らぐことでしょう。
6.いつか大勢の前で話すことが快感になるかも!?
誰でも、人前で話すことは緊張しますし、できれば避けたいことかもしれません。
私も、最初はカメラの前に立つだけで手足が震え、話す内容がパッと飛んでしまったこともありました。
しかし、場数を踏んでいくことで、頭の中で情報を整理する能力が養われ、内容が飛んだときに対処する力がつき、自分の言葉で伝えることができるようになってきたのです。
最終的には、人前で話すことが楽しくなり、仕事をやり終えたあとの達成感が快感になっていました。
あなたもきっと最初は苦手に感じていたとしても、その内に人前に立つことに慣れていき、いつかその緊張感が程よく思えてくる日がやってくるはずです。
人前で話すことを避けずに、そのような環境に積極的に参加することで多くの経験を積んでいきましょう。
多くの人の前で話すのが得意なことは、あなたの大きなアドバンテージになるはずですよ。
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