TEDから学ぶ最強のプレゼンテーション“6つの極意”!

こんにちは!日本コミュニケーション能力認定受講中の今村です。

 

説明不要かと思いますが、TED(Technology Entertainment Design)は

様々の分野の第一線で活躍している人を呼びプレゼンテーションを主催している非営利団体で、

スティーブジョブズ、ビルクリントン、アルゴア、など数多くの著名人を招いて

2006年からそのプレゼンテーションの様子を無料で全世界に公開しています。

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TEDを見た事がある方は、

「TEDのように人を魅了する面白いプレゼンができたら」
「あんなに堂々と人前で話せたら」
「あんな風にユーモアを入れて話ができれば・・・」

と思ったのではないでしょうか?

私自身もTEDの大ファンで何度も動画を見たりTEDの書籍を読んだり

TEDのプレゼンテーションから少しでも自分の

プレゼンテーションに活かしたいと思い学び続けています。

 

今回はそんな、TEDの大ファンの私のバイブル「TED驚異のプレゼン」を

私なりに分かりやすくまとめてみました。

この6つの極意を学ぶ事により、周りと全く差別化出来ていない

自信をイマイチ持てないプレゼンが、TEDスピーカーのように人を魅了するプレゼン

に変わります。

 

 

目次

【極意 1】 “情熱”がなければ、プレゼンテーションは響かない!

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プレゼンテーションで一番大切なのは“情熱”だと言われています。

「そんな事分かっているよ・・・」

と聞こえてきそうですがTEDの動画全てのスピーカーが

プレゼンテーションのテーマに“情熱”を持っています。

 

大切な事は、あなたがプレゼンしたいテーマが

自分の情熱が本当にあるテーマなのかを知る事です。

私もサラリーマンをしていた時に商品に自信や情熱もないのにプレゼンをしていました。

しかし、そのプレゼンは「何かを売りたい!」「自分の立場をよくしたい!」という

目的の元で行われているプレゼンです。

 

このような目的の元作られたプレゼンでは人の感情を動かす事が出来ません。

 

逆に目的がもっと他利的であり聞く人の人生を豊かにするものであれば、

あなたも自信も持ってプレゼンをする事が出来、また人の感情をも動かす事ができます。

 

「あなたは何に情熱を持ってますか?」はタブー!

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よく相手が何に情熱を持っているか知りたいときに

「あなたは何に情熱がありますか?」と聞きます。

しかし、これだけでは本当の情熱を知る事ができません。

 

この質問をされて仮にあなたは「知らない土地を旅行する事」と答えたとします。

「知らない土地を旅行する事」はあまりにも範囲が広すぎ抽象的すぎです。

 

多くの人は、情熱を抽象的なままにしているので自分が何に情熱を持っているのかを

分かっていません。なので、さらに1つ掘り下げる事で具体的に自分が何に対して

情熱を持っているのかを知る事ができます。

 

例えば、先ほどの質問にさらに

「知らない土地を旅行する時にどんなところに心がウキウキしたり、興奮状態になりますか?」

と聞かれた時に先ほどよりも具体的に尚且つあなた独自の“情熱”が理解できます。

そして自分が具体的に何に対して情熱を持っているかを知りはじめてテーマが定まります。

 

自分自信の情熱を探す時は「自分が何に情熱があるのか?」

そして具体的にそれは、「どんな場面で心がワクワクするのか?」

を自分自信と対話する必要があります。

【極意 2】  あなたのオリジナルの物語が最高のプレゼンを作る

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プレゼンと聞くと商品の説明を思い浮かべてしまうかもしれませんが、

大切な事はあなたの物語を話す事です。

 

今まで聞いてきたプレゼンの事を少し思い出して欲しいのですが、

失敗談や経験談が入っているプレゼンが頭に入りやすくなった経験ありませんか?

 

 TEDの多くのスピーカーは自身の物語を話しています。

例えば、北海道の植松電機の専務取締役の植松さんの「どーせ無理」をなくすという

プレゼンテーションでも多くが自身の幼かった頃の体験をもとにした物語を話しています。

その他TED史上、

最も長いスタンディングオペレーションをうけた

ブライアン・スティーブンソン(Bryan Stevenson)のプレゼンテーションでは

なんと65%が彼自身の物語だそうです。

多くの方は自分自身のプレゼンなどを見返してみても自分が経験した

物語を65%も話さないかと思います。

 

脳スキャン実験では、物語は人の脳を刺激して人を夢中にさせるという事が

明らかになっています。

 

その結果、自分が話したいプレゼンの内容が物語を通す事で

聞き手により伝わりやすくなり一層吸い込まれるようなプレゼンになります。

 

シンプルだけど威力大!人を動かす物語の3タイプ

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タイプ1 プレゼンの内容と直接関わりのある個人的な物語

TEDの人気のプレゼンは、とことん個人的な物語が多いです。

植松さんやブライアン・スティーブンソン(Bryan Stevenson)の

動画を見ても個人的な物語が多いです。

 

どこかで聞いた事のある物語を話してしまうと聞き手は

「どこかで聞いた事がある話だな?」「またこの話か・・・」

とすぐに飽きてしまうので、個人的な物語を入れるのであれば

とことん個人的な物語を入れて、

聞き手があなたと一緒にいるような空間を作り上げるようにしましょう。

 

タイプ2 聞く人と共感できる教訓を学んだ物語

ありきたりな共感は聞く人の心に刺さりません。

「普段隠しているけど実は、」というような共感は聞く人にも

安心感や親近感を与えます。

 

植松さんの話でもおばあちゃんからの教訓など話に出て来ましたが、

なかなかおばあちゃんからの教訓などは人には話せませんが、

あえて話さない事を話す事で「共感」という大きな力が働きます。

 

タイプ3 商品やブランドの失敗や成功の物語

自分の物語があまりない場合は、商品やブランドの失敗談や成功談の話を

例に出して話しましょう。

 

この時も注意したいのが、聞きなれた言葉を出さない事です。

例えば「山あり谷ありの道のり」などの使い古された言葉は、

聞く人に何の新しさも感じず聞く人はそっぽを向いてしまいます。

 

なるべく比喩や具体的な例を使い聞く人の感情を動かすような物語を話ましょう。

 

【極意 3】量に勝るものはない! 

maxresdefault(引用 https://www.youtube.com/watch?v=7bD_e0U8cLA)

 

「スティーブジョブズのように人の心を動かすようなプレゼンをしたい!

けど、自分にはあんな才能なんてあるはずもない・・・」

と諦めてしまいますが、

実はスティーブジョブズも最初はプレゼン下手でした。

 

1980年代のスティーブジョブズのプレゼン動画です。 

近年のプレゼンと違いかなりぎこちなさも残ります。

そして、スティーブジョブズ本人も

「吐きそうだからトイレの場所を教えてくれ」と話すくらい緊張していたようです。

スティーブジョブズは、プレゼンの何週間も前から何時間も

プレゼンの練習をする事で有名だったそうです。

 

TEDのスピーカーの事を調べても、

2013年のTEDで喝采を浴びたミュージシャンのアマンダ・パーマでも

4ヶ月前から18分のプレゼンのために膨大な練習量を注ぎ込んだようです。

 

スポーツやその他のスキルで一流になるためには1万時間の練習が必要という

有名な説がありますが、プレゼンテーションも例外ではなくどんなプレゼンテーション

の天才も膨大な練習量をこなして今があります。

 

プレゼンが上達させたければ、人前で練習し、録画し、そして見直す

友人や同僚などの前でプレゼンを行い率直な感想をもらって下さい。

フィードバックをもらう事によりプレゼンテーションの内容も向上し

自分自信のプレゼンテーションの姿を最初は恥ずかしいですが録画し、

そしてそれを見直してください。

 

自分でも驚くほど多くの発見があるはずです。

声が小さかったり、あの〜というつなぎ言葉を使っていたり、

目をこする変な癖があったり、その他に話すスピードや内容、

話し方の強弱など多くの発見があり、

これらの発見がプレゼンテーション能力を高くする最高のツールになります。

 

【極意 4】“知らない事”や“意外性”にみんな興味がある

TEDのプレゼンがなぜ人を惹きつけるのか?

それはみんなが知らない事を話すからです。

例えば、海底探偵家のロバート・バラートの話

・地球最大の山脈は海底にある
・生命が存在しないと思われている海底で豊かな生命であふれている事が明らかになった
・アメリカの50%は海の底にある

など、今までに聞いた事のない話に人の脳は反応します。

逆に「優れたリーダーは聞き上手」「雑談力が大切」など書店で目にして

聴き慣れてしまって言葉では人の心を動かす事はできません。

 

例えば、

TEDの中でも人気のメアリーローチのSEXに関する話題

「オーガズムについてあなたが知らない10の真実」

再生回数も300万回以上行っている人気の動画です。

これはテーマ自体が「SEX」や「オーガズム」という意外性で人々を魅了しています。

人々はみんな自分の知っている情報より知らない情報の方がずっと興味があります。

プレゼンテーションの中で重要なのは「意外感」や「真新しさ」を出していく事です。

 

【極意 5】 プレゼンの勝負は18分間!

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プレゼンテーションの長さは18分が理想と言われています。

聞く時間が長くなれば長くなるほど、人の認知的負担量は増えてしまいます。

学生の時の授業を思い出して欲しいのですが

最初の20分くらいは先生の話も頭に入ってきたのに、

後半になると全く頭に入ってこなくなった経験ありませんか?

 

これは、認知的負担量が増えた結果起こる事です

普段45分のプレゼンをする人がその話を18分でまとめるように言われると

何を話すべきなのか真剣に考えプレゼンで話すメッセージが明確になります。

 

例えば、ツイッターを使用する場合も同じで、

文字制限があると何を書くと相手にメッセージが伝わるのか考えて打ちます。

 

それと同じように18分という時間を決める事でプレゼンのメッセージ性が研ぎ澄まされ、

聞き手にとっても程よい長さになるわけです。

shutterstock_330020690(引用 shutterstock.com)

アインシュタインも

「何かをシンプルに説明できないのは、その物事をよく分かっていないという事」

というように複雑なテーマに対してもシンプルで

分かりやすく説明できる人に対して人は、

その道のプロと賞賛されます。

また大量の情報を捨てるという事は、残るもののインパクトが大きくなります。

【極意 6】五感をフルに刺激して記憶に残るプレゼンにする

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五感の中でも特に視覚が大切だという事はよく知られています。

 

聴覚だけの情報の場合3日後にはその情報を記憶しているのは全体の約10%です。

しかし、その情報に視覚を混ぜただけで割合は65%に跳ね上がっています。

画像を追加するだけで、言葉だけで伝えた時より6倍も記憶しやすくなっています。

ただ、注意して欲しいのが文字ばかりのスライドです。

 

TEDで人気のスピーカーは箇条書きはほとんど出てきません。

それは文章の箇条書きを文字で伝える事が一番記憶に残りにくいからです。

 

全てのプレゼンの資料から箇条書きをなくすのは難しいかもしれませんが、

こうした努力をする事により記憶に残るプレゼンになります。

TEDのプレゼンテーションの中で視覚を刺激し記憶に残した一例

TEDのプレゼンテーターの中で印象的なのが、クリスジョーダンのプレゼンテーションです。

「アメリカで毎月、31,000人の女性が豊胸手術をしています。

しかもその大半が21歳未満です。」こう言われてもあまり頭に入ってきません。

数値などがあまりイメージ化できないから、リアリティーが湧きません。

それをクリスジョーダンはこのように視覚的にプレゼンしました。

(動画の6分あたりを参照)

(1枚目の写真)7e19c519(引用http://www.chrisjordan.com/gallery/rtn/#silent-spring)

このように観衆に50体のバービー人形が足を並べている写真を見せました。

(2枚目の写真)b2ac32e7(引用http://www.chrisjordan.com/gallery/rtn/#silent-spring)

1枚目の写真を少し後ろに引いて撮った写真です。使われているものがバービー人形だと分からなければ美しい花の模様か何かにしか見せません。

(3枚目の写真)236f5522(引用http://www.chrisjordan.com/gallery/rtn/#silent-spring)

そしれ3枚目の写真がさらに後ろに引いて撮影したものです。

これは32,000体(アメリカで行われる1ヶ月の豊胸手術の数)のバービー人形で女性の胸を表したものです。

かなりインパクトありますよね。

 

口頭で「アメリカで毎月、31,000人の女性が豊胸手術をしています。しかもその大半が21歳未満です。」

と言われても、おそらく次の日には忘れているような事ですが、

難しい事をあえて工夫して視覚化する事により記憶に残るプレゼンになります。

これは極端な例ですが、自分なりに難しい事は図解にしたりする事により聞き手にも記憶に残るプレゼンになります。

 

プレゼンの極意を学んだところで、声が小さくて悩んでいる方にオススメの記事をご紹介します。
マイク等を使用できない環境でのプレゼンでは、せっかく用意した内容が素晴らしくても、それが聞こえなくては意味がありません。

声が小さいことで悩んでいる方はこちらの記事をチェックし、素晴らしいプレゼンを行えるようにしてくださいね!

ボイトレだけではダメ!声が小さい悩みを改善する最強メソッド

2017.02.03

 

【まとめ】TEDから学んだプレゼンの6つの極意とは?

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TEDのプレゼンで学んだ6つの極意です。

①まずは自分の情熱のあるテーマを探す事。情熱がないテーマだと人の心は動かしにくい
②プレゼンの中に多くの自分の物語を入れる事により人を魅了できます。小さい時に学んだ話なども取り入れてみてください。
③あのスティーブジョブズでさえ最初はプレゼンが下手でした。何事も回数をこなして慣れる事が大切です。
④人は知らない情報や意外性や真新しい事が大好きです。あなたがするプレゼンに真新しさがあるのか意識してください。
⑤人の認知的負担量を減らすためにいらない情報は捨て濃い内容にまとめる事。
⑥聴覚以外にも視覚や嗅覚など他の五感も刺激する事で記憶に残るプレゼンになる。

TEDのスピーカの様に人を魅了するプレゼンテーションをするのであれば、

これらの事をしっかりと取り入れてみてください。 

〜必見!TEDの中でも特に人気のあるプレゼンテーションベスト10〜

No.1  Tom Thum(トム・サム)「私の口の中のオーケストラ」

ヒューマンビートボックスのトム・サムが11分間ビートボックスを使用してプレゼンテーションを行う。型破りで刺激的なプレゼンテーション。

No.2 Simon Sinek(サイモンシネック)「どのように偉大な指導者が行動を促すか」

経営者などに特におすすめできる動画で、なぜAppleが人の心を動かせるのか?「WHY」の重要性について教えてくれる動画です。とくにゴールデンサークル理論は難しい事をシンプルに視覚化出来ておりビジネスなどあらゆる事に応用できる内容になっています。

No.3 Brené Brown(ブレネー・ブラウン)「純粋な勇気」

人間の関係性や感受性について強く説明したプレゼン動画です。関係性を持つには心のもろい部分やありのままの自分を受け入れる事が大切と教えてくれるプレゼンテーションです。

No.4 Shawn Achor(ショーン・エイカー) 「幸福と成功の意外な関係」

自分の幼少時の妹の話から始まり、ネガティブな思考とポジティブな思考の意外な関係について話しています。このプレゼンでも半分以上が自分の経験や物語を主体に話が進められています。

No.5   Cameron Russell (キャメロン・ラッセルの)「ルックスはすべてじゃない」

10年間モデルをしているキャメロン・ラッセルのルックスは全てじゃないというプレゼンテーション。最初は会場がピリッとした雰囲気ですが、後にありのままの彼女が出るとその雰囲気が変わって行く様子が分かるプレゼンです。

No.6 Ash Beckham(アッシュ・ベッカム)「立ち向かうべきとき、聞き流すべきとき」

プレゼンの冒頭から自分がゲイである事をカミングアウトして会場が独特な重い雰囲気の中始まり、ありのままの自分を伝える事に勇気を持つ事の大切さをプレゼンしています。10分にも満たないプレゼンですが、伝えたい事がはっきりとしているプレゼンです。

No.7 Louie Schwartzberg(ルイ・シュワルツバーグ )「幸福のありか——自然と美と感謝と」

30年間自然界の映像を撮り続けるルイ・シュワルツバーグの圧倒的映像とプレゼンテーションです。

No.8 Larry Smith(ラリー・スミス) 「あなたに夢の仕事ができない理由」

なぜ、あなたが理想のキャリアを手に出来ないのか?なぜ言い訳をしてしまうのか、その理由をラリー・スミスがプレゼンしています。驚いたのが映像や画像を全く使わずトークだけで観客を魅了するそのスキルです。

No.9 Thomas Suarez(トーマス・スウォレズ )「12歳のiPhoneアプリ開発者」

12歳という若さでTEDの舞台に立ったトーマス・スウォレズ。緊張する感じもなく自分のアプリへの情熱を語り時にはユーモアを混ぜて会場を沸かしています。この若さで何も動じる事なくプレゼンする姿に脱帽してしまいます。

No.10  Colin Stokes(コリン・ストークス) 「映画が男の子に教えること」

自分の子供たちと映画を通して今の時代の男の子がどうあるべきかをプレゼンテーションした動画です。視点が面白く現代社会で男性がどうあるべきか?を考えさせられるプレゼンテーションです。

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